FEサイファ 11弾 考察 その2
11弾のカード考察 その2です。
■027 愛と友情の翼 ターナ(SR)
主人公が紫なら自ターン中+10と、攻撃時の支援スキルで、オーブが2枚以下のときに絆2リバースでターナを出撃させることが出来ます。
非常にシンプルな効果で分かりやすいです。インパクトに欠けるのであまり強そうに見えないかもしれませんが、支援力30を持ち、ほぼ自力で戦闘力70になり、支援次第でこれが絆2枚消費で出てくると考えると、非常に強力です。3-2cヒーニアスの効果で仕込みつつヒーニアスを強化し、確実に戦闘力70+30を決めつつ、戦闘力70のユニットを盤面に追加出来るのはなかなか侮れません。
■028 フレリアの王女 ターナ(N)
ティト、ファリナに続く3種類目の「ひるがえる白翼」持ちです。
■029 花開く才能 アメリア(SR)
紫でレベルアップスキルを持つカード。レベル3で相手主人公以外はアメリアに必殺が打てなくなり、レベル5では常時戦闘力80となります。また、アメリアの攻撃で撃破時に退避からアメリアを重ねてレベルアップすることが出来ます。
単純に常時80になれるユニットなのでそれだけでも強いですが、相手主人公以外必殺不可は非常に強力です。相手の大量展開からの必殺連打を封じられるので、低コストメインのデッキ相手に強いです。主人公以外で攻撃しても必殺不可、相手の周りを倒せば1cアメリアがめくれて回避札を回収されるかもしれない、と考えると、かなり戦いにくい相手かもしれません。
アーマーとしてはヘクトル以来の4-3cで戦闘力70のカードでもあります。他の4-3cジェネラルと比べるとステータスが強めに見えますが、アメリアはレベルアップしてないと80になれませんし、オズインもユズも独自のスキルを持っていますし、まもりはアーマーを並べれば戦闘力が上がるので、決して完全な上位互換ではないと思います。
他のカードとの組み合わせとしては、カードをたくさん重ねるので3-2cレベッカや9弾の1cミストが入れやすいです。また、クラスチェンジを何度もするので4-3cフレデリクも使いやすそうです。他には鍛錬紋章でアメリアを回収出来るので、主人公のカードを使う5-4cフェリシアも良さそうです。
分かりやすい弱点としては、シャナン主人公でしょうか。主人公からの必殺だけは防げないので、必殺をしながら何度も起き上がるシャナンはかなり辛いと思います。
■030 戦場の花 アメリア(N)
出撃コストが2でありながらクラスチェンジコスト2も付いている珍しいカード。1cアメリアの効果により、2ターン目にほぼ確実に手札に呼び込んでクラスチェンジ出来ます。
更に1cの敵から必殺を受けず、アーマー効果(魔法以外からの防御時+20)も付いているので、非常に堅いです。
■031 初陣の新兵 アメリア(N)
ターン開始時に2c以下のアメリアをデッキからサーチすることが出来ます。つまり、ほぼ確実に2ターン目に2cにクラスチェンジ(2cの効果によりクラスチェンジ扱い)することが出来ます。
そして支援スキルの鍛錬紋章は防御時に防御ユニットが撃破されたらこの1cアメリアを回収することが出来ます。アメリア主人公で他のユニットが撃破されたらアメリアの回避・必殺札を与えることになると考えると、相手としてはかなりやりにくいと思います。ちなみに新米兵士なのでアーマーは付いていません。
■032 策謀の王子 ヒーニアス(R、R+)
手札をデッキトップに置きつつ自身は+20というシンプルながら強力な効果です。そして主人公が紫の場合、相手の主人公以外の敵は回避不可になります。
汎用性の高い効果なのでいろんな組み合わせが考えられます。例えば4-3cラスをトップに置いてヒーニアス以外のユニットで攻撃して回避不可を仕掛けたり、援護紋章を置いて相手後衛を確実に仕留めつつ自身は下がる、など。また、3-2cなので竜脈タクミの効果範囲でもあります。
■033 フレリアの王子 ヒーニアス(N)
出撃コスト2以上を攻撃している場合に+10されます。そして弓でありながら計略の紋章を持っています。紫の計略紋章はこれが初めてとなります。
2c以上攻撃時に+10される効果は5-4cロイの「不滅なる炎」で一気に倒し切るデッキに最適です。はじめのトップ仕込みの効果でこのヒーニアスを仕込んで相手主人公を引っ張り出すことも出来るので壁対策にもなります。
■034 砂漠の虎 ジスト(R)
