PS1のメモリーカードをArduinoとマルチタップだけでUSB化する事に成功した備忘録
用意する物
PS1用マルチタップ(ハードオフのジャンク箱によく転がってる)
Pro Micro(5Vでも3.3Vでも良いっぽい、推奨は3.3V)
ArduinoIDEが使用できる環境(非検証だがLinuxでも行けるらしい、詳しくは参考元参照)
ハード制作
画像のように、良い感じの所でマルチタップのケーブルを切り、はんだ付けします。
ピン配置は以下の通りです。
(需要があるかはわかりませんが、各ケーブルの色ごとの意味です)
ハード面でやる事は以上になります
スケッチ
今回は、記事冒頭でも貼らせて頂いたレトロでハードな物語 様のスケッチを丸々流用させて頂きます。
ポケットステーションのメモリを読み書きしたい のここから保存してください。
いつもと同じようにPro microに書き込んでください
読み取り
MemcardRexというソフトを使います。
Releaseから最新バージョンをDLし、解凍してください。
解凍したらMemcardRex.exeを立ち上げてください。
Option→Preferenceから設定画面に行き、Communication portを自分の設定しているポートにし(筆者の場合はCOM4)、
Communication speedを38400(legacy)に変更してください。
完了したらOKボタンを押してください。
画面が戻ったら、メモリーカードをマルチタップのBポートに差し込んでください。(画像はミスです)
(先述したこのスケッチの配布元様にポートを変える方法が載っているので、興味がある方はどうぞ。)
最後に、MemCARDuinoを選択し、ロードを開始します
ここでメーターが進まない場合は配線ミスなので、しっかり見直しましょう
正常に読み取れたのなら成功です!
良きレトロゲームライフを!