2024/04/11,12 第12回マツモトクラブシークレット劇場「江古田秘密倶楽部」
マツモトクラブシークレット劇場。
12回目にして初めて見に行った。
タイトルから勝手に感じた運命
個人的な事情だが、
私は過去に「江古田駅」が家からの最寄り駅だった時期があった。
その時期にお笑いライブを見に行った際、
ある芸人さんから名前を聞かれた。
「本名名乗るのはプライバシーが心配だなぁ…」と考えた結果、
ふと思い浮かんだのが最寄り駅で、
とっさに名乗ったのが「江古田」という仮名だった。
(体が縮んだ工藤新一が蘭から名前を聞かれて、
とっさに「江戸川コナン」と名乗った状況に似てる気がするが、
コナンとは危機感が違いすぎる。)
それから現在に至るまで、
「江古田」という名前を使うことがあるのだが、
今回、ライブのタイトルに「江古田」と入っているのを知った瞬間に、
「え?!奇遇!!」と思い、勝手に運命を感じた。
本当にただの偶然なのに、それだけでテンション爆上がり。
江古田だけど会場は赤坂
会場は、アプロ赤坂。
こちらも初めて行く劇場。赤坂駅からが近い。
赤坂自体も、
2016年に「女int公演オンブ『シンデレラ〜的な要素が盛り込まれた話〜』」
を見た時以来で、おそらく8年振りに来た。
その時もマツモトクラブさんを見るために来ていた。
今回の会場、アプロ赤坂は、地下の劇場だった。
オシャレな看板が目印。
小さめの劇場で、中に入ると左のほうにステージ、
右側にはバーカウンターがあった。中もオシャレだ。
バーカウンターがあるとはいえ、
食事をしながら見るライブではなく、
バーカウンターもステージとして使える仕様になってるみたいだ。
前のステージは、お笑いライブというよりは、
音楽のライブで使うようなステージに見えた。
普段は音楽寄りのイベントが開催されることも多い会場のようだ。
音楽とか全然分からないけど、音質もすごくよく感じた。
マツモトクラブの世界に深く浸れる空間
開始からもうマツモトクラブの世界が広がっていた。
現実世界の時間が夜だとか昼だとか忘れて、
この物語の時間軸を共に体感しているようだった。
大人向けなシーンもあったりした。
学生時代の自分なら体が熱帯びすぎて蒸発していたかもしれない。
ロッキー川越でもあまり聞けないであろう、高音で熱唱するマツクラさんの歌声も聴けた。
笑いあり、恐怖あり。そして最後には感動あり。
やっぱりマツモトクラブさんのコントは最高に面白くて、あたたかい。
1日目の夜公演と、2日目の昼公演を見た。
物語の軸は一緒だったが、おそらくアドリブ?と思われる瞬間もあって、
1日目と2日目で違いが楽しめたのも良かった。
一度だけでなく何度も見たくなるライブ。
何度見ても感動するライブ。
今回、ステージに近い席で見たが、
後列で見たらまた違った部分に注目出来て面白そうだ。
帰宅しながら劇中に流れてた曲を探し、
物語を思い出しながら聴いてまた浸った。
見てから時間が経っても、
物語の実際に見えてない部分まで思い浮かんできて、
また深みを増していくようだった。忘れられない物語。
終演後にプレゼント抽選会もあったが、
自分は奇跡的に、見た公演それぞれで当たった。
2回目の時に至っては、
ペンで「江古田」と書かれた社員証みたいな、
首から下げるものをいただけた。
最初にも書いたが、自分は「江古田」と名乗ることがあるので、
自分の名前の名札をいただいたような、不思議な感覚にもなった。
職場で首から下げたいな。周りからしたら意味わからんだろうけど。
今度は6月にシークレット劇場が開催されるようで、
そちらも楽しみにしている。
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