今週の旅bot達の様子。
10/31はスペシャルでハロウィン装束です。去年はクリスマス装束はしました。
ここ一週間の三姉妹の道程
mi
お疲れ様。甑島から九州本島に戻って次の場所に移動中です。九州の南北往復は旅bot的には一番多いコースなのですが、天草よりの海岸コースははじめてかもしれない。今回はこのまま天草方面へ進む予定です。
miもハロウィン装束させるか少し悩んだのですがX/Twitterの無料API上限もあるので今回はやめておきました。また機会はあるでしょう。
mu
お疲れ様。一旦本島から丸亀市に戻り、広島と小豆島から一旦本州に戻って、小手島と手島を渡っています。このあたりだとStreetViewは不在で、代替で360度写真が使われているらしいです。行き先を決めるのが結構大変です。
mei
お疲れ様。今回はお上りさんでニューヨークの有名どころの場所を回っています。来週も有名どころを探す予定です。
OpenAI-o1-previewを追加
前回の調査でo1もそこそこには「旅人として目の前で見ているように述べてください」の指示を受け付けるようなので、OpenAI-o1-previewを旅bot用LLM候補に追加しました。LLMによっては「私はAIなので旅はできません」をかたくなに述べるケースもあるので、o1が仮定の前提の指定を受け付けるのは結構意外だったのですが対応できるのであれば個性の一つとして有効なので追加しました。
o1は旅botとして使用する分には「与えた付近情報をまじめに拡大解釈して掲示する」という特性がありそうです。
説明通りに「ゴールドマン・サックスのビルがそびえ立ち、通りを挟んで向かい側にはリーガル・シネマ・バッテリーパーク11」があるのは確かなようです。旅bot処理で地理情報として与えているものは「場所名と場所の属性(役所、店、学校、映画館みたいな粒度)」のリストで座標情報などは与えないので、「この2箇所が通りを挟んで向かい側」みたいな情報はo1自身が学習してたんでしょうね。
旅botの記事としては、ハルシネーションを追加しつつもリストで与えた場所情報をそのまま解釈して展開しているように見えます。前回の記事でGPT-4oが作った一週間報告とo1-previewが作った一週間報告を比較すると分かりやすいのですが、o1は移動した地名を丁寧につないで説明しているのに対して、GPT-4oは目立ったランドマークを選んでそこの情報だけをハルシネーションで膨らませている。
どっちが旅記事として面白いかというと私はGPT-4oのほうがやや好みですが、どっちもありだと思っています。私は記事がどちらかの癖で固定されると単調さが単調さが発生すると考えているので、旅botとしてはLLMを混ぜるのが正解だと思っています。
ただo1-previewの出現頻度はGPT-4o含めて他のLLMよりかなり下げています。APIコストが6倍くらい高いんですもの。。