Step3-1 最優先で「施設情報」を登録しよう!
オーナー登録が完了したら次は「施設情報」を入力していきます。
この工程は、Googleビジネスプロフィールを運用する上での基本の「き」。
つまり基礎づくりの作業とも言えます。
ひとつひとつしっかりと埋めていきましょう。
「施設情報」を入力しよう
早速手順に従って、施設情報を入力していきましょう。
1.ダッシュボードから情報のページを開く
Googleビジネスプロフィールにログインするとダッシュボード画面(=管理画面)が表示されます。左のツールバーから「情報」をクリックします。
2.ダッシュボードから情報のページを開く
「情報」をクリックすると、上記画像のように鉛筆マークがついた項目が表示されます。これら全てが編集可能な施設情報です。もしまだ入力されていない項目があれば情報を入力していきましょう。
施設情報を正しく入力することで、Google検索やGoogleマップ検索に正確で詳細な情報を表示することができます。検索してお店のGBPページに辿り着いたユーザーは、正確な情報を参考にしながら迷わずアナタのお店に訪問することができ、満足したユーザーが口コミや評価をアップ。それがまた次のお客様を導くための宣伝へとつながるのです。
この"集客向上3項目"は入力しておくべし!
施設情報はもちろん全項目入力することが最善な策です。
しかし中にはこう思う人もいることでしょう。
「うーん、項目が多すぎて全部入れるのめんどくさい…」
慣れない作業という事もあり、「パパッと全部入力!」とはなかなかいかないもの。情報の照会のためにいちいち登記簿や権利書を引っ張り出してくるのも億劫ですよね。そんな方にオススメしたい、これだけを入力しておけば集客に直結するという3つの項目があります。
それは「カテゴリ」「営業時間」「WEBサイトのリンク」の3項目。
まずはこの3つの項目を埋めることから始めてみましょう。
①アナタのお店のジャンルを決める「カテゴリ」
カテゴリはアナタのお店がどういったジャンルに属した施設なのかを示す項目です。「うちのお店はこれ!」という業種をできる限り具体的に入力しましょう。例えば食べ物を提供しているから「飲食店」とするのではなく「カフェ」や「居酒屋」など詳細な業種に絞り込むイメージです。
中にはお昼はカフェ、夜はバー…といった多角経営のお店もあるでしょう。その場合はメインだと思う業種をメインカテゴリとして入力します。
また、この「カテゴリ」は次の機能とも連動しています。
・Googleマップ上に表示される「業種別のアイコン」
Googleマップ上のアイコンは、各ビジネスに設定されているメインカテゴリによって決定します。例えば「カフェ」と設定してある場合は、マップ上にティーカップのアイコンが表示されます。
マップ上で競合店舗や同業施設のメインカテゴリを確認し、表記を合わせて登録することで、「カフェ」と検索した人にあなたの施設も合わせて表示されるようになり、もともと他店舗を検索していた人からの流入も期待できます。
・Googleビジネスプロフィールの表示がカスタマイズされる
メインカテゴリに設定した業種によってGoogleビジネスプロフィールの表示や利用できる機能や表示が変化します。例えばホテルなど宿泊施設がメインカテゴリの場合「ランク」「料金」「設備・アメニティ」「アクセス」などが表示されるようになります。
ユーザーが知りたい情報、ニーズを捉えた機能を表示させることによって、ユーザーはわざわざ他のサイトを経由することなく様々な情報を得られるようになります。
つまりカテゴリを正しく入力することでそのサービスや商品を探している来店見込みの高いユーザーに効率的なアプローチができるのです。
オーナー登録の際に入力した方も多いと思いますが、設定されている内容を再度確認してみましょう。
②オープン状況を知らせる「営業時間」
Google検索やGoogleマップでは検索順位を決定する要素としていくつかの判断基準を設けています。
そのうちの一つが「現在、営業時間中かどうか」です。
例えば、朝10時にコーヒーを飲みたい人が「〇〇地域名 コーヒー」と検索した場合、検索地から近い営業中のお店が検索上位に表示されます。
※営業時間外だと表示されないわけではありません
営業時間を正確に入力していない場合、Google側で営業状況が判断できないために表示順位が下がってしまう可能性があります。
また、「せっかく行ってみたのに、お店が閉まっていた」なんてことも繋がりかねません。
Google検索やマップで施設を調べてる人は今すぐ・もしくは近いうちにその施設に足を運ぶ可能性の高い人だといわれています。来店確率の高いユーザーにアピールするためにも正確な営業時間を登録しておきましょう。
③順位が飛躍的に向上するかも?「WEBサイトのリンク」
もしあなたが店舗のWEBサイトをお持ちなら今すぐGoogleビジネスプロフィールに掲載しましょう。なぜなら先に上げた検索順位を判断する基準のひとつ「視認性」に大いに関わってくるからです。
視認性とは、「その店舗がどれだけ広く知られているか」という指標で、口コミやレビュー数に加えWEBサイトに掲載された内容も加味されます。簡単に言えばWEBサイトのURLを掲載するだけでGoogle側にランキングの判断基準をより多く与えることができるのです。
もちろんこの効果を十二分に発揮させるためには、WEBサイト自体に情報が充実していることや、SEO対策にどれだけ力を入れているかが大事になってくるため、一概に「WEBサイトを載せればランキングが上がる」とは断言できません。ですがGoogleビジネスプロフィール内のみで完結するよりも検索上位になる可能性は上がります。あなたが店舗のWEBサイトをお持ちなら、是非掲載してみてください。
まとめ
今回はこれまでのおさらいも兼ねて、施設情報の登録を行いました。
整合性の取れた正しい情報を掲載することは検索ユーザーの目にも留まりやすく、かつ来店までの流れも非常にスムーズになります。
逆に掲載情報の矛盾が多いと不適切と判断されランキングが下がってしまうので気をつけましょう。(多角経営から来るカテゴリの設定バッティング等)
次のSTEPでは、店舗のサービスやメニューをGoogleビジネスプロフィール上に掲載して一気に情報発信力を高める方法をお伝えしていきます。