管理栄養士 佐藤牧子の『巻き込んでもよろしいでしょうか？』エピソード9
「悪天候での営業」
先月、宮城県仙台市にあるホシザキ東北株式会社さんで、弊社の真空調理済み食材『楽盛』試食会が開催されました。
ちなみに、私は現地には行っていません。試食会の進行は私の上司です。
私の上司は、基本的に会社にはいません。
営業で全国を飛び回っているので、直接会って話すよりも電話で話すことの方が多くあります。
試食会前日に仙台入りしていた上司から、電話がかかってきました。
「佐藤くん、仙台市は朝からずっと雪降ってるよ。こんな時でも飛び込み営業をしようと思って、ある施設に行ってみたんだよ」
「そしたら、『こんな天気の日にわざわざ島根から来たんですか、大変ですね』って言われたよ」
「そしたら、なんと、営業する施設を紹介しますって言われたんだよ」
なんと親切な方がいらっしゃるんだろう！
私は驚きました。
さらに、上司はどうしてこんな冗談みたいな本当のことに出会うのだろうと改めて思いました。
そして、ふと思いました。
今回の仙台で、上司は車をレンタルしていなかったのです。
「どうやって営業先に行ったのだろう？」
その疑問をそのまま上司にぶつけてみると……
「紹介してくれた施設の人が車に乗せてくれたよ」
またまた、驚きました。
おどろきというか、「冗談でしょう？」と思ってしまいました。
ですがそれは、冗談ではありませんでした。
さらに上司は、
「１件目の施設訪問が終わって、連れてきてくれた人はさすがにもういないだろうと思ったら、なんと待っててくれたよ」
なんとなんとその方は、施設を紹介してくださるだけでなく、２件とも連れて行って下さったそうです。
本当にありがたい話です。
その親切な方がこのメルマガを読んでくださるかはわかりませんが、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。
その節はありがとうございました！
ちなみに、
「車もないのにどうして飛び込み営業をしようと思ったのですか？」と上司に尋ねると、
「近くに施設があるかなと思って歩いて行ってみた。普段、佐藤くんやムロくんに営業しないと！と言ってるから、自分も営業しようかなと思って」
だそうです。
今の上司の営業スタイルの基本は、飛び込み営業ではありません。
ですが、上司はたまに飛び込み営業をするのです。
経験を積んでも、初心を忘れない。
「私も場数を踏んで行かなければ！」と思いました。
知らない土地を歩いて営業するのは無謀ではないかと思いましたが、毎朝１時間近く散歩をする上司からしたら、歩くことは苦ではないようです。
普段から車生活の私は、１日に１時間も歩いているか微妙です。
話はそれましたが、雪の中でも歩いて営業をする、そして営業先の施設を紹介してもらい、車で現地へ連れて行ってもらった。私の上司は本当に何か持っているなあと感じます。
（テレビ番組で芸能人がそのようなことをしてもらうのを見たことはありますが！）
今回、雪の中でも飛び込み営業をしたという話を聞いた際、私は上司に「昔、本部長（上司）に『天気が悪い時こそ営業をした方がいいよ』と言われたことを思い出しました」と伝えました。
上司も「言ってたね」と思い出した様子でした。
いろいろな営業方法があると思いますが、こつこつと人に会う営業をしている上司だからこそ、今回のような出会いがあったのではないかと私は思っています。
ちなみに、
３月のメルマガに今日の話を書いていいですか？と確認したところ、「書いていいよ」と言われました。
２月に私が社外に出た回数は、試食会が４日、お客様訪問が３日です。
上司の足元にも及びませんね。
まずは社外にでること、人と話すこと。
インプットだけでなく、アウトプットすること。
「私の営業職の道は、まだまだ始まったばかり！」
「伸びしろ無限大！」
そう自分に言い聞かせ、これからもがんばっていきます。
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【佐藤牧子プロフィール】
資格：管理栄養士／栄養士／オープンウォータスイミング検定4級
職歴：学校栄養職員／病院厨房／高齢者施設（サ高住、特別養護老人ホーム）での給食管理／栄養管理を経験し、現職。
趣味：水泳、キックボクシングなど健康のために運動すること。プロ、アマ関係なくスポーツ観戦好き。最近は小学生のフェンシング観戦がとても楽しかった。
一言：健康情報、スポーツ観戦情報がありましたら、ご連絡ください。その他、食事、厨房関係のお話、ご質問もお待ちしています！
2024年も
真空調理済み食材『楽盛』試食会
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