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トワイライトキャンドル@地蔵院 2024.11.3②

17:30 ライブ

 約10分程の押しでステージ横へ。既に日も暮れ、ステージ前のキャンドルが本当に映える最高の時間帯。
 それぞれにワイヤレスマイク。マイクチェックからの音出しリハ。本部横でDJをしていた方が気を利かせてRUN DMCとAEROSMITHの「WALK THIS WAY」を掛けてくれるという粋な計らい。MANCHINさんはまた「夏の終わり」を歌い出すわ設置されているドラムに座り出すわ大暴れ。Be-LUSTさんの「帰ってこい!!」のツッコミが響き渡る。
 SALPHAさんが曲前に練習で行ったコールアンドレスポンス。ここで「これは盛り上がるぞ」と袖から確信。ナイフレではお馴染みの正宗君のコミカルオラつき、テンションもだいぶ仕上がっている。

Carat Set List(2024.11.3)
  1. Carat
  2. rough edge
  3. Oh Boys…(Kousuke Saeki COVER)
  4. LIFE starring marcy
  5. ORANGE

 僕のマイクもずっと繋がりっぱなしだったので、"LIFE"以外もかぶせを入れて楽しんでみる。とても新鮮で爽快。正直、"rough edge"に関しては曲は作っているがフル歌詞を知らない(!)ので、HOOKの部分は「多分こうだろうな」という雰囲気かぶせ。兎にも角にも地元パワーの強さ、曲間のガヤも含めてオーディエンスの人が凄く盛り上げてくれた。

  "LIFE"前、ステージ上に呼ばれ軽く自己紹介。「埼玉出身では無く西多摩から来たんですが」と言うと「そんなの関係ねーぞー!」と暖かいお言葉。
 サイリウムを付けている人がちらほらいらっしゃったようで、キャンドルの光と相まって本当に幻想的。「早くステージ上がりたかった!」は500%の本音。
 "LIFE"スタート。ステージに上がると、思ってた以上の奥行きがあったのであっちこっち動く。4月と5月にライブに出た時は動きにまだ照れや不慣れな部分があったのだが、今回は「そこ気にしてたらつまんないな」と思い好きに動くことに。
 「あ、なんかオレ全然緊張してないかな?」と思ってたのですが、後日この時間の心拍数を見たらきっちり160超えてました。体は正直。
 ラストのHOOK前、観客の皆さんに「人差し指を挙げてくれ」と言うと、ほぼ全員が挙げてくれた。素晴らしい光景でつい「この景色が見たかった」と口を付いて出てしまう。
 ラストは"ORANGE"。「marcyの出入りで流れをぶった切るのも…」というメンバーの提案で、ステージに居させて頂きました。これもめちゃくちゃ新鮮で楽しかった。なぜかいつもの癖でHOOKを歌いたくなってしまい、「あぁ、オレじゃねえんだ」とマイクを下げる事、HOOKの2回中2回。ラストはそもそも皆でって話だったのでノーカン。
 記録用として自分のiPhoneで動画を撮っていたのに、どうしても客席からの映像を記録したくなって急いでiPhoneを撮りにいく。ただ、自分もだいぶ動いていたのでピントが合ってない部分多数。置いて撮れば良かった。
 終わってからも子ども達の声で「marcyー!」と呼ぶ声が聞こえ、気持ちが暖かい。主催や本部の方々と袖でハイタッチ。
 「また来年も是非!!」という言葉、たたら祭りの時にもこの言葉を頂いたが何よりのお礼。我々、あまりお世辞をお世辞と受け取らないCrewです。

