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1月23日 文化芸術による子ども育成推進事業 『熊本三獣士/高砂』能楽公演
1月23日は、熊本県菊陽町図書館ホールで、『文化芸術による子ども育成推進事業 『熊本三獣士/高砂』能楽公演がありました。
加藤清正公(土木の神様といわれ、今の熊本の繁栄に繋がります)の功績の新作狂言『熊本三獣士』と、熊本の阿蘇大宮司友成と翁との出会いが反映された『高砂』と披露されました!
『熊本三獣士』
熊本城を主な舞台とし、江戸中期に起こった清正公の土木遺産「鼻ぐり井手」破壊の謎解き物語。
船場の化け狸・花岡山の白狐・清正廟の論語猿など熊本の精霊たちが大活躍。
地元の子どもたちも小狸としてプロの指導で共演できて、観る人が熊本の地名や魅力を再確認できる山川里海さんのオリジナル作品です。(土木広報大賞2021受賞)
加藤清正公
清正公は、熊本地域の経済基盤を強化すると同時に、文化や芸能の発展にも寄与しました。能楽や茶道の普及、伝統工芸の保護にも力を入れ、熊本を文化的に豊かな地域へと導き、現在でも「清正公(せいしょこ)さん」と呼ばれる親しまれています。
実は、この作品は、熊本震災からの復興と未来に引き継ぐ強いまちづくりを応援し、土木技術者としての業績を数多く残した加藤清正公の肥後や尾張での国づくり(インフラ整備)に新たな光を当て、地域の誇りを醸成することを目的とし3か年プロジェクトとして、国づくり狂言プロジェクト実行委員会のもと、発足し作られました。
■清正公の功績と能楽について
「能楽(狂言と能」は、戦国武将たちにも愛された日本の古典芸能です。一方で、戦国武将たちが国づくりにおいて最も力を注いだのは、治水や灌漑といった土木事業でした。
加藤清正公は、1588年に肥後国の北半分の領主として赴任した際、頻繁に洪水を引き起こしていた「暴れ川」白川の治水に取り組みました。熊本城の建設と並行して行われた大規模な河川工事は、清正公を「土木の神様」と称されるまでに至らせ、熊本の国づくりの礎を築き上げました。こうして整備された豊かな水資源は、先人たちの知恵と努力によって守られ続け、現在も私たちの生活を支えています。
「TSMCが来た町」として菊陽町
実は、熊本には阿蘇山があり、火山灰が川に流れ込み、土砂が堆積しやすかったのですが、清正公は「鼻ぐり井手(はなぐりいで)」という用水路を、現在の菊陽町に作らせ、川に土砂が堆積することなくなりました。
熊本は水が綺麗な街として有名で、水道水はミネラルウォーター。
TSMCが誘致されたのも、この水の質が良いこともあり、菊陽町は全国でも注目の町となりました。
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高砂
能楽の演目「高砂」は、熊本の阿蘇神社とに由来する物語。
阿蘇神社で採れた松の種が兵庫県高砂神社に植えられ、これが物語の背景にあります。
「高砂」については、次回のnoteに記載いたします。
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