支援力10の味方が他に2体いれば常に戦闘力+20になり、相手主人公撃破時に絆1リバースでカードを1枚引けます。
支援力10のカードは低く評価されることが多いですが、ジストのおかげで救われるカードも出てきそうです。後衛向きの支援力10のユニットは非常に少ないのでジストの戦闘力維持はなかなか難しいですが、維持さえ出来れば非常に強いです。
支援力10で射程が2あるユニットは、ゼロ、エポニーヌ、アシュラ、アンナのみです。しかし効果で射程を付与するユニットを使えば、絆消費は激しくなりますが盤面を維持しやすいです。
■035 ジスト傭兵団の隊長 ジスト(N)
支援力10の味方1体につき戦闘力が+10されます。単純に、支援力10の主人公の横に出せば60なので序盤に出せれば強力、終盤でも強化さえ出来ればアタッカーになります。バーツやハルヴァンなど2cで戦闘力60を出せるユニットはいましたが、ジストは常に60なので場持ちが良いです。
■036 光の聖王女 ラーチェル(R、R+)
同じエリアに主人公がいれば戦闘力が+10されます。これは8弾の3-2cマリアベルと同じ効果ですが、こちらは紫なのでSRエフラムと並べれば両方とも+10なので、非常に相性が良いです。
魔物を撃破すれば再行動出来ますが、あまり使うことは無いでしょう。が、たくさん出てくる屍兵や他の魔物ユニットを除去する際には役立つので、デッキの流行次第では重要な効果になりそうです。
そしてなんと言っても注目は支援スキルです。攻撃時に絆3リバースで主人公を2枚回収出来ます。これは主人公の必殺札を即座に回収して使ったり、返しのターンを凌ぐ回避札の確保にもなるので、かなり強力です。
他のカードとの組み合わせでは、2弾の5-4cフェリシアの強化用、8弾のSR4-3cシャナンの流星剣用に必殺札を確保といった使い方も考えられます。
■037 正義の美少女 ラーチェル(N)
ライブ要員。そして味方が魔物と戦闘時に+10を付与します。特に制限も無く、自身を含める全ての味方の攻防時に適用されます。
■038 豪傑戦士 ドズラ(HN)
自ターン中70で攻撃が出来る上級アタッカー。実は紫には3cで70が出せる前衛向けユニットはマーカス以外にいないので、このドズラは貴重な存在だったりします。
そしてラーチェルに支援されているときは撃破されない効果。「ラーチェルは最大で2種類8枚しか無いのでそんなに発動しないだろう…」と思いがちですが、意外と出たりするので侮れません。
更に紫のカードらしく、上級職ながら支援スキルも持っています。ラーチェル専用ですが、防御時+60は強力です。
■039 黙する知の湧水 サレフ(HN)
絆2リバースでカードを1枚引けます。そして竜石の味方がいれば常に戦闘力+10されます。
チキ、ルフレ女(ギムレー)、カムイ男、女、ガロン(ハイドラ)主人公のデッキに入れられそうです。
■040 豪商盗賊 レナック(HN)
行動済みにするだけで相手のデッキトップを公開、条件を満たしていればノーコストでカードを1枚引けます。更にラーチェルがいれば絆1リバースで未行動にでき、再び効果が使えます。
一度効果を成功させられたなら2回目も確実に決められるので、最大2枚のカードを引けます。そして相手の次の支援も分かっているので、これは大きなアドバンテージになります。
ジャファルと一緒に使えばトップ確認の機会が増えるので、血染めの暗殺剣がより成功しやすくなります。レナック以外にもトップ公開カードはありますが、シンボルがジャファルと同じなのでデッキに組み込みやすいです。
■041 無垢なる竜人 ミルラ(R、R+)
シリーズおなじみのマムクート枠。絆6枚で戦闘力80となり、起動効果で絆を手札に戻すことが出来ます。
同じシンボル、射程1のファと比べると、デッキトップではなく手札に戻すので用途が違います。また、青のノノと違い、ターンエンド時の強制ではなく任意のタイミングで手札に戻せるので使いやすいです。しかし、竜石、竜に加えて飛行もあるので弱点が多く、飛行特効持ちの上級弓兵から同値以上で攻撃されるので辛いです。とは言え飛行持ちの利点もあり、竜脈ヒノカから出撃させたり、ミシェイルの効果でサーチ出来たりと、デメリットだらけというわけでもありません。
■042 竜人族の少女 ミルラ(N)
1cのマムクートです。絆が3枚以上で戦闘力60になれるので、他の竜人ユニットよりも早く強くなれます。しかし他の竜人と違って飛行が付いてるので1c弓兵の飛行特効で同値となるため、かなり脆いです。紫としては2種類目の竜人紋章なので、早く絆を伸ばしたい紫単色デッキではファとともにたくさん入れたいところです。
