見出し画像

【備忘録】未就学児のパスポート申請

※一番下に、参考にしたホームページ(外務省と郵便局〠)をまとめています

この夏に海外に…

そう思いながら、行く先を決めるのに手間取っている。
そもそも子どもがパスポートを持っていない。
まずは取ろう! と勇足でしらべてみた。


はじめての申請で必要なもの(未就学児の場合)

1、戸籍謄本(遠方から申請するには定額小為替が必要)
2、住民票
3、申請書(ダウンロード、記入して印刷も可)
4、写真
5、身分証明書/健康保険証+子ども医療証
(他にもマイナンバーカード等、身分証明書として有効な書類が挙げられていた。
住んでいる都道府県のパスポートセンターで要確認)
※6、申請料(12才未満は6,000円、5年間有効)

外務省HP(上記)より


5の身分証は、成人であれば身分証として運転免許証で済むことが多いが、
子どもの場合はそうはいかない。
わが子は写真つきの証明書を持っておらず、代わりになる書類をしらべたら、
住んでいる市のパスポートセンターにまったくおなじ質問が載っていた。

未成年の場合は「保険証と子ども医療証」「マイナンバーカード」
ほかには「健康保険証+写真付きの学生証」なども本人確認として
認められていた。


戸籍謄本を遠方から申請する

住民票は近場の役所にて窓口申請しよう。
写真は、あの公衆電話ボックスのような証明写真機で、事前に撮るか。

で、戸籍謄本。
子どもの本籍地は、現住所からはだいぶ遠い。
コロナで書類のオンライン申請はだいぶハードルが下がった気もするが、
戸籍謄本は申請書類をダウンロードして印刷、記入して郵送する。
役所のホームページを読んだが、自分がわかっているのかが分からない。
結局電話で尋ね、ことなきを得た。


予定はなくても旅券入れを買いたくなる


定額小為替をはじめて買う

「郵送以外の手順は、窓口と変わらないかも」

と思っていたが、戸籍謄本申請料として定額小為替を郵便局で購入するらしい。
郵便局窓口で、はじめて定額小為替を購入。
「このまま封筒に入れて良いんですか?」
扱いが分からず、おもわず窓口の方に尋ねてしまった。

あとは送り先を書いた返信用封筒に切手を貼る。
84円切手を貼ったが、急ぎの場合は速達料金分の切手を貼る。
申請書、定額小為替、返信用封筒(宛先、切手貼る)を郵送して、
ほぼ一週間で戸籍謄本が届いた。
やさしく教えてくださった職員さん、どうもありがとうございました。


心の準備をしよう、証明写真(ただし身長は要確認)

「パスポートセンターが混んでるかも」
「初対面の職員さんにお願いするより、子どもが緊張しないだろう」
と思い、あの公衆電話ボックスのような機械で事前に撮ることにした。
子どもがアレに入るのははじめてだったが、
わたしは当日まで子どもに詳細を伝えていなかった。

で、失敗。

一人、せまい、密室、ピカッと光る(フラッシュ)
椅子が低い(身長 約116cm)

なにをされるのか分からぬ、人ひとりがやっと入れるようなあの空間に、
ほんの一瞬だがひとりになる。
事前に手順を伝えるとかえって不安にさせるかと思ったが、失敗。
遊び感覚で中をのぞく、カーテンの開け閉めで明暗に目を慣らすなど、
予行演習は必要だった。

あとは椅子だが、一番上まで上げても低かった
結局手持ちの鞄を椅子にのせ、その上に子どもを座らせた。 
当時、子どもの身長は約116cm。
あと10cmくらいは必要だったなと思う。

撮影後、頭と顎の位置は調節できる
顔の中心線も移動できる

これは嬉しい発見だった。
身長が足りないので顔が入らないかと思ったが、
この機能のおかげで、だいぶ下の方に来たものの顔全体を入れることができた。
仕上がった写真はかなり不安げで、
ゴメンと内心謝りつつ、パスポートセンターに向かった。

パスポート写真は規程がかなり厳しいので、
自分で撮ることを考えもしなかったが、未就園児はアプリもありだなと実感。
ヘアバンド、タートルネック、髪の毛が目にかかっているのもNGらしい。
今回撮った写真は、後ろに背もたれが一部写っていたが、窓口の方が確認してくださり申請可能だった。


子どもはパンジーをいたく気に入っていた(これは何だろう?)


パスポートセンターへ

1〜5の書類をそろえ、いざパスポートセンターへ。
地元のセンターはでは申請は平日のみ、受け取りは平日と日曜日も可能だった。
12才未満の子どもは、5年間有効のパスポートを申請できる。
手数料は6,000円。
ちなみに12才以上は11,000円。
申請、受け取りともに本人も窓口に行く必要がある。


手数料は受け取り時にお支払

自分のパスポート更新時など毎回忘れているのだが、
申請時ではなく受け取り時に払うのだ。

R5年3月27日からは、申請して6ヶ月以内に受けとらずに再申請する場合、
手数料が加算されるらしい。
申請書も、R5年3月27日以降変更になっている。


いざセンターに着くと、平日ゆえか人も疎らだった。
はじめての空間に、窓口に並んでいる途中に
「きょう、注射ない?」
と子どもが訊いてきた。予防接種と勘違いしている。
「ないよ。窓口の職員さんにお手紙を出すだけだよ」
と答えたらホッとした表情をした。

コロナ禍、自分のパスポートを更新したときは人っこ一人おらず、
淋しいというより侘しい気持ちになった。
それを思うと、すこしずつ人の気持ちも生活も外へ向かっているのかな。


終わりに(なんだかんだ一次情報が大事)

取ろう!と思い立ってから、実際書類をそろえてセンターに申請するまで、
ほぼほぼ3ヶ月。

備忘録というか、自分が奮闘した記録としてここに残している私が言うのも
アレだが、やっぱり一次情報に当たるのが大事だなと。
人生でおそらくはじめて新規申請したので、
地元のパスポートセンターのHPには疑問にたくさん答えてもらった。

1、手続きをしらべる
2、1の分からない所を電話で尋ねる(コンビニ、ありがとう!)
3、ダウンロード、印刷、記入
4、役所の窓口へ(1ヶ所で済めば御の字)
5、定額小為替を買いに郵便局へ
6、証明写真を撮る(規程は確認を)

一次情報を読んでも分からないところは調べる。
○月○日以降の変更点とか、あれはダメ、これはダメとかカッコ付きの注意事項が多すぎて震えるけれど、まあ、なんとかなる。
地味に堪えたのが、我が家にプリンターがないこと!
ま、喉元過ぎれば何とやらで、いまはまた無い生活に慣れてしまいましたが。

手続きが平日のみだったのと、本人確認のため、
申請と受取には幼児本人も連れて行く必要がある。
謄本や住民票も、早く取れば良いというものではない。
「申請時より〇ヶ月前までに取得したもの」と決まっている。

とまあ諸々の条件が揃うとなると、書類がそろってから子どもの予定とすり合せ、結局3ヶ月近くかかった。
パスポート受取は、今回は一週間後から可能らしい。
また子どもを連れて(事前に説明して)、今度は6000円を用意して、
帰りに美味しいお昼ごはんを食べるお店を吟味して、
ピクニックがてら取りに行こう。


ご飯を作る過程と、明るいごちそうさま!には因果関係はないと最近気がついた



**申請で参考にしたHPです**(あくまで参考)


いいなと思ったら応援しよう!