ゴルフの楽しみ方とは

初めてノートを使ってみる。
コレは一体どんな感じなのだろうか、そんなことを思いながらポロポロと言葉を記そうと思う。
「ゴルフとはいったいなんなのか」
僕は今まで自分にゴルフのコーチがついたことは一度もない。ゴルフの競技に初めて出場したのは高校生であり、たしか150くらいのスコアだったと記憶している。1日のスコアでこれだ。
たしかビリだったか、ビリから一個上だったと思う。しかも追い打ちをかけるかのように、僕の高校のゴルフ部にはほぼ初心者の部員が他に2名しかおらず、顧問の先生もゴルフの知識は全くない人間であった。いったいどうやってゴルフを上手くなるのか。当時はYouTubeなどというものもなかった。あったのかもしれないが、あまり一般的に使用されるものではなかった。
僕は考えた。しかしどれだけ考えても
「答えがわからなかった」
そう、僕は奇しくもあの最初の頃に気付いていたのだ。

現在独学でアンダーで回れるようになって、
ゴルフとはと聞かれて答えるのは
「答えのないスポーツ。」と答えると思う。

このノートでは、僕だからこそわかるゴルフの難しさと僕だからこそわかる初心者の時の苦しさを紐解いていこうと思う。

ゴルフを始めるのはだいたいが友達の付き合いか、上司からの誘いだ。僕みたいな競技を急に始めるパターンは稀であろう。
僕があの頃練習として始めたのは古びたゴルフクラブで目の前5ydのネットに向かってただ打ち続けるものだった。
断言しよう。それは非効率的だ。
これは一日中かけて3000球以上を毎日打ち続けたからこそ、手のひらから沢山の血を流したからこそ言える。
効率よく最初にスタートするべきはゴルフクラブの構造を理解することだろう。
ゴルフクラブは道具を使うスポーツの中でも珍しい形状をしており、自分の握っている部分の延長線上に重心が存在しないモノである。
また、ライ角という全ての番手で異なる角度で曲がった状態でヘッドが伸びていて、
尚且つ全てクラブの長さはそれぞれ違うときた。
これをいったいどうやって毎回先っちょにある真芯に当てて、毎回同じ球を打たないといけないのか。
気の遠くなるような話しだ。
ここでは話しきれないほど難しくなる要因、
シャフトのしなり方、バランスの話しはまた今度にするとして、ここまでですら難しいゴルフをいかに上達するか、
この特性をわかった上で次はフェイスタオルを
使う。まだゴルフクラブは握らせない。
あの時の僕の過ちを犯してほしくない。

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