えのぐとの出会い、自分にとっての音楽ってなんだろうPart1

こんにちは!
先日開催されたETF、誕生日で白藤環さんからいただいたお祝いメッセージに加え、人生初のスーパーチャットでえのぐの御三方から名前を同時に読まれてしまい、間違いなく「世界で一番幸せな状態」であろうめーぷるです。

ETFの影響なのか、最近好きになった理由みたいなnoteをよく見かけますよね。読んでいてとっても幸せな気持ちになります。おそらく、正直な気持ちをそのまま書いてくれているからなのではないでしょうか。一方で、自分はこういうきっかけだったな~とか考えているうちに、ここはどうだったっけ?というように、記憶がけっこう抜け落ちていることに気が付きました。本記事では、そうした記憶の整理と、自分の持っている考えや音楽に対するスタンスを言語化する場にしたいと考えています。

1.Vとの出会い

 どこから書いていけばいいのかわかりませんでした。とりあえずここから書いていこうと思います。「Vとの出会い」というフレーズを聞いて、Vtuberのような人をどこから知ったのか?ということを連想した方が、もしかするといるかもしれません。覚えてねえよそんなん。なので、ここでのVとの出会いとは、バーチャル空間や3Dモデルを利用したリアルライブとの出会いと定義しておきましょう。

 わたしのVとの出会いは、ほぼほぼ98%、アイドルマスターの765プロASが行っていたMR st@geが初めてだと記憶しています。このライブのインパクトが強すぎるので、もしかしたら忘れているだけでその前にも何かあったかもしれません。当時はバンナムが、自社の謎技術とモーションキャプチャーを利用し、キャラクターがキャスト中心で行われるライブや生配信に出演するなど、当時のキャラクターコンテンツとしては攻めたことを始めた頃でした。(記憶が曖昧過ぎるので間違っているかもしれませんが、一番最初は2017年のプロミで春香さんがやっていたのが最初?でしょうか。現地行けませんでした泣。個人的に印象深いのは、2018年年末の放送で、亜美真美がワイプに映っていた中村繪里子さんらに大食いを強要するシーンでしょう。)モアリアリティの名を冠したMRライブも、その技術をフル活用したリアルライブだったというわけです。

 MRの名を冠したこのライブは、2018年春から横浜のDMM VR Theaterにて開催されていたものです。この記事を読んでいる人の中には、思い出のある場所だ!と思う人もいるかもしれませんね。えのぐもここでライブをやっていたようで………(当然、自分はえのぐの存在も知らないわけで、まあ正直めちゃくちゃ悔しい。ニアミスすぎるだろ。)
 今と比べて、こうしたライブは本当に少なかったのではないでしょうか?本当に先鋭的な取り組みでしたし、実際に行った人は口を揃えて大絶賛していた気がしますが、未体験の人からは、「動画や映画となにが違うん?」みたいな反応も見受けられたと記憶しています。(そもそもVtuberの類も出始めてから1年も経っていなかったかもしれません、詳しくないのでたぶん間違ってる)

 当時の自分は、バイトもしていない高校生でお金もなく、進学校(?)特有の受験勉強に追われる日々を送っていたので、なかなか参加が出来ませんでした。春に行われていたライブでは、765おじさんたちが口を揃えて大泣き大絶賛していたので、自分が好きな「双海亜美」、「双海真美」の主演回が来た時には絶対に参加する、そういう気概で次回開催を待つことになるのでした………

 2018年秋、2ndシーズンの開催が発表されると、そこには「双海亜美・真美」主演回の文字が………、、、ん…?………2人!?1人ずつではなくて!?という気持ちだった気がします。(嘘かもしれない。)驚いた理由は単純でした。主演回の人は、声優さんが裏でリアルタイムで声を当てる仕組みなのですが、亜美真美はどちらも下田麻美さんが担当されていたからです。そもそもライブとかいつも枠もまとめられていたしな、とひとまず落ち着くことにしました。

 当日会場に行くと、様々な場所に亜美真美によるいたずらが、、、この時はこんな飾り付けもあるんだなくらいに感じていましたが、ステージを観たあと、現実を侵食してきている実感が強くなり、1人で悲鳴をあげることになるのでした、、、

