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ジェフ千葉の補強ポイントを考える（2022シーズンに向けて）

marcos2008

2022シーズンに向けて、ジェフユナイテッド市原・千葉の補強ポイントとして下記の４ポジションを挙げたい。

①左利きの左センターバック
②個の力がある左ウイングバック
③得点力のあるシャドーストライカー
④空中戦に強いワントップ

理由も含めて、各ポジションごとの構成を確認する。

■GK（A契約2名・C契約1名）

・新井章太（33）37試合30失点
・鈴木椋大（27）  5試合6失点
・相澤ピーターコアミ（20）【契約満了】0試合
・松原颯汰（19）※セレッソ大阪（期限付き移籍）0試合
・白鳥悠仁（18）※2種登録

来季からA/B契約となる相澤ピーター・コアミが契約満了。白鳥昇格の報は届いておらず、松原がレンタルバックしても3人。松原は来季までC契約。
GK3人体制は最低限の人数だと考えており、1名加えても良いがA契約枠までは使いたくないというのが本音。

■CB（A契約3名・アカデミー出身1名）　☆補強ポイント

・鈴木大輔（31）　41試合
・チャン・ミンギュ（22）　36試合
・新井一耀（28）　29試合
・岡野洵（23）　26試合　◎アカデミー出身
・本村武揚（24）※北九州（期限付き移籍）12試合

ボランチが本職の高橋壱晟が3試合にスタメン出場。シーズン途中に4-4-2から3-4-2-1にシステムを変えたことで守備構築が進んだものの、「左CB不在」が明らかに。ポゼッションで詰まることが多く、左CBの鈴木大輔は精彩を欠き、高橋壱晟はあくまでもオプションとしたい。イメージとしては左利き。左SB/WBを兼任できるタイプならさらに好ましい。枚数が足りていないので若手でも良い。

◆オファーのイメージ（①左利きの左センターバック）
　・ダビナス ジェファーソン（23）：スピードある左利き。通称・ジェフ
　・神谷凱士（24）183cm：神谷ツインズ。自称・右足は小学生レベル
　・安部崇士（24）180cm：今季24試合出場。ビルドアップ型

左利きで能力があって若いセンターバックが理想的。
一番イメージしているのは川崎フロンターレの神谷凱士選手のレンタル。他のJ2有力選手2人と比べて実績はないが、プロC契約でキックが上手い。第二の福森晃斗になって欲しい。

■右SB/WB（A契約4名・C契約1名）

・福満隆貴（29）36試合3得点
・安田理大（34）【契約満了】35試合
・米倉恒貴（33）15試合
・伊東幸敏（28）6試合
・溝渕雄志（27）※栃木（期限付き移籍）17試合
・西久保駿介（18）★新加入

福満は当初右サイドハーフやトップ下でプレーしたが夏以降はウイングバックのファーストチョイスに。90分持たないため、基本的には交代枠を1枚使う。溝渕は栃木で左SBのレギュラー。中堅世代が固まっている印象だが期待は西久保。身体能力が高く、ロングボールのターゲットとしても楽しみな存在。中堅世代の選手が多数おり、最年長の安田とは契約更新せず。それでも数的にはやや過剰で、さらなる人員整理も予想される。

■左SB/WB（A契約2名）　☆補強ポイント

・末吉塁（25）25試合1得点
・小田逸稀（23）【期限付き加入】24試合2得点
・杉山弾斗（22）※讃岐（期限付き移籍）0試合

大きな補強ポイント。夏以降にレギュラーを掴んだのは本職右サイドの末吉塁。レンタルの小田逸稀は7月を最後にスタメン出場なし。杉山弾斗（22）は讃岐で戦力になれず、トライアウトを受験。

◆オファーのイメージ（②個の力がある左ウイングバック）
　・秋山陽介（26）：ジェフの下部組織出身。突破力のある左利き
　・舩木　翔（23）：元気印。クロス精度が高く、ロングスローも
　・宇賀神友弥（33）：まだまだJ1レギュラー、J2主力クラスの実力

個の力を上げていくイメージ。本命は秋山陽介選手だが、仙台移籍一年目で怪我をしている状況。補強なしというのは考えられないので、外国籍選手の補強含めてお金を使って欲しい。突破力がある選手が望ましい。

■CH（A契約5名）

・高橋壱晟（23）34試合3得点
・田口泰士（30）27試合2得点
・小林祐介（27）24試合
・熊谷アンドリュー（28）21試合
・小島秀仁（29）17試合

高橋壱晟がキャリアハイ。新たな尹晶煥チルドレンに。基本の組み合わせは、王様・田口と潰し屋。田口流出ならチーム作り直しとなる。絶対阻止はもちろん、保険に代役タイプの補強まで視野に入れて良い。このポジションは補強というよりも人の入れ替えがあるかどうか。

■OH（A契約3名・アカデミー出身1名）　☆補強ポイント

・見木友哉（23）42試合14得点
・船山貴之（34）【契約満了】38試合8得点
・サウダーニャ（22）31試合3得点
・矢田旭（30）【契約満了】14試合
・檀崎竜孔（21）【期限付き加入】4試合
・堀米勇輝（28）※山形（期限付き移籍）8試合
・齋藤来飛（17）★新加入　◎アカデミー出身

昨季もクレーベと山下敬大というトップスコアラー2人が抜けたが、今季もトップスコアラー2人が抜ける可能性もある。14得点の見木は個人昇格しなかったら逆にサプライズ。千葉のキングも後継者不在。ツーシャドーを採用しているので、どう考えても補強は必須。

◆オファーのイメージ（③得点力のあるシャドーストライカー）
　・池田廉（24）：千葉県生まれ、習志野高校出身。中盤のダイナモ
　・瀬川祐輔（27）：群馬→大宮→柏。新松戸経由で武蔵野線に乗るのです…
　・高木俊幸（30）：C大阪と契約満了によりフリーになったアタッカー

このポジションは得点能力の高い選手を求めたい。本命に挙げたいのは尹晶煥が指揮する18年C大阪でゴール数＆アシスト数＆ドリブル数チームトップだった高木俊幸選手。無双状態だったあの輝きをもう一度見たい。

■CF（A契約1名・C契約1名・アカデミー出身2名）　☆補強ポイント

・櫻川ソロモン（20）30試合4得点　◎アカデミー出身
・ブワニカ啓太（18）14試合1得点
・川又堅碁（32）0試合
・大槻周平（32）※山口（期限付き移籍）12試合1得点
・佐久間太一（18）★新加入　◎アカデミー出身

ジェフの秘宝・ソロモンという才能に救われたがチーム構成としては失敗していた。同じ轍は踏まないことを願いたい、監督自ら認める補強ポイント。まずはワントップに当てる尹晶煥のサッカーでは空中戦に強い電柱タイプが望ましい。最前線に欲しいのはクレーベであってサウダーニャではないのだ。狙うなら若手より即戦力のイメージ。Kリーグの得点ランキング見たら長身ＦＷばっかりだったよ。J2こないの？

◆オファーのイメージ（④空中戦に強いワントップ）（イケメン）

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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