■043 天馬騎士団第3部隊長 シレーネ(HN)
絆を1リバースで飛行の味方の数だけ戦闘力が上がります。そして防御時の支援スキルもあり、防御ユニット以外の味方を移動させることが出来ます。
自身も含まれるので単純に1リバースで戦闘力+10出来るとも考えられます。支援スキルは他の前衛の味方を下げて守ったり、壁ユニットを前衛に上げたり、スターターの4-3cつばさ、8弾Rの4-3cヴィオールなど移動することで戦闘力が変動するユニットを移動させたりして、相手の計算を狂わせることも出来ます。
■044 秀麗の緑翼 シレーネ(N)
未行動のときに前衛に移動させることが出来ます。SRの5-4cつばさなど移動が効果の発動条件になってるカードと相性が良いです。
■045 魔に冒されし清心 リオン(R)
魔に冒されたリオン。絆を2枚リバースしてデッキから3c以下の魔物を出撃させる効果、戦場の魔物の種類だけ戦闘力がアップする効果、相手の主人公を撃破したら味方の魔物を強化する効果…と全てが魔物関連の効果になっています。
現時点で出撃させられる魔物は青の0c屍兵3種、赤の2cドラゴンゾンビ、そしてこの11弾で登場する3cバール、3cゴーゴン、効果によって魔物扱いとなる3-2cマークがあります。対象のカードはまだまだ少ないですが、今後のカードプールの増加次第で強くなれる可能性を秘めています。
リオン主人公デッキ以外では、屍王クロムデッキに入れるのも考えられます。クロムと屍兵がいればそれだけでリオンは戦闘力80となるので、ギムレーよりもお手軽です。そして主人公に攻撃を通せればクロムが+10されるので、かなり相性が良いです。
■046 グラドの皇子 リオン(N)
紫の味方が他にいれば自分のオーブを見ることが出来ます。非常にシンプルな効果ですが、4弾1cマルスと違って行動済みにする必要が無いため、テンポを崩すことなく使うことが出来ます。
また、紫としてはソフィーヤ、カナス、レイに続いて4種類目の暗闇紋章持ちです。
■047 人喰い大蜘蛛 バール(N)
聖魔に登場する魔物です。魔物特有の「何枚でも入れられる、何体でも戦場に存在出来る、必殺と回避が出来ない」効果を持っています。そしてバールの特徴は高い戦闘力と3c以下を攻撃時に+10される効果です。
3cで70は強力で、かつ3c以下なら80から攻撃出来ます。リオンの攻撃を通していれば更に+10で90。ここまで上がれば魔物といえども侮れません。
牙も持っているので、リュシオン、9弾SRの5-3cジル、9弾の3-2cランドとも相性が良いです。
■048 蛇髪の邪鬼 ゴーゴン(HN)
バールと同じく聖魔の魔物です。行動済みにすることで、主人公以外の敵をターン開始時に未行動にならなくなります。
相手ユニットを動けなくする強力な効果です。攻撃はもちろん、行動済みにして発動する効果も封じることが出来ます。その分ゴーゴンも動けませんが、高戦闘力の攻撃、リアーネや7弾Rの3-2cセツナなどアドバンテージを得られる効果を封じることが出来れば十分な代償かと思います。ゴーゴンを複数並べて相手の動きをロックするのも強力です。
■049 戦場のティータイム アリス(N)
自ターン中、アリスの支援に成功したカードを絆2リバースで回収することが出来ます。また、バルジャンがいれば移動させることが出来ます。
7弾Rの3-2cセーラと同じような効果で、消費する絆も多いですが、こちらは撃破の必要が無く、支援カードに指定も無いため回収がしやすいです。後述するバルジャンとは非常に相性が良いです。
■050 礼儀正しき重騎行 バルジャン(N)
味方にアリスがいれば退避からバルジャン以外のカードをデッキトップに置くことが出来ます。そして相手ターン中の戦闘力が+10される効果もあります。
アリスがいればノーコストで退避からトップ操作出来る非常に強力な効果を持っています。また、通常のジェネラルと違って基本戦闘力が60もあるので十分アタッカーにもなれます。前述したアリスとこのバルジャンが場に揃えば、トップを操作しつつそれを絆2リバースで回収することが出来ます。3-2cナターシャも似たような動きですが、あちらは行動済みになりますし、回収出来るのは主人公のみなので、使い方がだいぶ違います。
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