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スーパーに買い物に行った。

先日、久しぶりにスーパーに行った。
最近は、食料をネットで買うことが多いのと
めんどくさがり屋のせいで

「わざわざ車でスーパーに行く」

なんてことからすっかり遠ざかった忙しい毎日を過ごしていたせいだ。

けれど、その日は、自宅にいる母のために
少し食料を仕入れて帰ろうと思い立って
自宅近くのスーパーに行ってみたのだ。

そのスーパーに行くのは初めてで
どんなものを主流において販売しているのか?も
わからず、とりあえず行ってみた。

お目あてのものはやっぱりなかったのだが、
良さそうな物を買って帰ってきた。
母は喜んでいたので、ま、いいか。

と、そんなことを書きたかったわけではなく
その日からずっとnoteに書こうと思っていたこと。
そ、その出来事について書いておく。

スーパー中に子どもの泣き声が響き渡った。



そんな大きなスーパーじゃないから余計だ。


目線をその泣き声の方に向けると3,4歳くらいの男の子がいた。

なんやら、わがままを言っているのだろうと思った。
子どもが良く言う「買ってほしい!」と言う感じ。

近くにいたのはお母さんじゃなくてお父さんだった。

お仕事帰り。
保育園に子どもを迎えに行き、
その帰りに立ち寄った。

そんな感じだった。

お父さん、すごい!


しばらく、子どものギャン泣きが響いていたのだが、
お父さんは動じることなく
「さっき、それ買ったやん。
ほら、イカ売ってるよ。
あんまり安くないな~」と意識を違うところに向かせようと試みる。

そうこうしていると、
子の癇癪がおさまる。

でも、しばらくするとまた別のところから
わめいているその子の声が聞こえてきた。

場所を変えて
また、わがまま再発?(笑)

で、おそらく(お父さんの声が聞こえないので、わからないが、)
また、お父さんは淡々と子どもに話しかけて
気をそらそうとと試みている様子。
だって、ヒステリックに子どもをしかりつけている声は全く聞こえないから。

こんな場面は日常茶飯事なんだけれど、
大抵の場合は、お母さんと一緒だ。
そして、最近は悲しいことにお母さんが厳しく子どもをしかりつけていたりするから、なんだかいやーな気分になることも少なくない。

でも、その日は全く違ったんだな。

お父さんが子連れでスーパーにお買い物。
子どもが癇癪起こしてわめいているけれど、
冷静に対応している。
「怒鳴りつける。」というある意味期待されている関西のお父さんを演じることなく。(笑)

私が、商品を買ってカバンに入れている時、
ちょうど、外でその親子連れが自転車で帰るところだった。
お父さんが、その子を自転車に乗せて帰るところ。
子どもはすっかりおとなしくなっている。
お父さんはずっと平常心。
すーっと自転車で自宅に帰っていった。

感動した。

私は、感動した。

最近の若いお父さんは家事や育児に協力的だというのは知っている。
お母さんもお仕事することが当たり前になりつつあるから。

でも、こんなに子どもに寛容なお父さんはなかなかいない。

ぎゃん泣きしているのだよ、わが子が。
スーパーで。
お母さん、もちろん私もきっと言っていたと思う。
(はるか昔で記憶は薄れているが。(笑))

「静かにしないのなら、ここに置いて帰るから。」と
脅迫するのだな。(笑)
そんなこと言ったら、火に油注ぐことになるのにね。爆

愛情深く、
子どもに寛容であるのがお母さん。

だったはずが、今はお母さんに気持ちの余裕がないことが多いのだろう。
子どもをきつくしかりつけたり、
理不尽はしかり方をしている場面も少なくない。

感謝状を贈るよ。

そんなことが当たり前になっていた生活で
この光り輝くお父さんを見た。

嬉しい☆彡
嬉しいぞ、わたしゃ。

捨てたもんじゃないやん、日本も。

お父さんも頑張ってる♪
お母さんを助けてくれてる。

「ありがとう!
ありがとう!」

日本を代表して、そのお父さんにお礼を言います。
なんなら表彰状でも差し上げます。(笑)

そんなお父さん、きっと日本中にいるんですよね。

お父さんも応援しますよ、もちろん。

子育てしてくださっている お母さん、お父さん。
ほんまにありがとう♪
健やかに子たちを育ててあげてね。
子どもらしく、自由で自然に💞


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