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バスボム、投湯。

子どもはバスボムが好きだ。
特に中から「何か」が出現するやつが特に。
ウチの娘も何かのきっかけで初めてのバスボムを投湯して以来その魅力にハマっている。
投湯から消滅まで1〜2分くらいで、一瞬のシュワシュワと小さな「何か」を手に入れられる貴重な体験には高いも安いもない。
のはずなのだけれど、やはり毎度毎度となると小さな「何か」の重複と増加がコチラの生活領域まで影響を及ぼし始める。
そこで、自らの手でバスボムを作ることにした。

必要なのは、
◯重曹
◯クエン酸
◯お好みの食紅(少量)
◯小さな「何か」
以上。
塩とか片栗粉とか色々書いてあったりするけれどこれだけで十分なボムは作れる。
第一回バスボム製作(父)
第二回バスボム製作(父)
初回にもかかわらず娘は大興奮の中、入浴タイムを満喫してくれた。
第二回も娘と2人で製作し前回よりもイイ固さと質感を出すことに成功。
そう、バスボムはものすごく簡単に作れる。

そして事件は起こった。
それは、私が仕事中に妻と娘の2人で製作を試みた第三回バスボム製作。
型へ流し込んだところまでは順調。
が、その数分後に送られてきたメールを見て私は危険を感じた。

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なんじゃこれは。
スイーツにしては、アバンギャルドすぎる。
とにかくジャムおじさんに連絡だ!
あ、LINEもTwitterもしらないや。
そんなこんなしてる間に更なる通知音。背筋が凍る。

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あぁ。

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もうやめてくれ。
何を混ぜたんだ。
重曹 : クエン酸 = 2 : 1 + 水少々。
何を足したんだ。
帰宅後娘は少しの恐怖を私に語った。
そこに出来上がっていたのは、ボムだった。
私の知っているバスボムではなく、ボム。
そして、娘はそのボムを躊躇なく型ごと湯船に投湯した。

いつもと変わらない笑い声と
小さな「何か」を私に紹介してくれた。
また作ろうね。

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