新しいヘッドホン【BOSE QuietComfort Ultra Headphones】
皆さんこんにちは。
今日は新たに購入したヘッドホンのレビュー記事になります。
ぼくは以前の記事でも書いた通り、絶望的な程、市販イヤホンが耳に合いません。仕方なく消去法でしか選べないのです。そして残ったのが今迄使っていたAnkerなのです。
※↓ Ankerイヤホンの記事
そして今回購入したヘッドホンがこちら↓
① ノイズキャンセルの歴史
ノイズキャンセリングの技術は意外と歴史が長く、元はBOSEがパイロットのために開発したもので、2000年にはじめて民生機器として発売されている。
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ぼくは初代からQuietComfortを使っていました。もとは通勤時の地下鉄の轟音対策です。当時、ノイズキャンセルは他に選択肢が無く、イヤホンもラジオ用のしょぼいものしか無かった時代です。
② BOSEヘッドホンの美音
当時使っていたもう一つの理由が当然のことがら”音”です。
BOSEは不思議なメーカーで当時のスピーカーは典型的なドンシャリでとてもHi-Fiとは言えず、長時間聴くには耐えられないものでした。昔、TV用のサブウーハー付き疑似サラウンドスピーカーを使用していましたが、ヘッドホンと比較するまでもないくらいクオリティに差がありました。ところが何故かヘッドホンだけは昔から非常にバランスが良く心地良く音楽を楽しめるものだったのです。
③ BOSEの難点
以降、首掛け式のイヤホンなど歴代のBOSEをいくつか使用してきましたが、唯一の難点が故障の多さです。どの機種もだいたい1年毎くらいで故障する。その度にBOSEのサービスセンターへ送り、約2万の修理代で新品に交換する…ということを繰り返していました。
実はひとつ前のノイズキャンセルイヤホンも持っていましたが以前の記事で書いた通り、どうしても耳に合わす泣く泣くヨメさんに譲り、自分は改めてAnkerを買いました。
④ 比較視聴
人間とは欲深く買った当時は”もうこれで充分”と思っていたはずなのに徐々に不満が募っていきます。毎日のスタバでの朝活時のイヤホンがちゃんと耳にフィットしていないこともありだんだんと不満になってきていました。
そんな時ヨメさんがヘッドホンを買い替えようかな…と付き合った際、SONYのフラッグシップWH-1000XM5と今回購入したQuietComfort Ultra Headphonesを試聴し更に強力になったノイズキャンセル、そしてイヤホンでは聴くことのできない音の良さに今更ながら驚きました。装着感も昔と違い極上のやさしさ…。これなら長時間使用しても左程疲れることはないだろうと思い至りました。
ヘッドホンにすれば長年悩まされてきた”耳に合わない問題”から解放される！
ちなみに上記2機種とよく比較されるゼンハイザーMOMENTUM 4 Wirelessも気にはなりましたがどうしてもあのやぼったいデザインが好きになれません。
※丁度、上記3機種の比較動画がありましたので貼っておきます↓
⑤ 機種選定理由
正直、性能・掛け心地ともにSONYでもBOSEでも大差なくどちらでもよかったのですが、決定的な違いが可搬性です。SONYは折り畳むことができずケースがデカい！ゼンハイザーも同様です。
対するBOSEはコンパクトに折り畳んで楕円型のケースに収まる。SONYは毎日使っているカメラバッグだと収まらない。
…ということで久しぶりにBOSEに回帰しました。
⑥ 使用感
試聴していたのでそのクオリティは分かっている訳ですが、改めて使用してみてトータルバランスとして十分満足できるものでした。
ノイズキャンセル性能は勿論、昔とは比較にならない掛け心地、音のバランスの良さ、そして最新技術の”イマーシブオーディオ”。音の定位を固定し頭を振っても音場は前方から動かない。昔のサラウンドとは違い、かなりの精度でそれを体感できる。長時間聴いたら飽きるかもしれませんがその技術力には目を見張るものがあります。
⑦ 総評
以前にオーディオ関連の記事で書きましたが、ヘッドホンは構造上、前方に音場を作ることができません。耳から後方で音が鳴ります。最新技術の”イマーシブオーディオ”を聴き随分良くなったなとは思いましたがやはり前方定位にはなりません。音場感を味わえないので顕微鏡でモノを見るような音の聴き方になってしまう。それはそれで現代の音楽鑑賞方法なのでしょう。しかしやはり音楽はある程度のエアーボリュームの中に朗々と響いた音を味わうものだと思っています。ヘッドホンはあくまでも屋外でも音楽を楽しむための”サブ”的存在。そういう意味では今回購入したBOSEは間違いなく現在望みうる最高クオリティのひとつだと言えるでしょう。
それではまたお会いしましょう。
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