ジェフユナイテッド市原・千葉 歴代監督ランキング
ジェフ千葉を指揮した監督の、能力云々はすべて無視した1試合あたりの勝ち点だけの王様ランキングです。最も成績を残した監督は誰だ!?
■J1リーグ(1993年~2009年)
1位 澤入重雄 勝ち点3(2試合・2008年)
2位 イビチャ・オシム 勝ち点1.72(106試合・2003年~2006年)
3位 ベルデニック 勝ち点1.60(35試合・2001年)
4位 神戸清雄 1.50(2試合・2000年)
5位 清雲栄純 1.43(96試合・1994年~1995年)
6位 ベングロシュ 1.40(30試合・2002年)
7位 奥寺康彦 1.33(30試合・1996年)
8位 アレックス・ミラー 1.23(40試合・2008年~2009年)
9位 アマル・オシム 1.18(56試合・2006年~2007年)
10位 永井良和 1.14(36試合・1993年)
11位 ザムフィール 1.08(38試合・1999年~2000年)
12位 ゲルト エンゲルス 0.93(15試合・1999年)
13位 ヤン・フェルシュライエン 0.91(66試合・1997年~1998年)
14位 江尻篤彦 0.53(15試合・2009年)
15位 ヨジップ・クゼ 0.18(11試合・2008年)
■ジェフ史上唯一の全勝監督
2008年5月、11試合未勝利のままクラブを去ったヨジップ・クゼの後任として発表されたのがリヴァプールFCでヘッドコーチを務めるアレックス・ミラーだった。
イギリスでコーチング講習を受講していた際に知人の紹介で付き合いのあった澤入重雄はミラーの指名により、これまで縁がなかったジェフのヘッドコーチに就任。ミラーが来日するまでの間、監督代行としてリーグ戦2試合の指揮を執った。その2試合で開幕11試合勝利のなかったチームを2連勝に導く。
2008年のジェフは最終節の「フクアリの奇跡」により勝ち点1差でJ1残留。
澤入の2戦2勝がなければ、奇跡は絶対に起こりえなかった。
オシム・ベルデニックという世界的な名将を抑えての王様ランキング1位おめでとうございます!
■J2リーグ(2010年~2021年)
1位 木山隆之 勝ち点1.71(42試合・2012年)
2位 ドワイト 勝ち点1.67(30試合・2011年)
3位 鈴木淳 1.52(61試合・2012年~2014年)
4位 斉藤和夫 1.50(2試合・2014年)
5位 関塚隆 1.45(88試合・2014年~2016年)
6位 尹晶煥 1.41(84試合・2020年~)
7位 エスナイデル 1.38(93試合・2017年~2019年)
8位 江尻篤彦 1.37(74試合・2010年,2019年)
9位 長谷部茂利 1.17(17試合・2016年)
10位 神戸清雄 1.00(8試合・2011年)
■ジェフ史上最も鉄壁な守備陣
1シーズン通して指揮を執った監督で最も堅い守備を誇ったのは、木山隆之率いる2012年のジェフだった。
1試合平均の得点数は1.45(42試合61得点)に対して、1試合平均の失点数は0.79(42試合33失点)。得失点差+28はジェフ史上最高の数字であった。
守備力が高い藤田祥史(29)を最前線に、谷澤達也(28)と米倉恒貴(24)の両翼がよく走り、ファンタジスタの兵働昭弘(30)が彼らを操った。
中央には佐藤 勇人(30)と佐藤健太郎(28)が君臨し、岡本昌弘(29)が守るゴールマウスの前には高橋峻希(22)・竹内彬(29)・山口智(34)・渡邊圭二(27)の最終ラインが立ちふさがった。
イビチャ・オシムが去った2006年以降、順位を落とし続けてきたジェフの中で、前年から順位を上げてジェフのJ2最多となる勝ち点72。
カテゴリこそ違うがイビチャ・オシムと同水準で勝ち点を稼いだ木山隆之だったが、プレーオフ決勝で敗れ「1年で昇格」を逃したことを理由に1年で退任が発表された。その後、木山は2度プレーオフに進出するもJ1昇格を果たすことはなかったが、2020年にJ1ベガルタ仙台の監督に就任。2022年はファジアーノ岡山の監督としてジェフとJ1昇格を争う。
■ジェフ史上最長在任の監督
最後に、ジェフで最も長く指揮を執った監督は誰か。
それは唯一の100試合超えとなる106試合で采配を振るったイビチャ・オシムだ。彼がクラブ史上最も偉大な監督であることを疑う者はいないだろう。
そんなオシムの数字を超えようとしているのが、2022シーズンの監督続投が発表された尹晶煥である。現在84試合で采配を振るったが、来季はオシム以来の100試合達成、そしてジェフ史上初なるJ1昇格を果たしてくれることを願いたい。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。