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[NR]デッキ紹介:音響マジェスペクター

(最終更新日:24/04/28)


デッキレシピ

24年2月15日のNRJP優勝時の構築

音響戦士ピアーノ ×1
音響戦士サイザス ×2
クシャトリラ・オーガ ×2
マジェスペクター・キャット ×3
マジェスペクター・ラクーン ×3
刻剣の魔術師 ×1
音響戦士ギタリス ×3
マジェスペクター・フォックス ×3
マジェスペクター・フロッグ ×3
調弦の魔術師 ×3
音響戦士ディージェス ×3
EMドラミング・コング ×1
スモウ魂 YOKO-ZUNA ×1
ケンドウ魂 KAI-DEN ×1

サモン・ストーム ×1
マジェスティックP ×1

マジェスペクター・トルネード ×2
オメガの裁き ×3
マジェスペクター・テンペスト ×2
マジェスペクター・スーパーセル ×1

スターダスト・チャージ・ウォリアー ×1
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン ×2
PSYフレームロード・Ζ ×1
妖神-不知火 ×1
涅槃の超魔導剣士 ×1
超量機獣グランパルス ×1
No.75 惑乱のゴシップ・シャドー ×1
電脳堺甲-甲々 ×1
エクソシスター・アソフィール ×1
グラビティ・コントローラー ×1
虫忍 ハガクレミノ ×1
クロシープ ×1
ピットナイト・アーリィ ×1
死翼のフレスヴェイス ×1

この中で、以下のカードは必須かなと思っている枠です。

上記画像の中には無いけれど、優先度の高いカードは
《調弦の魔術師》
《刻剣の魔術師》
《オメガの裁き》

環境次第で入れたいカードは
《マジェスペクター・クロウ》
《マジェスペクター・ストーム》
《マジェスペクター・サイクロン》
《マジェスペクター・ソニック》

《調弦の魔術師》はスケール8かつ、1枚で☆7シンクロを立てられるので優秀。
《刻剣の魔術師》の枚数は諸説ですが、スケール2で一時除外効果持ちなので強いです。
《オメガの裁き》は相手のバック(魔法・罠)への除去がこのデッキに足りてないので、Pスケール1枚を犠牲にしてでも入れたい枠です。
《マジェスペクター・クロウ》及び「マジェスペクター」魔法カードは環境次第ですが、現段階(執筆時)では入れても問題ない枠だと思います。
「ジェネレイド」環境が長かったので外したままになっているだけです。

回し方

召喚、特殊召喚(ペンデュラム召喚)から後続・妨害の確保をしていくのがマジェスペクターです。
「マジェスペクター」モンスターは出力すれば何かしら確保(サーチ等)できるので、特別な動きはありません。
また、共通効果によりモンスター除去への耐性が非常に高いです。
この強みを活かしながら《マジェスペクター・ラクーン》を手札に抱える事を意識して展開しましょう。

《マジェスペクター・ラクーン》と《マジェスペクター・キャット》を場に出力できる場合は、《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》を立てると妨害になる上、風属性・魔法使い族なので「マジェスペクター」魔法・罠のコストにできます。
PモンスターをX素材にすると墓地に行ってしまう事には注意しましょう。
また、「マジェスペクター」モンスター以外を構えるとモンスター除去効果に弱くなる点も注意が必要です。
状況によって出す出さないを判断しましょう。

「音響戦士」は《音響戦士サイザス》と《音響戦士ディージェス》に展開効果があり、P召喚以外でも展開が可能という強みがあります。
チューナーが☆3で非チューナーが☆4なので、☆7シンクロがしやすく☆10シンクロ(涅槃)にも繋げやすいです。

《音響戦士ピアーノ》の効果で「音響戦士」モンスターを魔法使い族に変更することで、「マジェスペクター」魔法・罠のコストにできる点も重要です。

《音響戦士ギタリス》は他の「音響戦士」カードと一緒に手札にバウンスする効果と召喚・特殊召喚時にPスケール1枚をバウンスする効果があります。
ディージェスの表にするP効果にターン1がないので再度発動させるためにバウンスしたり、相手ターンにPスケールの除去をされないように手札に避難させる役目があります。

音響戦士の強い2枚展開があるので紹介します。
必要なカードはサイザスディージェスです。

サイザスをセット
ディージェスをPゾーンに置き、①のP効果でサイザスを表に
サイザスのリバース時の効果でギタリスをサーチ
ディージェスの②のP効果でPゾーンから特殊召喚
ディージェスのモンスター効果でデッキからサイザスをセット
ギタリスをPゾーンに置き、P効果で場のディージェスと一緒にバウンス
ディージェスを再びPゾーンに置き、①のP効果でサイザスを表に
サイザスのリバース時の効果でピアーノをサーチ

