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9/14~9/16ファイターズ戦を振り返る

前カード振り返り


はじめに

前カードではホークスと2試合・ライオンズと1試合という変則的な日程の中、ホークスにミスミス(色んな意味で)連敗、ライオンズには勝利と1勝2敗の成績でした。順位を上げていかなければならない中『無理な勝利』も求められる時期なので何とかホークスに1個でも勝ってほしかったです。
今カードは更にキツい強敵ファイターズとの3連戦です。投打共に勢いがある相手にCS進出度の本気度が試されるカードです。イーグルスの意地を見せて下さい。
※日曜雨天中止で2戦になりました

ゲーム展開振り返り

第1戦 7-5 勝利!

早川ー加藤貴のマッチアップ
ファイターズは初回に水谷の先頭打者HRで先制します。
その後しばらくゼロ行進となりましたが4回にイーグルスは小郷の押し出しで追い付くと、5回には一輝と裕季也のタイムリーで3点を勝ち越し!
早川という事で勝利が見えてきましたがさすがファイターズ。直後の6回に万波のタイムリー&送球失策の間に2得点して1点差に迫ります。
しかしその裏のイーグルスは浅村が3ランを放って再び4点差に引き離し今度こそ勝利を手繰り寄せたかに見えましたが、ファイターズは8回に清宮のソロ、9回には郡司の内野ゴロの間に得点しますが反撃はここまで。何とか逃げ切ってイーグルスが先勝!

勝敗を分けた場面
『加藤貴キラー』裕季也の活躍ですね。1点リードくらいでは相手するのが怖い打線ですから、5回の2点タイムリーは大きかったですね。4安打に好守2つと完璧すぎる1日でした。

第2戦(現地観戦) 6-5 勝利!

岸ー金村のマッチアップ
ファイターズは初回にレイエスのソロHRで先制しますが、その裏イーグルスも小郷の先頭打者初球HRで追い付きます。するとファイターズは2回に万波のソロHR、4回には万波のタイムリーで2点を勝ち越して主導権を握ったかに思われました。するとイーグルスは直後の4裏に辰己のソロHRで追い上げると、粘って粘って1点差のまま終盤に突入し、7回にビッグイニング!佳明と一輝のタイムリーでこの回4得点!
最後は則本が相変わらずやらかすも追い越されはせずに逃げ切り連勝!最高の形でこのカードを終えました。

勝敗を分けた場面
勿論7回の逆転のシーン
なんですけど、色々な所に伏線があったと思います。7イニングを3点で粘って1点差をキープし続けた岸さん失点直後すぐの反撃となった小郷と辰己のソロとこの辺りも見逃せないポイントですよね。みんなで引っ繰り返したゲームと言って良いでしょう。

個人成績

救援投手

  則本 2試合2回5安打2四球2奪三振3失点71球 2S
  藤平 2試合2回1安打0四球3奪三振1HR1失点27球 1H
 鈴木翔 1試合1回0安打0四球2奪三振0失点11球
 渡辺翔 登板無し
  酒居 登板無し
   宋 登板無し
  宮森 登板無し
  高田 登板無し
ターリー 登板無し

・2試合とも中盤~終盤にかけてリードを奪ったゲームだったのでAチームのみ出動

・則本はファイターズ戦だけ極端に苦手にしており、これでファイターズ戦の防御率は8.25に。まだあと直接対決は5試合残っている上、CS進出した時にどうするのか、ベンチの判断が注目されます。

・久し振りに翔天が登板し、何の違和感なくしっかり抑えました。無事が確認出来た上に、投球も良い時と遜色なかったのでホッとしました。

先発投手

早川 6回7安打1四球2奪三振1HR3失点(自責2)81球 QS達成 白星
 岸 7回5安打1四球1奪三振2HR3失点100球 QS達成 白星

・早川はまたも水谷に先頭打者HRを浴びましたが、その後は目が覚めたかのよう投球で試合を作りました。味方が3点勝ち越した直後に2失点したのはマイナスポイント。
いつもより奪三振が少なかったのはファイターズの積極打法の影響でしょうか。しっかり両コーナーを突いた落ち着いた投球で強力打線をある程度封じ込めたのはエースの働き。チームに自信を生む勝利を手繰り寄せました。

