生涯の伴侶 タンノイ・レクタンギュラーGRF②
皆さんこんにちは。
さて、前回の続編です。
遂にレクタンギュラーGRFを手に入れ自宅へ運んだところからスタートします。
・いざ搬入
長野から帰宅後、ヨメさんに無理を言って手伝ってもらい何とかかんとか重いレクタンギュラーGRFを部屋まで運び込んだ。
・産声
取り急ぎコーナーカンタベリーを右端に寄せレクタンギュラーGRFを定位置に置く。
兎にも角にも音出しをと思い早速、仮接続を済ませ鳴らした。
…素晴らしい!
ポン置きしただけなのに現時点で残念ながら長年愛したコーナーカンタベリーはあえなく敗退。
小編成なら変わらないだろう…とヴァイオリンソナタ、ピアノソナタを掛けるが大きな間違いだった。コーナーカンタベリーだと想像力が必要となる場面でも、レクタンギュラーGRFは定位がピシッと決まりステージが見える。
そしてもう一つ驚いたことがある。
どのレコードもCDもワンテンポ遅く聴こえる。
それだけゆったり鳴っているということなのだろう。
・本当の低音
ぼくを含めて低音というものを勘違いしていることが多いが、本物の低音とはどこまでも柔らかく自然だ。最近の映画館のようにナイフを突き立てられているような暴力的なものではない。そして高域のキャラクターを決めているのも実は低音だ。レクタンギュラーGRFを聴いてそのことを心底思い知った。そして今度こそ生涯の伴侶にしようと心に決めた。