お散歩中に思う「名前をつけたい現象」
私、歩くのがすごく早いんです。
どのくらい早いかって?言語化はなかなか難しいのだけど、誰と歩いていても「早い」って言われるので早いです、絶対。
この頃、ランニングをしてない自分へのせめてもの罪滅ぼしとばかりに、お散歩ばかりしておりますが、早歩きのため毎日まいにち相当な人数を歩道で追い越しております。
あ、この方、右側にいらっしゃるから左から越しちゃうぞ、とか男女カップルなら変なトラブルにならないように男性側を追い越そう、お子さんからは距離をとって、っと。気遣いも忘れません。
後ろから見極め、いざ。
そこで何かを感じ、振り向いてくれる方なんかは道を譲ってくださったり、ちょっとスピードを落としたりというのがあったりする(明らかに不審者を見る目で振り返られるケドね)
最近は耳になにか突っ込んで音楽を聴いているのか、独り言にしか見えないけど通話をしているのか、わりとそんな方たちも多い。
私が後ろから狙いを定め、さあ追い越すわよぅ〜とアクセル全開になった途端、彼らってば、私の側に寄ってくるんです、じわじわと。
え、ずっと左側歩いてたやん、なんで急に右に寄ってくるん。
思わず関西弁にもなります(縁もゆかりもありません)
基本カラダをナナメに差し込み、何事もなくすり抜けはしてるけど、身のこなしが間に合わないときは肩が触れるかなんかしちゃって、あすみません!とかなんとか言いながらも後ろからきた凄く失礼な奴みたいな視線を背中にヒシヒシ感じるわけです。早歩きだからすでにその時、遥か先にいるんだけどね。
このじわじわ寄ってくる現象、かなりの確率で起きますが、こういう「早歩き追い越し合戦」を日々行なっている方もそんなにいらっしゃらないでしょうから?なかなか共感が得にくいわけ。
「後ろから狙いを定め、さあ追い越すわよぉ〜とアクセル全開になった途端、自分の側にじわじわと寄ってくる現象」
この際この現象に、名前をつけませんかね。
それとも何か?
一種の引き寄せってことでこれまたポジティブ発動しといたらよろし?