サイザス+ディージェスの2枚初動

この展開で召喚権は消費してますが
フィールドにサイザス2体、Pゾーンにディージェス(スケール8)
手札にギタリス(スケール0)とピアーノ
という盤面を作れます。
他の手札次第では、この初動から《死翼のフレスヴェイス》+《ピットナイト・アーリィ》+《PSYフレームロード・Ζ》+αを作ることもできます。

1%未満の確率でできる先行盤面

リーサルを狙う時の展開

《涅槃の超魔導剣士》が戦闘で相手モンスターを戦闘破壊すると相手のLPを半減させる強力な効果を持ちます。
上記で紹介した展開をするとサイザスの墓地効果でピアーノを2回除外から出力できるため、☆7シンクロを出しやすい事に加え涅槃も出しやすいです。
(モンスターゾーンに「音響戦士」モンスターを残しながら展開する事が大事になります)
また、《クロシープ》を絡ませる事で全体の打点アップも狙えるので強力です。

相性の良さそうなカード

「スピードロイド」
採用する場合は《SRビーダマシーン》3枚、《SRドミノバタフライ》1枚、《SRタケトンボーグ》1~2枚、《SR吹持童子》1~2枚が基本
ビーダマシーン召喚からタケトンボーグ、吹持童子、スターダスト・チャージ・ウォリアーに繋ぐことで2枚のドローが可能
ビーダマシーンの召喚時の効果、タケトンボーグのリクルート効果を使うと特殊召喚に風属性縛りがつくので注意

《クシャトリラ・オーガ》
苦手な《氷の王 ニードヘッグ》対策になる打点要員

《EMドラミング・コング》
マジェスペクターの打点補助ができるスケール2のPカード

《音響戦士マイクス》
召喚権を追加でき、P効果では除外された音響戦士を回収できる
レベルやPスケールの都合、扱いが難しい

《魔装邪龍 イーサルウェポン》《妖仙獣 閻魔巳裂》
除去効果持ち

《ダイカミナリ・ジャイクロプス》
☆4のPチューナー
魔法罠を破壊できる貴重なPモンスター
他には《ブンボーグ005》も魔法罠を破壊できるが、☆5である点が意外と厳しい

《スモウ魂 YOKO-ZUNA》《ケンドウ魂 KAI-DEN》
スケールが優秀なペンデュラム/スピリット
召喚時の効果も強く、右端が安置ではなくなる

《サモン・ストーム》
P召喚以外での手札からの特殊召喚方法として

《召喚師のスキル》、バニラPモンスター
Pスケールの確保に優秀で、(素引きしていなければ)上下のスケールの足りない方を選べる点が非常に強い

《魂のペンデュラム》
狭いPスケールを広げることができ、更にマジェの弱点である打点が補強できる

《ペンデュラム・モラトリアム》
Pスケール除去対策になる
メタルフォーゼへのピンポイントメタにもなる

《アンプリファイヤー》
音響戦士の展開ができるとカウンターがモリモリ貯まり強力な除外効果を使える

《ペンデュラム・スイッチ》《連成する振動》
Pスケール除去対策になる
永続なので妨害カードを置くスペースが狭くなる

《雷遁封印式》
墓地活用が多い環境なら
自分が展開できていないと強く使えない点が難しい

《ドロドロゴン》《召喚獣ライディーン》
6シンクロ+風属性モンスターで前妨害(モンスター効果の妨害)を構えられる
消費が多いのとEXデッキの枠を使うのが悩ましい

役に立つかもしれないテクニック

裏守備とリリースコスト

リリースして発動するタイプは、属性や種族の条件が満たされていれば裏守備でもリリースして発動する事が可能。
状況によってはマジェスペクターモンスターをセットする動きが刺さる事がある。
リリースしないタイプ(例:相剣暗転)は裏守備では情報が参照できないため発動ができない。

そのカードを○○する。

このタイプは効果解決時にフィールドにいなくても効果処理がされる。
このデッキではオメガの裁きが該当する。
ペンデュラム・スイッチ等と合わせると非常に強い動きになる。
(チェーン1オメガの裁き チェーン2スイッチ を同じカード対象にすると、Pゾーンのカードを特殊召喚しつつ相手のカード2枚破壊になる)
逆に、PSYフレームロード・Ζのような「○○する」の前に指定がついている場合は効果解決時に対象のカードが存在していないと処理が行われない。
このデッキではPSYフレームロード・Ζと刻剣の魔術師が該当する。


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