・岸さんは相変わらず一発病が発病しましたが、2本ともソロHRでしたし5回以降は無安打に抑えて1点差をキープし続けた事は勝利の立役者と言って良いでしょう。白星はご褒美ですね。
ただ、打たれた5安打のうち4安打は追い込んでからのもの。奪三振も1と少なく、有利なカウントでどう確実に打ち取るのかが課題として残りました。

・内は先発予定当日に体調不良で出場キャンセルとなり特例抹消。しかし、発表直後から雨が強くなって雨天中止となりました。強運か。

主な野手

  小郷(7-4)1HR2打点2四球2三振
 小深田(7-1)0打点0四球3三振
  辰己(8-3)1HR1打点1四球1三振
  浅村(8-3)1HR3打点0四球4三振
  安田(9-3)0打点0四球2三振
 伊藤裕(6-4)2打点0四球1三振
  村林(7-2)3打点0四球1三振

・ツープラトン起用は今回佳明ーフランコだけでした。
一輝は先発投手の左右に関わらず、これはまた最後までレギュラーでいきそうです。剛はあくまで今季はスペアでしょうね。茂木と入れ替えも無くはないかな。
結構衝撃だったのは2戦目に佳明が起用されて大地はベンチスタートだった事です。裕季也は前日4安打でさすがにこれでベンチは無いという感じではありましたが、もはや今の評価は佳明>大地なんですね。少しずつ平均年齢を下げようという将来を見据えた起用が見えますね。

・ミスも目立ち、勝負所で1本出なかった前カードが嘘のように良いところで1本出ましたし、良い緊張感の中で守備での好プレーも多く、熱くなるようなゲームを展開してくれました。蘇ったかなと思います。

・1つ気掛かりなのは細かいプレーがまだ粗い部分がある事。特にシーズン中盤までは高い成功率を誇ったバントがちょっと決まらないシーンもあり、ここはもう1度しっかり練習しておきたいところです。
その点では2戦目の逆転した7回でしたが、浅村がちょっとしたバッテリーミスを見逃さず2塁へ進塁したプレーがありましたけれども、あーゆーのめっちゃ良いですよね。あれ見た時「どんなに打てなくても、さすが大阪桐蔭」って思いました。ゲームにしっかり入り込んでほしいです。

総評

雨天中止もあった2戦となりましたが、見事すぎる連勝!今一番強いチームによくぞ勝ち切りました。裏ではマリーンズがライオンズに1勝3敗だったのでゲーム差は2に縮まっています。
強力打線相手に両先発がQS達成、打線も効果的に得点を生み出して2戦で13得点。(則本のとこ以外は)投打が噛み合ったゲームを展開し、最終盤の勝負所に向けて『体勢は整った』と言えるかもしれません。
特に喜ばしいのはこの時期に生まれたラッキーボーイが裕季也や佳明といった決してレギュラーとは言えない選手達だった事です。勿論、浅村や辰己といったメインどころにも頑張ってほしいのですが、チームの戦力の幅という意味では非常に大きな事です。こういった選手達の勢いも借りながら、最後の大勝負を戦っていきたいですね。

次カードに向けて

次は休養日無しで再びホームでマリーンズとの2連戦です。3位チームとこの時期に2ゲーム差で迎えた直接対決。雌雄を決する大一番とは言い過ぎですが、『決戦』という名に相応しい舞台ではあるかなと思います。
先発予想はイーグルスが古謝ー藤井、マリーンズが西野ーカイケルでしょうか。意を決して藤井の中5日またあるんじゃないでしょうか。瀧中はマリーンズ戦苦手にしてますからね。
もう特に何も言う事はないです。勝ちましょう!一戦必勝です!

ここまでの勝敗 62勝3分61敗
昨年の126試合終了時点(9/17時点) 61勝1分64敗

CS争い(9/16現在)
ファイターズ 67勝8分53敗 ーー 残15
マリーンズ  65勝6分60敗 4.5  残12
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イーグルス  62勝3分61敗 2.0  残17
バファローズ 58勝3分70敗 6.5  残12

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