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しょうどしマーチの日々vol.2

2021.9/7

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ほんなつが見つけてきた理想の稽古場、下北沢BAILA。ご主人が毎回「癒されるねー」と歌の稽古を褒めてくれるので、とてもいい気分になります。Wi-Fi完備の理想郷。
この日がほぼ稽古初日みたいな感じだったけども、すでに新しい曲が3曲も出来ていて、うち2曲の作詞が、あらたにマーチに参加する落雅季子さん。

おちまきさんは演劇批評家として、2014年の劇団ままごと「港の劇場」(前のnoteで書いたやつ、マーチのきっかけ)についてとても細やかで素敵な記録を残してくれていました↓

そんなおちさんがまず書いたのは、島でわれわれがとてもお世話になっている小豆島町役場の唐橋さん、通称もっしゃんと、その奥様のまりこさんの2人に向けたラブレターとでもいうべき歌。
なんとなくこの歌が出来たことがしょうどしマーチの方向性を決めたような気がしています。島には色んな背景の人がいて、旅の途中で立ち寄る人たち、そこに住むことを決めた人たちもいて、対して今回初めて島に行く、ほんなつやじんせいさんもいて、初めての目にはどう映るのかな、とか、色々。

山内さんがLINEグループでさりげなく発してた「屋外のパフォーマンスって、そこで立ち止まる口実みたいなのがとてもいい、外来者にとっては歩き回る口実ともなるし」という言葉が改めてとても真理すぎて、目の覚める思いだ!とおちまきさん。
ここから、おちまきさんの名曲ラッシュはずっと続きます。

宮永さんは俳優の石川朝日くんが島での滞在時、毎朝、バイト先のカフェ「today is the day」に海岸線を自転車かっ飛ばしてたイメージをそのまま歌詞にすることに。
こゆっきは、夏に島で飲んだまめまめビール(小豆島産のクラフトビール)が忘れられず、その感動を人生初作詞。

いけださん、ほんなつ、みさみさは毎回恒例のだじゃラップ作りに着手。

↑ほんなつが作ってくれている稽古動画です。
あー「告白」もこの時すでに出来てたのか。
青木はずっと隠れキリシタンの小西行長が小豆島を収めていた時代のことを歌にしたくて、ミッションスクール出身のおちさんがその願望を1字も違えず歌詞にしてくれました。これは泣ける。

なんというか、それぞれの思いが溢れすぎて、これは大変な曲数になるだろうな、、という予感がこの時すでにしてました。

マーチの延期をきめた直後に緊急事態宣言解除の会見があって、見ながらわなわなしたのを覚えてる。
宮永さんの自身のAFF助成企画と時期を合わせて、12/11と12に実施することに決めたけど、果たして12月にはどんな状況になっているのか。
そもそも行ける確率が何割りか分からないんだから、本番を想定せずにとにかく島へのラブソングを思うままたくさん作ろう、と、この時はとにかくそんな感じだったと思います。

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