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(翻訳)DEVONthinkのエディション

DEVONthink2の時代、DEVONthinkには三つのエディションがあった。DEVONthink Personal、DEVONthink Professional、DEVONthink Pro Office の三つ(と姉妹版のDEVONnote)である。DEVONthink3にも3つのエディションがあり、それぞれがもつ機能に違いがある。この新しい3つのエディションはDEVONthink2時代の三つのエディションの単純な後継というわけではないので、ユーザーはどのエディションが各自のニーズにもっとも適しているのかを判断しなければならない。ここではこの3つのエディションの違いをざっと見てみよう。

・DEVONthink Standard
スタンダード・エディションがベースラインである。標準的なファイル管理機能をすべて備えているだけでなく、DEVONthink2時代は高機能版であったDEVONthink Professionalだけがもっていた機能(複数のデータベース、RSSリーダー機能、スプレッドシート、多様なファイルフォーマットのサポート、AppleScriptのサポート)も備えている。

・DEVONthink Pro
三つのエディションのなかでミッドレンジにあたり、従来はDEVONthink Pro Officeがもっていた機能--- 複数のスキャナーのサポート、OCR、emailのアーカイブ化など--- のほとんどを持っているだけでなく、PDFや画像へのインプリント、ダウンロード・マネジャー、コンコーダンス、カスタム・メガデータといった特別な機能も備えている。

・DEVONthink Server
ハイエンド・エディションにあたりDEVONthink2時代はDEVONthink Pro Officeだけが提供していたウェッブ共有機能を有している。複数のユーザーがウェッブ共有機能を使ってウェッブ上でデータベースを共有でき、ブラウザ上でデータベースを見たり、編集することができる。ウェッブ上で共有できるので複数のOSを使っている職場のチームにとって便利である。

以上の点から、ウェッブ共有機能が必要なければ、DEVONthink Proが多くのユーザーにとって最適なエディションであり、もしあなたがまだ購入前かどのエディションを購入するか迷っているなら、私が購入を勧めるエディションでもある(姉妹版のDEVONnoteはすでに入手不可となった)。

ライセンス・モデルの内容もエディションと同様に異なっている。
シングル・ライセンスでは2台のMacで使用権(seat:シート)が認められている(それぞれのMacユーザーの違いは問わない)。ユーザーはどのライセンスであっても追加のシートを低額で購入できる。


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