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『ぎょらん』町田その子
皆さんこんにちは。
今日は町田その子さんの『ぎょらん』を読んだ感想記事です。
町田その子さんを読むのは『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』『52ベルツのクジラたち』に続いて3冊目になります。
これまで読んだ小説のベストを更新する程のいい作品でした。
前情報を知らずに読みはじめ…あぁ短編集なのか…と思っていたら全ての話が繋がっていてひとつの物語になっている。
“ぎょらん”…死者が最後に想いを玉に残すという発想、それに纏わる複雑な人間ドラマ。さまざまな人間関係の構成力、そして違和感を感じさせない繋がり…全てに於いて素晴らしかった。ひとつのパートが終わった後に次を読むのが楽しみで仕方なかった。
そして全て読み終わった後にすぐ、もう一度読みたいと思った。
好きな作家さんが増えてこれから読むことが楽しみです。
それではまたお会いしましょう。