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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」5話感想 結局金持ちの道楽の話よね

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初デート?が散々なことになったスレッタ。とはいえ周りからデートと茶化されてもはっきりした反応を示さず、前日に髪をどうするとかどの服を着ていくかとか悩むことも楽しみにする様子もなかったのに、スレッタにとっては脈絡もなく「鬱陶しい」と言われて突然泣き出したかと思えば直後には誕生日を聞いたのが悪かったのかとか平然としているし情緒不安定で突拍子もない事をする頭のおかしい人間にしか見えません。

アニメが隠さなくてもいい趣味になって随分と経ちますが、この作品のターゲットになっていると思われる十代がアニメを始めとして自分の好きなことを大っぴらに語られているかというと実はそうでなくて、自分の好きなことを語れば痛いヤツ認定されるので本音を語れず、Instagramでフォロワーを獲得すれば自分だけが外されたLINEグループで「あいつは自分が可愛いと思ってる」と書かれ、TikTokLIVEのアンチが同級生の裏垢だったなんてことは日常茶飯事でアニメ好きと知られるやロリコン犯罪者予備軍認定された頃よりも月並みな表現ではありますが常日頃から相互監視されているような生きにくい人間関係を生きているようです。

そんな中でコミュニケーションが苦手ながらも自分のやりたいことをはっきり周囲に言えて次々に協力者が現れるスレッタは彼らにどのように写っていのでしょうか。しかも末席ながらもベネリットグループ傘下企業のCEOの娘で天才的なMSの操縦技術を持っているなんて共感できるキャラだとは思えません。まあ主人公がチートキャラなんて今はありふれているのでなんとも思わないのかもしれませんが。個人的にはチートキャラよりも感情のゆらぎや努力の積み重ねで成長していくキャラのほうが好きですね。

そういえばアスティカシア高等専門学園は寝るとき以外全員制服を着ていますけど学園内では私服を着てはならないという校則でもあるのでしょうか。

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