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子育て本が溢れかえっている。
理想やきれいごと。
一保育士がアイドルさながら。
一回は通用する方法かもしれないが
どう考えても長続きしなさそうで現実的じゃない。
どんな子にも当てはまりそうで
どんな子にも当てはまりそうにない夢物語。

私は、自分の子育て時代にあまり育児本を読んだ記憶がない。
雑誌のようなものはおそらく購入もしたはずだが、強烈に記憶として残っているものがない。
それよりも日々の何気ない日常の一コマを断片的に覚えているだけだ。

数時間ごとにおきる息子
夜泣きが続く息子
そんな日の事を覚えている。
でも、その時にヒステリックになっていたかというとそんな記憶もない。

寝ない時、泣き止まない時は 
子どもをベビーカーに乗せて夜でも散歩に出かけたり、
時には車に乗せてドライブに出たりしていた。
その頃に言い伝えられた疳の虫には小児針が良いというので
1,2回は行っただろうか。
1回目はさすがに少しは効いたが、長い効果は得られず。
あ、そうそう「ひや・きおーがん」たるものも。

結局、ずっと抱いて揺すっているか
ラッコの様に胸の上に抱いて寝たりしていた。


友人たちも似たり寄ったりだった。

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2016年に出版した「発達障害の子がぐーーーーんと伸びる心と体の育て方」の番外編 書ききれなかったことや本の補足など 発達に不安がある子、凸凹ちゃんの発達をぐーーーーんと伸ばす関わり方のヒントを綴っていきます。 多くの発達障がい児や境界域にいる子、グレーの子、ギフテッドの子などとかかわり、子どもたちから教わった大切なことも綴っていきます。

幼児期、学童期の発達に不安がある子、凸凹ちゃんの発達をぐーーーーんと伸ばす関わり方のヒントを綴っていきます。 本に書ききれなかったことや最…

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