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本当に今日は行楽日和の良いお天気。
どこもかしこも人であふれていた。
人込みを避けたつもりが、家族連れでてんしばは溢れていた。
施設内にある産直所で野菜などを買って
あたたかな日差しを浴びながら、しばらくそのあたりを
歩いた。
可愛い子たちがあちこちにいて、家族との姿は微笑ましい。

最近 障害が決して軽微ではない幼児たちのサポートをする時がある。
この時期の発達の顕著さを垣間見ることが多いことが、
疑いもなく早期支援の理由である。
もちろん障害の有無に関係なく、この時期からの丁寧な子育てや他者からの関わりが子どもの発達を加速させるのは明らかだ。

私が運営しているLOF教育サンタ―でも、幼児期にサポートを継続してさせて頂いた子どもたちは豊かな発達を遂げ、中学、あるいは高校、大学時期には卒業していく。
そのように育っていくと言うことである。
そのように育っていく可能性があると言うことである。
長ければ10年関わらせていただいた子どもも居ます。
もちろん卒業して、次のステップへ進んでいる。

『時間がかかる。』

子どもも私たち大人も育つのに時間がかかる。
しかも双方からの「育ちたい。」と願う思いが無ければ
育たない。
いくら周囲が努力しても
本人にその気が無ければいづれ離れていく。

子どもは素直に環境に適応して育つので
周囲の大人の気持ちに沿って育っていく。

けれど、若者や大人はそういうわけにはいかない。
周りの気持ちとは裏腹に本人に周りの「力になりたい。」「育ってほしい。」と言う思いは伝わらないことも多い。
たとえ、それが数年 年をまたいでその気持ちを持ちながら
「援助」しても結局無駄になることも少なくない。

自分自身が育つのにも時間がかかる。
先ほど同様生きていく中で起こる様々な事象を通して
学び、成長したいと思わなければ成長などあり得ない。
同じようなことが巡って来ても同じ「解釈」であってはいけない。
というより、同じ「解釈」になるはずがない。
自分自身が成長していたなら。

成長していく自分に合わせて周囲も変化していく。
関わる人やコミュニティー、自分自身が置かれている立場、状況。
決してそれは、多くである必要はなく
「質」である。

特異な世界に生きている場合、一番必要なのが「専門性」だと思っている。
もちろんそれが備わっていなければその事業、業務ができないのである。
が、しかし、「福祉」「障害児」の世界ではそれを持ち合わせていなくても事業をすることができる。
だから、事業者が増産されている。
障害児のことが理解できていないのに、
そんなところに大事な子どもを預けても良いのだろうか?
社会に巣立つことができる可能性を秘めている子どもたちである。
時間がかかるからこそ幼子がどのように育っていくか?を理解し、
大人へつながる道に彼らを放ってほしいと思う。

まずは、福祉事業の経営者が学ぶべきではないか?
経営塾に行く前に・・・。

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