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パリ五輪世代よ、来たれ(2022シーズン向けジェフ千葉の補強)

ジェフユナイテッド市原・千葉のアドベントカレンダー2021(https://adventar.org/calendars/6852)の記事です。

前回記事にも書いたように、今オフの補強はJ1クラスの即戦力を求めたい。しかし、それが難しいならば中途半端な即戦力ではなく、若手を獲得して育成していくべきだろう。尹晶煥であれば育成が可能と考えており、実際に櫻川ソロモンは昨季ワントップのレギュラーに定着した。チームのスケールを大きくするためには、大物獲得とレンタルを含めた若手育成は並行して進めたい。

櫻川ソロモンはパリ世代のエース候補であり、ジェフサポーターならばそのポテンシャルを疑うことはないだろう。では、せっかく五輪代表のエース候補がクラブにいるのだから、パリ世代の代表クラスをレンタルで獲得してコンビネーションを深め、五輪代表入りに向けてユニットとして大岩剛監督にアピールするのも悪くはない。

そんなわけで、どんな選手が候補になるのか今回も強引に挙げていきたい。

1.宮城 天(20歳・FW)

2021シーズン:14試合2得点1アシスト

止める、蹴るが抜群に上手い若手アタッカー。一瞬のスピードで相手を置き去りにするドリブルが持ち味。昨季はJ3富山で武者修行し20試合3得点。今季は川崎復帰で存在感を示すも、先発出場は4試合。まだプレースピードや強度を上げる必要があるため、J2でチームの中心となってプレーすること、さらにソロモンと共にプレーすることでパリ五輪の中心選手となる期待が持てる。

2.松村 優太(20歳・MF)

2021シーズン:22試合2得点0アシスト

静岡学園時代に高校選手権でお茶の間を沸かせたスーパードリブラー。すでに鹿島でジョーカーとして地位を確立している。J2レンタルで中心選手、という時期はやや過ぎた印象もあるがオフの補強が順調でチーム構成に余裕が出れば、といったところ。

3.藤尾 翔太(20歳・FW)

2021シーズン:22試合8得点0アシスト

180センチの万能型ストライカー。昨季J3で26試合8得点。6月から加入の水戸でも順調に得点を重ねる。裏抜けの上手さとエリア内での冷静さが光る。ソロモンとツートップやシャドーの位置でコンビを組むケースは代表でもあるだろう。177センチの万能型ストライカー、細谷真大には負けられない。

4.成岡 輝瑠(19歳・MF)

2021シーズン:16試合0得点2アシスト

日本の将来を背負う中盤のマエストロ。昨季は新人ながらJ1で9試合出場。今夏からJ2相模原で武者修行している。密集地帯でもルックアップして決定的なパスを送る和製イニエスタ。飛び抜けたセンスは証明済みながら、経験を積むためにももう少し修行するのも悪くない。

5.唐山 翔自(19歳・FW)

2021シーズン:19試合1得点0アシスト

永遠のサッカー小僧。ゴール前で異次元の冷静さを見せる点取り屋。世代別代表の常連。J3通算33試合18得点。初のJ2では残留争いの中で苦しみ抜いた先に得点を決め、漢の仁王立ち。その進化は止まらない。

6.樺山 諒乃介(19歳・MF)

2021シーズン:16試合2得点2アシスト

興國高校出身、中学時代から話題のテクニシャン。マリノスでは高卒ルーキーながらJ1開幕スタメン。武者修行先のJ2山形では左SHの定位置を確保。両足が使える超万能型アタッカー。成長意欲が突き抜けている。試合後のコメント見るのが楽しみな選手。

右に味方がいたのは分かってのですが、そこでパスするような、パス選択しているようでは、フォワードというか、攻撃陣として絶対世界に行けないと思っています。

パスコースがあるのは分かっていたのですが、それはハーフウェイラインあたりで前向いた時ぐらいから、そのままドリブルしていってシュートするというふうに考えていました。

別に視野が狭まって見えていなかったという訳ではないのですが、あそこは自分の結果にこだわりにいきました。

https://www.montedioyamagata.jp/match/p/2021082205/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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