210222 街

日記、全然書いてなかったな。
9ヶ月も経過しているではないか。
この間に、私は転職をしたし、東京から京都に引っ越しをした。

京都に来る直前、しばらくの間、横浜の実家で過ごした。
久々の実家暮らしだった。
とはいえ、帰りが遅い仕事だったし、家も職場から遠かったので、
実家にいる時間などほとんどなく、
毎朝、毎晩、駅まで送り迎えしてくれる母親に申し訳なくなった。

このご時世、飲み会などできるわけもなく、
お世話になった人や親しい人たちと、ひっそりとご飯をした。
そして、心の中でひっそりと、ある人にお別れをした。

私が京都に来てから、既に5ヶ月ほどが経った。
コロナは相変わらずだが、長引く自粛の成果か、
東京でも京都でも、陽性者の数は減っている。

京都でも1人暮らしなので、1人でご飯を食べる日々が続いている。
職場の人や、近所に住んでいる東京時代の友人家族と共にお昼に行ったことは2、3回あれど、
まだ、京都に来てから誰かとお酒を飲みに行ったことがない。
家からすぐの、気に入ったお店に1人で通うようになり、
店主に顔を覚えてもらい、少し話すようになった。
料理も美味しく、店主も優しく、居心地がいいので、自然と通う。
お酒は強くないので、いつも1杯くらいしか飲まないでいると、
早めにお水も一緒に出してくれるようになった。
1人で行っても、1人じゃない。
行きつけの店とは、こういうものなのだろう。

以前より、自分の時間を持てるようになったので、今年は勉学に励むこととした。
いつまで続くか分からないけど、今年こそは、と、今は勉強モードなのだ。
けれど、またこのご時世のおかげで、自由に勉強できる場所が限られている。
図書館は自習が制限されているところが多く、
スタバ、コメダ、サイゼリヤと、お金をかけずに長居できる場所を転々としていた。
最近、府立の施設に学習室があることを知り、利用している。
割と新しい施設で綺麗だけど、平日しか開いていない。

家で勉強すれば、1番お金がかからないのだけど、そうはいかないのだ。
勉強自体は嫌いではないのだけど、集中できない。
集中力がちっとも続かない人間なのだ、昔から。

晩御飯に、塩麹に漬けた鶏胸肉に、片栗粉をまぶして焼いて食べた。
柔らかくて旨い。
あと、玉ねぎのアチャールと、白菜と胡瓜の浅漬けを仕込んだ。

もっと、素敵な文章を書きたいな、こんな現実的なことでなく、と思いながら、
くだらない日記を書き続ける。
正直に、書いておく。