帰りたくなる場所、ありますか?
こんにちは。いつもありがとうございます。
帰りたくなる場所、ありますか?
故郷。そうですね。
どこか別の「心の故郷」。こちらもまた大切ですよね。
普段の生活で、競争にさらされたり、人間関係の悩みだったり、いろんなことで心が弱くなることがありますよね。本当は泣きたいけど、ぐっとこらえて頑張っていることだって。
そんなときに帰りたいのはどんな場所でしょうか。
空気のにおいを感じられて、大地を踏みしめた感覚が心地よくて、大きく深呼吸できる。そばにいる人たちと信頼して笑いあえる。自分自身でいられる。だからこそ人にも優しくなれる.....そんな場所。
私にも、故郷の他に、いくつかの「心の故郷」があります。
そのひとつに、昨年(2019年)夏、出逢いました。
1.絶望からあらたな出逢いへ
昨年夏、私は突然、それまで長く働いた会社をやめることになりました。ライフシフトに備え始めてはいたものの、まだそのときじゃないと思っていたタイミング、不本意な形で。絶望し、疲れ切っていました。
そのとき、写真撮影プロジェクトに参加しないかと声をかけていただいたのです。飛騨高山を2カ月にわたりチームでたずね、最終的に写真展とトークショーをするというのです。
それまでの大きな基盤を失ったばかりの私には、まさに干天の慈雨、恵みの雨でした。
2.飛騨高山との再会
実は、飛騨高山は私にとって初めての場所ではありませんでした。私の故郷は富山県ですので故郷から近く、子供の頃、家族とともに何度か出掛けた遠い記憶のある場所への再訪だったのです。
撮影を目的にじっくりと見つめているうちに、心地がよく、心が解放されていくのを感じました。撮影プロジェクトは過酷だったのですが(笑)。
3.飛騨高山の自然、街、人
飛騨高山は、世界遺産の白川郷から、古い街並みを人々が暮らしつつ残している高山市まで、雄大な自然に恵まれ、ゆったりした時間がながれ、人々があちらこちらで温かく接してくれる場所でした。
人々の暮らしと切り離したり、人々の暮らしを犠牲にしたような観光地ではなく、自然、街並みづくり、人々の暮らしが調和していました。
4.調和によって心を取り戻せる場所
故郷、あるいは「心の故郷」は、そうした調和によって、心を取り戻せる場所なのかもしれませんね。
いま、新しい時代に向かって、いろんなことが大きく変わろうとしています。それは楽しみでもあるけれど、時々、たくさんの不安や葛藤が心に押し寄せてもきます。
そんなときに帰れる「心の故郷」。
あらたな「心の故郷」に出逢うたび、私は母校のシスターが卒業式で語りかけてくださった言葉を思い出します。
「いつでも帰っていらっしゃい」。
いつも読んでくださってありがとうございます😊そして、飛騨高山の人々、プロジェクトを率いてくださった方々、仲間たちにも改めて感謝を✨
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