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前期の悔しさバネに月間MVP! 堀川選手はラストスパートだ!
愛媛マンダリンパイレーツの堀川優斗選手が「6-7月度読売新聞月間MVP」に選出され、坊っちゃんスタジアムで開催される9月15日の徳島IS戦前に表彰されます。
堀川選手の6-7月の打撃成績は、出場10試合・打率.293・4本塁打・13打点・出塁率.362・長打率.659で、出塁率と長打率を合算したOPSは1.021という堂々としたものです。
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同選手は今シーズン、開幕直後の2試合にスタメン出場しましたが、その後はコンディション不良から約2ヵ月間公式戦から外れ、復帰したのは5月25日のソフトバンク3軍戦(サムネイル写真)でした。彼は「入団3年目だし、もう最後の気持ちのつもりでとことんトレーニングを積み前期公式戦に臨みました」と振り返ります。しかし、想定外の体調不良により事実上前期の大半を棒に振ることになります。悔しさは計り知れません。自分を責めました。ただ、彼は試合に出られないその間も、焦る気持ちを抑えながら練習グラウンドで黙々とトレーニングに専念します。元来、自分自身のメンタルをエネルギーに変え、ボールにぶつける選手です。試合に出られない2ヵ月間の悔しさが自身のダイナモ(発電機)になり、そのエネルギーが新たなモチベーション(やる気)になったのは言うまでもありません。「6月、7月に自分の気持ちをぶつけました」、後期だけに限ると打率は3割を超え、ホームランはチーム2位でリーグ3位の6本を数えています。
今回の受賞は、同選手にとり入団1年目の年間新人王以来のビッグタイトルです。「元々夏場に体のキレが良くなる」タイプで、「新人賞を頂いたのも後期に活躍できたから」とニッコリ。今シーズンは打席に入った際のステップをやや修正し、強く振ることを心掛けているとし、「ホームランは狙っていませんが、後期はよく打球が飛びます。日頃の練習の成果でもあると思います」と言及。「月間MVPは光栄。自分は副キャプテンですから浅井キャプテンと打の中心としてラストスパートです。NPBのスカウトの前でもアピールしていきますよ」と、台風一過の9月初旬、目を輝かせています。