2023/1/20 献血
ソラマチに献血に来た。
11時に予約を入れて少し前に着いた。
こうでもしないと朝は起きれない。
けれどいざ行くとなると余裕で起きれてもっと寝れたのになぁとなる。
押上駅に着いて献血ルームに向かい歩く。
エレベーターで8階まで行き、10階へ行ける別のエレベーターに乗り換える。
前にいた女も同じくエレベーターを乗り換えるようで着いていった。
女は後ろに自分がいる事に気づいていたにも関わらずエレベーターに乗り込むとすぐにドアをしめた。
自分は乗り損ないそうになった。
腹立たしく思って閉まりかけたドアに足を挟んだ。ドアは開いた。
周辺視野に映る女は少し気分を害した様な素振りを見せた。
まさかこんな思い遣りのかけらもない奴が献血をしに来るとは思ってもいなかった。
女は献血ルームに入ると受付スタッフの問いかけに対し力の抜けた声で返事をしている。
受付が終わると探す素振りを見せる事もなく『ロッカーはどこ』とスタッフに聞いた。
すぐ真後ろにある。
その後血圧計で血圧を測るのだが、測定中逆の手でスマホを弄っていた。
これがスマホ依存症かと昨日のニュースを思い出すと同時に自分のスマホへの依存度が軽度であると安心した。
その後友人からの電話が鳴り、その後の所業は見逃してしまった。
待合室に戻ると銀髪にメガネに汚らしいadidasを履いた若者が挙動不審な動きをしていたので眺めていた。
徐にポケットからコードの伸びたモバイルバッテリーを取り出すと待合室内のコンセントにプラグを差して充電を始めた。
電気代がかかっているという事実を無視したその行為に言葉を失った。
よく平気でこういう事ができるものだ。
自分と目が合った時に恥ずかしいと思わなかったのか?
自分がまわりを気にしすぎなのか?
少し自信を失った。
15時から仕事がある。
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