娘の涙と息子の笑顔
8月は父親の家で生活している子供達だが、今週末だけ私の家に帰ってきた。
これも裁判中に決めた事で、子供達は長期休みの真ん中の週末に、もう片方の親と過ごす事になっている(私が日本に一時帰国している時は別だが)。
私にとっては2週間ぶりの子供達との再会。
とても楽しみにしていた。
それと同時に、1人時間が終わる寂しさもあった。
複雑な感情だ。
そう言うと、子供達がいる生活より1人の生活の方がいいって言うの!?と思う方もいるかもしれない。
正直私自身も、子供達と離れる前はこんな気持ちになるなんて思ってもいなかった。
どちらかと言えば「子供達と離れて、母親としての立場を取られたらどうしよう!?」と、過去のトラウマから子供達に対して変な執着心を持っていたのだ。
そして、この不安感は今も心の中に残っている。
だけど、1人時間が終わるのが寂しいと思ったのだ。
この感情を感じる事が出来たのは、自分が執着していた物を手放したからだと思う。
正確には、手放さないといけない状況だったから、新しい発見があったんだと思う。
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