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気迫と執念の〝全員野球〟花開く!徳島IS打破し8年ぶり総合優勝!

~実録・坊っちゃんスタジアム9・23~
前期勝率.774、後期.800と、アイランドリーグ史上最強とも言われた今季の徳島IS。しかしマンダリンパイレーツは9月10日の高知FD戦2連敗後4連勝と勢いをつけ、前後期優勝の徳島との「トリドール杯チャンピオンシップ」に突入。21日の第1戦に5対2で勝利したのに続き、坊っちゃんスタジアムで開かれた23日の第2戦も7対6と競り勝ち、2016年以来8年ぶり3度目の総合優勝を果たしました。

弓岡監督も「選手には感動した」 
第2戦は2回表に4点を先行されましたが、その裏石垣が2点本塁打で食い下がり、2点ビハインドの5回裏に島原、漆原の適時打で7対6と逆転。それを呼び込んだのは小刻みな投手リレーで、4番手の窪田が2イニングを零封し流れを引き寄せ、最速150㌔後半の剛腕コンビ・羽野と廣澤もヒットを許さず力投。最後は守護神・立本が9回表2死1・3塁のピンチを気迫あふれる直球で三振に打ち取りました。

試合時間3時間36分。弓岡監督は試合後、「選手たちにはこれまで諦めるなと言ってきたが、ここまでやるとは思っていなかった。感動した」と頬を上気させて胸の内を吐露。その原動力は選手みんなが主役の全員野球であり、打者はキャプテン浅井を筆頭に気迫を前面に打ち出して次打者に繋ぎ、リリーフ陣も23日の試合は中盤以降許した安打は僅か2本。全員で気迫と執念のパイレーツ野球の真髄を見せてくれました。


■写真で振り返る第2戦


チームに勇気を呼び覚ました石垣選手の本塁打
2安打2打点と爆発の島原選手
浅井選手も気合を込めて痛打を放つ
上野選手は頭からホームに突入しセーフ
セカンドでガッツポーズの島原選手
矢野選手も貴重なタイムリー
「やったぞ」と矢野選手
逆転にベンチ前も大騒ぎ
力投する2番手の加納選手
貴重な左腕・兵頭選手も光った
4番手窪田選手の安定感は抜群


迫力十分の5番手羽野選手6番手はもう一人の剛腕廣澤選手
6番手はもう一人の剛腕廣澤選手
守護神・立本選手は今日も男気溢れるピッチング
この下剋上優勝は後々まで語り継がれるかもしれない 
先ずは弓岡監督から胴上げ 
次は浅井キャプテン
誇らしげに優勝カップを受け取る浅井選手
トリドールの方々と記念撮影
MVPに輝いた漆原選手
歓喜と安どに包まれた記念撮影
スタンドのファンの方々も笑顔であふれた
最後はビールかけならず炭酸水で大騒ぎ

■優勝決定直後の声はこれだ!

▼漆原選手「本当に最高。(23日の試合でMVP獲得は)いいところで回ってきただけ。打ててよかった」 ▼塚本選手「このファンの喜んでくれている姿が見られて嬉しい」▼矢野選手「最高。石垣選手が本塁打で嫌な雰囲気を壊してくれた。自分も集中してやりました」▼羽野選手「個人的には調子は悪かったですが、泥臭く投げました。後ろの投手が抑えてくれるので繋ぐことに集中した」▼上野選手「この短期決戦に勝ててよかった。嬉しい」▼山田選手「(1戦目先発し勝利に貢献)最高ですよ」▼岡垣選手「いい経験をさせて貰いました。来年は自分が頑張る」▼石垣選手「めっちゃ嬉しい。高校・大学と優勝は経験しましたが、今日が一番嬉しい」▼堀川選手「よくぞ連勝できたと思います。とにかく嬉しい」▼加納選手「今日は(2番手で登板し)失点しましたが、野手に助けられました」▼浅井選手「諦めず全員でやれたのはファンのお陰。ファンが喜んでくれて最高の気持ちです」▼大城選手「今季は故障で試合に出られず何もしていませんが、総合優勝の2勝は素晴らしいし凄いこと。いいチームです」▼廣澤選手「サイコーで~す(笑)」▼窪田選手「勝てて嬉しい。今日はストライク先行でいきました。(新入団で総合優勝と最多勝は) 野手に助けられたお陰です」▼今福選手「嬉しいですが、(後期から入団し)自分はまだ試合に出ていないので、来季は自分が勝利に貢献したいです」▼島原選手「サイコー(笑)。2戦ともにいい感じでした」▼立本選手「最終回の1・3塁のピンチは、相手打者の今村選手にうちの投手がホームランを打たれていたので、この選手だけは絶対に打たさないと気持ちで投げました」▼伊藤コーチ「選手がよく頑張ってくれました」▼平井コーチ「このファンの笑顔が全てです」