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ベトナム茶器セットをX(Twitter)だけで10日で132セット売った方法

X運用に悩んでいますか?
バズるポストを研究してますか?

私の運用は、バズる必要ないです。
フォロワーは増えないけど、売れる。
そんな体験したくないですか?

ことの始まりは、
父が25年前に輸入していた
ベトナム茶器セット
山積みで倉庫に眠ったままになっていた。

ECサイトやメルカリ、
Instagramで販売してみたものの、

ほとんど売れない……。

そんな中、
「このまま放置していても
在庫処分費もかかるし、
いっそTwitterで最後の一押しをしてみよう」

と思い立ったのが、
X(当時はまだTwitter)を使った
販売企画の始まりでした。

結果的に
10日で132セット、
売上40万円超え
を達成。

しかも、販売ページも作らず、
X(旧Twitter)だけで完結できました。

申込用のフォームコメント欄の熱量がすごい
1申込で2~3セット購入する方も!


本noteでは、
キャンペーンを思い立ってから
申し込み受付、
入金確認、発送手続きまで、

ほぼすべてを
「短期間」
「低コスト」
で実施した流れを具体的に紹介します。

この手法は、
アルゴリズムに頼る手法ではないので、
Xになった今でも、
十分活用できます。

テストマーケティングにも
有効だと思うので、

物販される方は
ぜひ挑戦してみてください。


父の“独断購入”から25年…膨大な在庫の悩み

実は今から25年くらい前
父がベトナムに進出していた頃に

「これは売れるぞ!」と、
意気込み大量仕入れしたものが、
ずっと実家の倉庫に在庫として残っていました。

(何年経っているか、大体しか覚えてないほど昔の話)

これで在庫の5分の1程度の量
箱から出した大量の茶器セット

母からは
「地元のフリマに行っても
何個も売れるものでもないし、
捨てるのも処分料がかかる…」

と何度も相談されてきましたが、
なかなか腰が上がらず……。

メルカリ&Instagramでもまったく成果なし

最初は、
オンラインで物販をしたことがなかったので、
物販に詳しい知人やSNS物販の先輩に相談しました。

すると「写真が大事」と
アドバイスをもらい、

まずは大量の在庫を
色柄ごとに整理して、
写真を撮ることから始めました。

メルカリを使って
販売する方法を教えてもらいながら出品し、

写真が映えるならとInstagram
販売を試みたりしました。

しかしフォロワーの興味と
合わなかったのか、

売れない。反応もない。

そもそもの問題は、
大量にあるベトナム茶器セットの大半が

手のひらサイズだったので、
実用的な使い方が出来ないものだったんです。

メルカリで売れているのは、
大きいサイズのベトナム茶器セットばかり。

手のひらサイズで販売している
お店はありませんでした。

茶器自体は、可愛いんです。
だけど、小さすぎる。

この写真でサイズ感わかりますよね。

カメラロールに残っている商材たち

こんな小さいもの、
雑貨として飾るくらいしかできないし
売れないよね。

と心では思っていました。

実際のサイズ感これ!!

今までは、
地元の知り合いに安く譲って
少しずつ在庫を減らしていましたが、

数百セットという膨大な量を
一気にさばくのは到底ムリでした。

そうだ!いっそTwitterで売ってしまおう

どうにも行き詰まっていたとき

「大量の在庫に困っています、助けてください!」

という店舗アカウントのツイートが流れてきました。

いろんな手を尽くしたし、
Twitterならチャンスがあるかも…?

とはいえ私のアカウントは
普段ビジネスやSNSマーケ情報を発信していて、
茶器とまったく無縁。

正直「本当に売れるのか?」と
半信半疑でしたが、
もはや最後の手段として
Xを使った在庫処分セール
思い付いた勢いで、始めることにしました。

ポイント: 普段取り扱いのジャンルと違っていても、「在庫処分の格安セール」というネタ性がSNS上で拡散要素になる可能性がある。


キャンペーンの全体像

今回実施したキャンペーンは、
以下のような流れで進めました。

  1. 告知ツイートの投稿
    「ベトナム食器欲しい人いませんか?
    在庫処分したいので格安です。」と、
    興味を引く文面と茶器の写真を載せたツイートを作成。

    友人・知人にも「拡散してほしい」と声をかけ、リツイートやコメントをもらう。

  2. ツイートに反応(コメント・リプ)してくれた人にDM送付
    購入希望者にはDMで個別に対応し、
    商品写真や価格、申し込み方法などを案内。

  3. 申し込みフォームと在庫管理
    販売システムは使わず、Googleフォーム
    申し込みを受け付け、
    スプレッドシートで在庫や申込者情報を管理。
    告知後1日でフォームを作成し、
    商品には番号を振って選びやすいように工夫。
    支払いは銀行振り込みで対応。

  4. 一定期間(約2週間)の受付
    告知ツイートが1週間以上継続的に発見され、
    問い合わせが来続けた。
    約2週間で申し込みを締め切り、最終集計。

  5. 出荷・フォローアップ
    入金確認後、順次発送。
    購入者にも到着後の写真や感想を
    ツイート・DMで送ってもらい、
    さらに拡散を生む。

ポイント:商品の種類が多い場合は番号振り+フォームの選択式が便利。自由入力にすると、受注後に商品との照合作業が大変になる。
1回のDMで必要情報をすべて送り、入力するものはフォーム1つにまとめることで、DMの手間も減らせる。

実際のやり取りはこちら

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