いじりますか
一年間noteを利用して、気になったことがあります。
400以上のコメントを戴きました。大変にありがたいことです。
ただ、気になったのは、コメントの中に、ひとつとしてディスりコメントが
なかったこと。
読んで下さった方々は、理解があり、お行儀の良い方ばかりだと勝手に納得しています。とはいえ、意見創出という面から考えると、「お前の言っていることは、間違っている!ヤーッ!!」というご意見があっても然るべきかと感じました。
他のユーザーの記事や、note利用に関する記事に「ディスりコメントは消している」という記述を見たことがあります。
実際、尖ったコンテンツでは、ディスられることあるんでしょう。ディスられ希望ということではありませんが、自分の記事は、意見創出の面ではパワー不足なのかなぁという気がしただけのことです。
自分が体験したこと、見聞きした一次情報をベースに綴っているだけなのでそんなもんなのでしょう。
ところで、知り合いが、自分の会社の従業員に悪口を書かれたといった内容をSNSにアップしていました。会社をやっていれば、嫌われることもあるでしょう。嫌われ役を引き受けなければならない局面もあるでしょう。八方美人じゃやっていけないのでしょう。
八方美人って、ときに「いい人」と評されます。ただ、「アノ人、いい人だね」という、評価は、実に曖昧です。
何をもって「いい人」なんでしょうか?
「調子がいい人」「どうでもいい人」「都合のいい人」
一番多そうなのは、「相手にとって都合のいい人」ではないでしょうか?
人間は、無意識のうち「快」か「不快」の二択をしています。
なので、自分にとって「不快」と感じる人は、「都合のわるい人」と決める
傾向があります。なので、都合のわるい人、と思われないよう、他人の目を気にするばかり、つい「いい人」を演じる人も少なくないでしょう。
だいたい、私達は、幼稚園、小学校と、「いい子」が「いいことだ」と、教えられてきました。ただ、いい子ってなんだよ?
誰にとってのいい子なのでしょうか?「いい」の基準って、教える側の価値観にすぎないでしょう。
「いい」の価値観は時代によって変わっていきます。昭和、平成とは違う、令和の「いい」とは、なんでしょうか?ただ、これほど変化が速い時代に「こうあるべき」と考えることそのものが、時代にそぐわない考え方なのかもしれません。
年越し、カルロス・ゴーンに舐められて、日本中が怒り心頭かと思います。彼が日産の社長に就任した当初は、なんで外国人が日本の大企業のトップになるんだよ!?という印象を持った人もいたと思います。でも、世界ではナショナル企業のトップに外国人がいるというのは別に珍しいことでもありません。
アメリカでは、株式市場における優良銘柄企業が「ブルーチップ」と呼ばれていますが、ブルーチップ企業にはインド、オランダ、ベルギー、デンマーク、中国、台湾といった外国人のCEOがいます。
グローバル企業を経営するには、外国の優れた人材に任せることが必要なのです。しかし、このブルーチップの中に、日本人のCEOは一人もいません。
日本発信でグローバル化できた企業にはもちろん日本人社長はいますが、すでにあるグローバル企業でトップを務める日本人は全くいないのです。
これは、ひとえに教育の問題です。座学でインプット、一コマ45~50分の苦痛に耐え、受験、受験を半ば強制され、「あの時間は、いったい何だったのか」と、今更ながら、とても悲しい気持ちになります。EU圏、インド、台湾などに比べると、日本の教育は、何周も遅れています。
「国内でじっとしている約束ですよ」と言ったのに、勝手に国外へ脱出を許してしまう… 日本って、さぞや都合の「いい」国と思われているんでしょうねぇ。
でも、いいことってずっとは続かないぞ。ゆっくりディナーを楽しんでいられるのも今のうちだ!あやつの眉毛は、間もなくつながって、こち亀の両津勘吉みたくなるぞ!神様は放っておかないぞ!つながったらいじってやる!