18:00 ライブ終了後

 ステージを降りるとKOBさん発見。これでCaratの「Carat」制作に携わった全員が集結。MANCHINさん曰く「Caratオールスターズ」。オレのマニアックなツッコミにも反応してくれるKOBさん、とってもありがたい。
 皆さんからの労いを頂戴していると、恐らく小学4、5年生くらいの小学生男子が二人でもじもじしながら僕の前に現れ、「一番楽しかったです」「保育士頑張ってください」と言われる。瞬間的にウルウルしてしまった僕はお礼を言い、隠れるように楽屋へ。既に楽屋に居たSALPHAさんに「どーしたんすか?!」と心配されるが、涙でエグエグしてて上手く説明できない。荷物を片付けながら気持ちを整理し、とりあえず泣き止んでからもう一度会場へ。コンシェルジュの佐藤さんからも「すごくかっこよかったです!」と声を掛けてもらった。
 他のメンバーはもうステージ近くに居なかったので飲んでるかな、と思い山門をくぐり参道へ。その間にも何人もの人から「お疲れ様でした!」「かっこよかったです!」と声を掛けられる。皆さんのこういったお声が、僕の自信を構築してくれています。本当にありがとうございます。
 各メンバーからも地元の繋がりや先輩/後輩を紹介してもらい、たくさんの人とお話しさせてもらった。中には差し入れを渡してくれた方もおり、大変有り難かった。また皆様とはどこかのイベント会場でお会いできればと心から思う。
 先ほどの小学生BOYS達が紙を持ってきて「サインください」と。
 オレが一番びっくりする。書く物を持っていないので本部に行きボールペンを借りる。それらしきサインと日付、お礼の言葉を入れ、他のメンバーを呼びにいく。人生初のCaratとしてのサインがここトワイライトキャンドルでした。大事にしてくれよな、BOYS達。


 20時前、ステージではトリを飾るHATONESさんの演奏が行われていた。僕の大好きなハイロウズの「日曜日よりの使者」が聴こえると、居ても立ってもいられなくなり近くに居たMANCHINさんに声を掛けて「ステージ上がっちゃいましょう!」と企む。しかしサービス精神満載のHATONESさん、僕らがそう企んだとほぼ同時に、「皆ステージ上がってこい!」と煽る。待ってましたとばかりに袖の鉄階段を駆け上がると、あれよあれよという間に一番最前列に出てきてしまった。ふと横や後ろを見ると正宗君や Be-L USTさんも上がっていた。HATONESの方からいきなりマイクを渡されたので調子に乗って煽る。反応最高。けど左手に持っていたビールが皆の揺れに合わせこぼれまくる。最後にステージの皆とハイタッチ。THE 大団円。

 ステージ周りで続々と撤収作業が行われている中、皆で記念撮影。
 ダメ元でPAさんに「記念撮影したいんですが、ステージ上っても平気ですかね…?」と聞くと「こっそりならいいんじゃないですか?」とフランクなお答えが。お言葉に甘えてガンガン撮る。今考えたら全然こっそりじゃなかった。地蔵院の住職さんやコンシェルジュの佐藤さんとも記念撮影。

 語らいは留まる事を知らず、結局21時頃まで会場に残留。
 その後、10人くらいでひたすら徒歩で鳩ヶ谷駅前の庄やへ。ここは"LIFE"のレコーディングとMV撮影をした後に打ち上げをやった場所。一緒にラジオをやっているBoss君もバイクかっ飛ばして手伝いに来てくれて、その時にBoss君とCaratメンバーが初対面でした。
 昔からなんだけど、別ルートで知り合った友達がまた別ルートで知り合った友達と仲良く話しているを見るのが本当に大好きで、この時もBoss君はノンアルで皆と仲良く話していて嬉しかったなー。

 ちなみに一旦座って筋肉と血流が落ち着いた途端、一気に眠くなり隣にいたBe-LUSTさんから心配される始末。すみません、いつもの仕事より早く起きてるもんで体力限界でした。

 ウーロンハイと焼き鳥をいただき、終電で帰宅。
 電車の中で撮影した動画を見て、今日一日の出来事を脳内で反芻しながら「楽しかったなあ」「嬉しかったなあ」という思いがぐるぐる巡っているのでした。

 初対面の人やたたら祭り以来に会う方ともたくさんお話し出来たし、何よりあれだけ大きいステージで、老若男女問わず皆が手を挙げている光景を見ることが出来たのは本当に幸せでした。
 写真を送ってくれた方、DMで言葉をいただいた方、本当にありがとうございました。
 ただただ自分の気持ちを書くとやたらと長くなるので時系列でまとめてみましたが、結局長くなりました(本末転倒)。

 またどこかのイベントでお会いしましょう。
 本当に楽しかったです!!

 marcy


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