「虎に翼」66話
月曜から面白かったですね!!
個人的にちょっと感動したのが、梅子さんの苗字が旧姓に戻っていること!「竹原」さんなんですね。
竹と梅で揃えているような…
梅子さんは轟法律事務所に居候しながら、「竹もと」でバイト?をしているようです。確かに轟の事務所はとても収入が良いとは言えなさそう(お金を取らずに相談に乗るとかしそう)なので、助手2人を雇うのはしんどいような気がします。
この「竹もと」みたいな、登場人物にとって家でも職場でもない「第3の場」みたいなのがあるのっていいですよね(梅子さんには職場になりましたが)。
寅子は、桂場とライアンに呼び出され、星朋彦さんの著書の改訂作業を手伝うよう誘われます。
桂場は「断ってくれていい」というものの、引き受けてしまう寅子。
トラちゃん!!生き生きしている君が見られてオタクは嬉しいんだけど、これ以上仕事を増やすと優未ちゃんが!!(ちょっと寂しそうだった)
独断で仕事を増やして事後報告したり、娘が寝入ってから帰宅してヨシヨシしたり。
既存の作品だと、このポジションはお父さん。
そして、「忙しくても子供を思う良いシーン」として描写されるのでしょう。
このドラマを見ているあなた。
寅子の様子にモヤモヤしませんか?私もちょっとしました!
でも、そのモヤモヤがジェンダーバイアスなのかもと感じました。
同じことでも、お父さんなら「いい話」で、
お母さんなら「お母さんらしくない」「子供がかわいそう」となる。
これは意図して描写している気がします。実際、優未の人物紹介のところに「母に負担をかけないよう、良い子を演じている」と書いてあるから…
脚本家の吉田さんがここを適当に書くとも思えないので、期待して待ちましょう。
そして今回のMVPは、なんといっても岡田将生さん演じる星航一でしょう。
前髪がサラッとしたイケメンで、人当たりは穏やかなのに真意が読めない。
「あの」佐田寅子さん、という含みのある言い方をしてくるのにその真意は明かさない。
やりづらいぞ!!
顔の良さを打ち消すくらいのやりづらさ!
でももしかしたらこのあと、寅子と関係が進展したりしなかったりするのかな(史実履修済み)
毎度思うのですが、これが15分に治っていることがすごい。
明日もワクワクしながら見ます。
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