9月5日のMARCHING bldg.

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note第5回の今回は、工事が進んでいるMARCHING bldg.の様子をお届けしたいと思います。

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9月5日(土)、まるにわメンバーの谷口さん(hac.一級建築士事務所)、彩さん(株式会社nido)、マツトソさん(松岡塗装店)と入居予定の住人が集まり、MARCHING bldg.のシェアリビングの床の素材を決定しました。

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この旧「バラエティ雑貨まつき」ビルでは、雑貨屋になる前は陶器店を営んでいたため、3階は陶器倉庫となっていました。「まつき陶器店」の名残は、ビルの外観側面にある”セトモノ”の文字や、ベランダから外を見下ろす大きな陶器の狸にみることができます。地元の方のなかにも、こちらを「器のお店」として記憶している方がおられました。

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工事が始まって初めて入った3階は、部屋いっぱいの陳列棚が取り外され、開放的な空間になっていました。


シェアリビングは、コンクリートやブロックなど、永らく陶器と共にあった素材を残しながらも、ストレスのない柔らかな床材、暖かさを感じる木目の天井、使いやすさにこだわった大きなキッチンなどを設けることで、「まつき陶器店」の歴史と共に快適に暮らせる空間に生まれ変わります。

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他にも、二層吹き抜けの天井の高いホールや、床や手すりがレトロな内階段など、もともとあったものの良さを残しつつ、美観や居住性を高める改修が行われています。

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壁にあるのは、エレベーター”だった”もの。残された表示板がアクセントになっています。


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住人はそれぞれ入居予定の部屋を再度見学してから、どんな部屋にするか考えを膨らませました。DIYを駆使して自由に自分の部屋を作ることができるのも、MARCHING bldg.の特徴です。

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素材のサンプル集を持って、MARCHING bldg.の近くの喫茶店「Cafe de GRECO」さんで打ち合わせ。その日のうちに、住人の部屋の床のデザインも決まりました。

現在は建物内の壁の塗装等が行われており、9月の4連休には住人の部屋のDIYも行う予定です。そのときの様子もお届けする予定なので、お楽しみに。



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