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カメラバッグ難民に捧ぐ…消去法からの脱却

皆さんこんにちは。
今日は写真に欠かすことのできないカメラバッグの話を書いていきます。



・消去法でしか選べない

ここ最近、写真の仲間と会ったり飲んだ時など、結構な頻度でカメラバッグの話題になることが多い。しかし大体最後は気に入ったものに出会えないというオチになる。消去法でしか選択肢が無い…と。

要約すると
機能はいいがデザインがダサい。
デザインはいいが機能がダメ。

…大体どちらか一方が欠けている。

写真をはじめて5年半、ぼくはこれまでにリュック型のバッグを4つ使ってきた。

・これまでのバッグ遍歴

はじめて買ったバッグは三脚でも有名なマンフロット2階層式のリュック型。下段に引出しのような形のカメラ収納部があり、カメラとプライベートのものを分けて収納できる。使い勝手はなかなかいいが…いかんせんデザインがいただけない。結局機能はいいのにすぐに使わなくなりインナー用のバッグをノースフェイスのリュックに入れて使ってみたり試行錯誤していた。

その後、遠征や過酷な撮影環境でも耐えられるようにピークデザインエブリデイバックパックを購入。カメラの安全については信頼性が高く、かなり活躍してもらっていた。

・タウン用バッグ

しかし昨年、タウン用にもう少しスマートなバッグはないかな…と探していたところ、よく見ているガジェット系YouTuberのチャンネルで【FLOORPACK Flex】というバックパックの企画・販売開始の情報を見付けた。
マクアケでクラウドファンディング募集を開始するらしい。少し迷ったが他にいい物もなかったので申し込みをした。
ピークデザインはタフな分、重量が結構あり、可能な限り重量を軽くしたいぼくとしてはいざというとき以外は使わなくなっていった。
FLOORPACK Flexは、欲しいと思えるバッグが無いのでと、カメラ系YouTubeが数人のアイデアで作ったというもの。
ぼくはタウンユースを想定しているので防水機能などのガチなヘビーデューティーは求めてはいない。
そこそこのデザインでそこそこの機能があればいいのだ。

さて、届いたFLOORPACK Flexは想定通りの性能でカメラバッグに見えないバッグだ。かなりお気に入りで1年間毎日使った。

・バッグ探しの旅

しかしこの1年でフィルムカメラは10台を超え、用途別にバッグを揃える必要が出てきた。
先ずは中判のPENTAX645NⅡ用。
そこそこの大きさと重量のため背負うのではなくショルダーにして前で抱えた方が負担が少ないだろうと考えた。
そして久しぶりに真剣にカメラバッグを探した。実際に店舗でもいくつも見た。
一般的だが、ぼくがバッグを選ぶ際に考慮する要素は以下の4点です。
・安全性…当然だが安全にカメラを運搬できる
・機能性…収納力や体へのフィットetc使い勝手
・デザイン…見た目のデザイン性能の高さ
・防水性能…防水性を必要とする場面はこれまでで数回
        優先度は一番低い
機能性だけで言えば、細かいところまで配慮が行き届いていて、体の負担を減らすための工夫もされているのが老舗のハクバだ。”クビの負担ゼロフック”など本当によく考えられている。
でも…デザインがちょっと。
老舗だしユーザーからのフィードバックやノウハウは一番持っている筈。有能なデザイナーを入れればもっと若い層にも刺さるヒット商品を開発できるはずだと思うんだけどな。惜しいブランド。

・マンフロット新シリーズ

さて、冒頭の話の通り、このままだとまた消去法になってピークデザインのひとり勝ちになる。
そんな時、某カメラ屋で久しぶりにマンフロットのバッグを見た。初めて買った時から5年以上経過し今はまた新しいシリーズが出ている。
その最新シリーズがかっこよかった!
機能性の良さはそのままにデザインがブラッシュアップされている。

・防水性能の優先順位は高くなくていい

ピークデザインと比較すると性能は劣るがデザイン性が高く値段もかなり安い。ジッパーは止水ではないが防水性能の優先順位は低いし、何よりもジッパーの開閉が軽い!…これ重要。1年に1回役に立つか立たないかの止水ジッパーは硬くて重い。コストも高い。
マンフロットのいいところは日常の使い勝手を優先しているところ。そしてレインカバーが付属しているところだ。いざという時に被せてしまえば防水性能のネガは帳消しになる。

・漆黒のデザイン

見た目は黒のナイロンでロゴもマットの黒。まるで昔持っていたHEAD PORTERBLACK BEAUTYシリーズのようだ。背負って前から見るとワンポイントの赤が映える。立体構造はピークデザイン程かっちりはしていない。しかしその分、柔らかくて軽い。大きさもタウンユースとしてはピッタリで小柄なぼくでも違和感なく使える。
そして有難いのがピークデザインと違いちゃんと自立すること。ピークデザインは下にポンと置けない。
またあの生地は丈夫だし防水だが実は拭けない。きれい好きなぼくとしてはかなりの減点だ。汚れたら手で叩くしかない。ぼくはバッグを使用する度に絞った雑巾できれいに拭いている。ところが生地がザラザラしていてそれができないのだ。
さて、新型マンフロットの構造だが、ぼくの好きな2階層式。はじめて買ったマンフロットと基本的に同じ作りだ。下半分にカメラ収納部がありジッパーを開け引き出し式で収められる。他のカメラバッグ同様、中の仕切りは自由にレイアウトを変えられる。そして上半分に財布やプライベートのものなどを収納できる。この構造は最近ビジネス用でも取り入れられている。
ラップトップも入るがノートPCを使用しないので、モデルさんの荷物を入れて移動するためにIKEAの大型バッグを入れている。リュックとしての重要な性能である背負い心地だがこちらも老舗だけあってしっかりした作りだ。背中に当たる部分のパッドもかなり厚い。
…ということで、かなり安くなっていたこともありamazonで早速購入した。まだ使いはじめて数週間だがこれまで買ったバッグの中で一番いい。

・PENTAX645NⅡ用のショルダー

そして中判のPENTAX645NⅡ用には同シリーズのこちらを買った。↓

こちらもピークデザインと比較すると耐久性能ではかなり劣るが全く問題ない。価格的に1/3程度なのだから当然だ。そしてこちらもちゃんとレインカバーが付属している。
デザインも共通なので統一感があって気に入ってる。

・PENTAX645NⅡ以外のカメラ用

またPENTAX645NⅡ以外のカメラ用にamazonのポイントでこちらも買った。↓
もちろんシリーズ共通のレインカバーも付属する。


上記は3つとも同じシリーズなので統一感があって大変気に入っている。
これで大切なカメラ運搬時のストレスが減り、かなり快適な写真を撮れそうだ。

それではまたお会いしましょう。

#写真 #カメラ #カメラバッグ #カメラリュック #マンフロット #ピークデザイン #ハクバ

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