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老後の資産はいくらあれば足りるのか

50代になってから 頻繁にこの事ばかり考えている

私が一番最初に投資を始めたのは30代後半2007年頃だったと思う
ネット銀行で2種類の投資信託を100万ずつ買った
ご存知の通り2008年に世界金融危機があり 瞬く間に含み損となった

1種類は世界の株 債券 不動産に分散投資した商品でこちらは80万円台になってしまいその後10年以上塩漬けになった

もう1種類は新興国債券の投資信託でこちらも1度下がったがその後はそこそこ上がった

当時は投資に関する知識も興味もなく その時に家族だった人がやってみたいと言うので一緒に買ってみた程度

その10年後の2018年に楽天証券に口座を開設した
この時も友人が「ひふみ投信」ですごく儲かっているという話を聞き 遅ればせながらNISAを開設して買ってみた

ところが2018年の初頭に頭打ちになったひふみ投信はその後ずっと含み損を抱えこれまた塩漬け

2012年から始まったアベノミクス相場の上昇は2018年に初の下落となった


私と投資の出会いはいつもこんな風に最悪のタイミングだった

いや、実は最悪に見えて最高のタイミングだったのかもしれないがそれを知るのはもっと後の事


私が2007年に投資信託を買った時にもっとちゃんと投資の勉強をしていたら もしかしたら今頃は億り人になっていたかもしれない

でも知識のない私は追加投資は出来ず、資産の大半を利子がほぼつかない銀行預金に入れていた

ただ幸いだったのは根っからの貧乏人根性が染み付いている私なので塩漬けになった投資信託は損を確定したくないばかりにもちろん売らずにいた

2019年、2020年と持ち続け
気が付くと2020年の年末にはどの投資信託もプラスになっていた
2021年もたまに開く証券口座の投資信託はプラスで増え続けた

投資🟰含み損の期間が長かった私はやっと 「もしかしたら投資ってちゃんとやればお金増えるのかな?」
と思い始めた


2022年の1月
ネット銀行で運用していた投資信託が知らぬ間にマネックス証券に移管されていた
投資との3度目の出会い

これがきっかけで投資の勉強(と言っても基礎の基礎)を勉強し始めた
インデックス投資という物が何なのか?
私が買っていたひふみ投信はアクティブ投信だが それとはどうちがうのか?

テレ東のモーサテを見始めたのもこの頃

最近の事なので気が付いた人が多いと思うが 私と投資の3度目の出会いは2022年という
これまた最悪な年だった

でもこの年の私は下落相場に負けなかった
下落する度に銀行預金から証券口座にお金を移してインデックス投信を買い続けた
プラスになったと思うと更に下落が来るという相場で買っても買ってもプラスにはならなかった
結局年末で私の証券口座は年初来マイナスでひけた


2023年 リスク許容度ギリギリまで預金を証券口座に移してインデックスを買った

2023年は前年とは比べ物にならないほどにプラスになった
2022年の下落相場で買っていた投信がぐんぐん上がりだした


もし、2007年に勉強していたら
2008年のリーマンショックで相場が下落した時に買えていただろうか…?

2018年のアベノミクス終焉にもっと投資出来ていただろうか?


タラレバはどう足掻いてもタラレバなので 私はこの現実のタイミングでしか投資に興味を持てなかったんだろうと思う


とはいえ 少しでも損をした状態で売りたくない!
という思いがあったからこそ
コロナ後の上昇相場をほんの少し体感出来て 今に繋がった訳なので
貧乏人根性 グッジョブである


50代半ば
億り人にはまだまだ遠いけれど
少しだけ経済と投資を勉強した私は
世界が成長し続ける未来を信じている

老後にいくらあれば足りるのか?

どういう生活をしたいかでだいぶ金額は変わるだろう
今の金額で十分な気もするし
インフレを考えると足りない気もする

目標金額は7500万円
2500万を現金
2500万をインデックス
2500万を高配当株
で運用したいと思っている


その日が来るのが待ち遠しい

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