ときには立ち止まって考えよう(インドネシア・バリ)
こんにちは。いつもありがとうございます。
この間まで、グローバリズムと競争が加速する忙しい世界に住んでいた私たち。
その癖が抜けないまま、在宅時間の長い新たな日々、かえって「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と休みなしになってしまう私です。
でも、ときには後ろを振り返ったり、立ち止まったりすることも、大切ですよね。次に進むためにこそ。
そんなことを考えさせてくれるところが、インドネシア・バリ島。
バリ島は多くの日本人の心を惹きつける旅先ですね。
なぜでしょう。
そこには、日本の原風景と、極彩色の非日常が同居するから。神々とともにある人々のひたむきな瞳が迎えてくれるから。
それが、心の休息と、次に進む力を与えてくれるから。
日本の原風景
緑の棚田がどこまでも広がり、人々が汗水を流して農作業をしたり、作業の合間にあぜ道で一息ついたりする姿は、懐かしい日本の原風景のよう。
また、自然界のいたるところに在る神々を敬う心にも共感します。
ホテルの敷地やベランダに現れたお猿さんたちも、気高さを感じさせるたたずまい。バリ島では猿は神聖な動物とされるという。
<写真右下のお猿さんはホテルのベランダでマッチをかじってます、笑>
極彩色の非日常
その原風景と、見たことのない神秘の非日常が同居するところが、またたまりません。極彩色の世界、不思議な姿をもつ神々。
自然と前を向けるパワー
私は長い間、グローバル企業で働き、スピード、成果、成長を常に求められてきました。刺激的ではありましたが、心身はいつも緊張していました。
その間、バリ島には数回訪ねています。
原風景に癒され、非日常の神秘からインスピレーションを得ると、自然にまた前に進めるパワーが湧いてきました。
バリ島は「神々がすむ島」と言われます。それは、自然の神々があちらこちらから人々を見守り、人々がその力を身近に感じながら生きているからなのでしょう。
明日から6月です。みなさん、それぞれ形は違っても、お忙しいことでしょう。でも、時々は立ち止まり、深呼吸して、進みたいですね。
<バリ島の美術学校で制作にはげむかわいい生徒さん(撮影許可済)>
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