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呪術廻戦作者「五条ではなくナナミンにしろ」→ちょっと分かる、という話

 またまた間が空いてしまいました。
筆者は勉強に追われながらも呪術廻戦(アニメ派)にどハマりしております。
 筆者はネタバレ被害者ですが、ここではネタバレを控えます。
 呪術廻戦は、とにかくキャラがいい。みなそれぞれに個性があって被っていない気がします。

 なんやかんやアニメは「作品が好き」というものがほとんどなのですが、呪術廻戦に関してはゴリゴリに推しキャラが爆誕して、オタクを極めています。

 筆者の一推しは、ナナミンこと七海建人です。

どこが好きなのか?(以下、オタク語り注意)

1.身長が高くて(184センチ)、ガタイがいい。
シャツ姿の時が顕著ですね。あと首筋や手のゴツッとした感じがカッコいい。

 2.目元が一切わからない水泳ゴーグルみたいなメガネをしていますが、すっきりした切れ長の目をしていて、素顔がすこぶるカッコいい。
いつもはあまり拝めない素顔が端正だと、それだけでキュンとしますよね。

 呪術廻戦きっての美男子・五条悟は二重瞼で目がぱっちりしていて唇にも艶があるためどちらかというと女顔ですが、
七海は顔にかなり直線要素が多く男顔ではないでしょうか。
 筆者は典型的な丸目なので、「切れ長の目」というものに果てしない憧れを持っています。もうそれだけで推せる。

 最初の真人戦で負傷して、自分で処置をしている場面で素顔が解禁されていました。もう少しで本格的に沼に落ちるところでした。危ない。

 3.無愛想に見えて、実はかなりの人格者
七三分け、スーツ、目の表情が読めないメガネという三拍子でどこか冷たい印象を受けますが、実はかなり思いやりにあふれた人です。ギャップ萌えというやつですね。

それが垣間見えるのが、虎杖と呪霊を倒している時のセリフです。
「ガキ扱いか、舐められたな」と反発する虎杖に対し、
「舐める舐めないの話ではありません。私は大人で、君は子供。私は君を自分よりも優先する義務があります」
と言い切っています。
そして実際に、七海は虎杖が1人で呪霊討伐に向かった際はすんでのところで助けに来るのです。

 七海のこの発言の背景には、呪術高専時代の経験が影響しているのではないでしょうか。
彼は初対面の虎杖に対し「呪術師はクソ」と発言していますが、そう思っても仕方のない経験をしています。
一つ目は、高専のリサーチ不足で唯一の同級生・灰原を亡くしたこと。
二つ目は、尊敬していた先輩・夏油傑がさまざまなストレスから闇堕ちし呪詛師になってしまったこと。
 身近な人を大人に守ってもらえなかったという絶望から、自分に関わる年少者にはそのような思いをさせまいとしているのではないでしょうか(これは筆者の深読みですが)。

 また、呪術師に出戻った理由を「同じクソならより適性のある方を」と自虐的に言っていますが、
この話もまた魅力的です。もうアニメで放送された範囲なので話すと、
「行きつけのパン屋の店員に呪霊が憑いていたので祓ったところ、深く感謝され「やりがい」を感じた」
からだと思われます。
金のことばかりを考える証券会社よりも、誰かを助けて感謝してもらえる、その方が向いていると思ったのでしょう。この話からも、彼の人間性が垣間見えます。

4.ユーモアのセンスが垣間見える
 七海はビジュアルから絵に描いたような堅物キャラと思われがちです。確かに常識を備えていて真面目ではありますが、クスッと笑えるシーンもあります。
 虎杖との初対面の時に、
「私が高専で学び気づいたことは、呪術師はクソということです」

「そして一般企業で働き気づいたことは、労働はクソということです。
同じクソならより適性のある方を。出戻った理由なんてそんなものです」
とブラックユーモア?をかまします。

 「労働はクソ」というこのセリフ、社会人やバイトをしている学生も「分かる!!」となる人は少なくないでしょう。

「労働こそ至高」みたいなド堅物なことを言いそうな人がこんなことを言ってのけると、急にクスッと笑えてしまいます。

5.見た目はインテリ(実際インテリ)、パワーはゴリラ
 某少年探偵のようなキャッチコピーですね。
スーツと七三分け、メガネというビジュアルから術式も頭脳派なのかと思いきや、大鉈を奮って相手の弱点をぶった斬っていくというゴリゴリのパワー系。

 元サラリーマンらしく時間外労働縛りを課していて、時間外労働モードになると呪力が上がり、
馬鹿力で呪力を込めて建物をぶん殴り、飛び散ったカケラとそこに込めた呪力で相手を打ちのめすという脱サラゴリラの極みのような技(瓦落瓦落)を見せつけます。
 ちなみに、この時逃げようとした相手の足を切って逃げられなくするという頭脳プレーもしています。ちゃんと頭もいい。

 そう、七海建人には「クールに見えて人情家」「ガリ勉そうに見えてゴリラなみのパワー(知性もある)」という二重のギャップがあるのです。
まさに、一粒で二度美味しいキャラクターです。

5.本音をはっきり言うが、最低限の敬意は払う
 ちょっと3と被りますが、七海は相手が年少者でも変人でも、それなりに敬意を払っています。
まず、自分より10歳以上年下の虎杖に対しても「虎杖君」と「君」付けで呼び、「お前」ではなく「君」と呼びます。
 年少者でも、きちんと1人の人間として接してくれる姿勢が素敵です。

 また、強いけど性格が「…」な先輩・五条悟に対しては「信用しているし信頼している。でも尊敬はしてません!
と忖度0の物言いをしながらも、「五条さん」と呼び敬語で話すなど、それなりに尊重しています。
先輩に媚びるわけでもなく、でも面子は立てる。
 とっつきにくさは感じますが、なかなかいい後輩ではないでしょうか。

 …あれ、気づいたら2300字も書いています。まだまだ書き足りないですが、ネタバレしそうですしこれ以上長くなるのも頂けないのでこのくらいでお暇いたしましょう。

 七海は現在アニメ放送中の渋谷事変編でも活躍するので、楽しみにしたいと思います!







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