左官屋さん名刺ができるまで
ついにオミクロン株感染拡大のピークが過ぎたようですね!
それでもまだ寒い日が続きそうなので、コロナに負けず元気に過ごしましょう!!
今回のテーマは「左官屋さんの名刺ができるまで」。
イラスト入りで制作をさせていただいた左官屋さんの名刺ができるまでの過程を追っていきます。
それではみていきましょう!!
きっかけは「名刺作ろうと思ってるみたい!」
もともと、今回のお客様の仲野工業所様の奥様が経営されているヘアサロンさんのブログ・SNSの担当をしている私。
妹とココナラで活動を始めた話をしたところ、ココナラをご存知なかったヘアサロンオーナーは興味津々。
「そういえば、お父さんが名刺作りたいって言ってたんだよね〜!」と言っていました。
帰宅後、オーナーは旦那様にココナラの話をしたところ「知ってる」という反応だったとのこと。(職業柄、旦那様はパソコンには弱いけれど情報通)
閉店前に伺った際、閉店時間に合わせて旦那様も閉店作業をお手伝い、なんてことも何回かあり、お話させてもらうことも。
こんな経緯で「まずは試作を作ってみましょうか?」から始まりました。
イラストの試作を作ろう!
まず最初に「左官のイラストを入れたい」というお話だったので、イラストだけでも試作を作らせてくださいとお話。
▼この時に送られてきた、「こんなのがいいな〜」というイメージがこちら
だいぶ洋風な雰囲気ですが、私たちも調べてみたところ、あまり和風の左官屋さんのイラストでかっこいいものがない…。
▼その後「こんなのもどうですか?」とこちらからお送りしたのはこちら
(ネット上に上がっていた荒木左官さんの名刺)
イラストも良いし、文字のレイアウトも素敵!というお返事をいただいたので、こちらも参考にさせていただくことに。
イラストは後ろ向きで背中にローマ字で社名を入れたいということでした。
この辺りのこだわりのイメージが最初から明確で、「さすが職人さんだな…素人とは違うな…」と思いました。
▼そして、出来上がったイメージ(2パターン)
上記2種類を送ると、とても気に入ってくださいました!
2種類のうち、選ばれたのは緑。
そして修正依頼をもらったのが、会社の表記方法の変更と左官屋さんイラストが持っている道具。
▼この時、届いたイラストがこちら
奥様には「細かくてごめんね〜」と言われたのですが、この辺りのこだわりも「匠」という感じで、「おぉ〜👏👏👏やっぱり違う!すごい!!」と姉妹で喜びを感じていました。
イラストから名刺に!
イラストが完成した時点でとても気に入ってくださり、名刺としてご注文をいただきました。
▼ご注文いただいたサービスはこちら
裏一面は左官屋さんイラストと決まっていました。
文字情報を入れる表面は、先程の荒木左官さんのものを参考にしています。
名刺に入れる情報に関するヒアリングはフォームに入力をお願いしています。
制作が進む中、お客様の入れたい情報も増え、最終的にLINEのQRコードも入れたいというお話だったので、途中で下部のレイアウトを変えました。
デザインの仕上がり時にお送りしたものはこちら⬇︎
文字情報の面の電話番号より下は、QRコードを入れてもバランスが取れた配置になる様にしました。
印刷は…「エンボス加工でお願いします!」
デザインが出来上がると印刷オプションについて確認します。
もちろん依頼はデザイン制作のみにして、ご自身で印刷手配もOK。
私たちのところでご用意しているのは「通常印刷」と「エンボス加工」という少しデコボコした加工を入れるもの。
(エンボス加工はつながりのある会員制の印刷会社さんにお願いしているので、他でやるより安価でできます)
匠(仲野工業所様)が選択したのは『エンボス加工』。
職人魂からなのか、珍しい加工をやってもらえるならやってみたいとのこと。
この加工に興味を持つあたりも、職人って感じがしますよね。
エンボス加工で、せっかく左官屋さんのイラストを入れているので、柄は壁の柄にすることに。
ここでも匠のこだわりがあったのですが(匠、ご指名の壁の写真が届いた)、柄にする上で凹凸がはっきりしている壁でないと難しいという理由から、2パターン用意し、選択してもらう形にしました。
出来上がった名刺はこちら
デコボコ感わかるでしょうか?
壁の模様でデコボコが入っています。
(デコボコ感を伝えるの必死でもうちょっとおしゃれに撮ればよかったですね…)
仲野工業所様からは喜びのメッセージをいただき「細かい注文にも根気強く付き合ってくれて、名刺の印刷加工もとても高級感があり、満足の仕上がりでした」とのことでした。
最後に「えりな(私)シスターズに幸あれ!」とまとめられており、キャラが出ていて本当に面白いなと笑ってしまいました!!
ご本人の喜んでいる姿や、自慢げにお仲間に名刺を渡している姿が目に浮かぶ、とてもお茶目な方なんです。
後日談
名刺の印刷はオンラインで注文し、ヘアサロンさんに直接届く様に手配をしました。
年末にお店に伺った際に、私と妹の分の名刺を1枚ずつくださり、旦那様の仲野工業所様も駆けつけてくださいました。
「来年(今年)はホームページも作ろうと思ってるから、また手伝ってね」とのことでした。本当に嬉しい限りです!!!
帰り際、旦那様が突然お店の外に走っていき、5分後にケーキを手に戻ってきて、「家族で食べてね」と渡してくれたのも思い出になりました。
次の機会も姉妹で楽しみにしています!
(イラストは真顔ですが、実際は笑顔です。笑)
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