 肝心のステージですが、本当に衝撃的でした。忘れることはないでしょう。運よくほぼ最前中央だったのも記憶に刻まれている理由かもしれません。昔からやっていたゲームのキャラが等身大で、しかも2人で(重要)、ステージで人間のダンサーと一緒にやり取りをしながら、"目の前"でライブをしている…おまけに運よく当てられた人とは会話までする…自分にとってあり得ないことでした。アイマスで育ってきた自分にとって、ステージには人間のアーティストが立つことが当たり前で、キャラクターは決められたセリフを言う、もしくは代弁者としての人間ありきのものだったからです。正直に、めちゃくちゃ泣きましたよね。キャラクターが独立して存在していることに。自分がこれまでゲームを通して、画面を通じて、幾度も見てきたあのライブ。自分はとうとうゲーム画面の中の観客、その世界観の人になれたんだ、そう感じていたはずです。こう言っても良いかもしれません。世界観をこちらに引き連れたまま、目の前に来てくれたんだと。
 ちなみに演出でもだいごうきゅう涙涙涙でした。そもそも、2人で同じステージにリアルライブで立った、あまりにも大きすぎる出来事だと思います。このような形式のライブだからことできたことなのではないでしょうか?(ちなみに2022年のSUNRICH COLORFULでは、別ベクトルで超えてきました。これが自分の参加したライブで間違いなく最高のライブです。)
 涙要素、前述に加え、最後に歌う曲で付ける衣装として選ばれたのは「お姫様ティアラ」。ゲームの中で、プロデューサーであり、最初のファンである俺が、一番最初にプレゼントしたアクセサリー。こんなことやっていいわけないだろ!アイドルがライブで歌を届ける相手はあくまでもお客さんだと思っているため、ライブ中、観客席に向かってプロデューサー呼びされることに違和感を感じてしまう面倒なおたくなのですが、これには大泣き。俺の負けでいいです。

 それ以来、自分にとって、ステージに立つアーティストが自ら自分の意志や歌を伝えてくれることについての考え方、重要度には変化があったと思います。誤解を招かないように述べておきますが、ライブハウスをはじめ、普通のライブにも行ったこともありますし、キャラクターコンテンツのライブで声優のような存在がいらないと言いたいわけではないです。むしろ感謝しています。ただ、自分の中で大きな別の選択肢ができた気がしました。

 数年を経て、かつてに比べると常識となりつつある現在、普通にVRライブに行くことができるようになりましたし、行くようになりました。今考えると、あの衝撃を受けているからこそ、バーチャルアーティストにはまるのは必然だったのかもしれません。(ちなみにTwitter(現X)のヘッダーはずっとMRの時の写真です、お絵描きのリハビリしたら少しいじるかもしれない)

2.えのぐとの出会い

 えのぐとの出会いは、意図せずして訪れます。2021年の夏、私は甲子園の地方大会にいました。詳しくは言えませんが、アルバイトをしていて、その一環としての甲子園予選があったんです。当時は数ヶ月間も体調を崩していたのもあって、くそ暑い外に長時間いなければならない仕事は死を意味していました。当然、頭は回らないし、まず冷静に思考できるとは言えない状態だったでしょう。体調不良と暑さのダブルパンチで、熱中症、ダウン。

 みなさんの中にも、視界がグルグルするような体調不良になった経験のある人がいるかもしれません。その時、何が印象に残っていますか?
 当然、体調の悪さは印象にあると思います。意識も朦朧としてきます。次第に視界の情報がシャットアウトされ、自分の心の声と周囲の音だけが聞こえている状態ではありませんでしたか?(違ったらごめん)

 この状態になってしまった自分の耳には、何が聞こえていたでしょうか?それこそが、何かのスピーカーから小さく聞こえる、無限再生されていた「BRAVER」でした。体調不良とは不思議なもので、一番印象に残ったものだけを覚えていて、その他起こったこと、見たり聞いたりしたこと全て忘れてしまうような気がします。自分が覚えていたもの、それは、BRAVERの「道なき道」のフレーズと音でした。

 帰宅してから、意識も終わり気絶しつつある中、洗脳の如く刷り込まれたあの曲を検索に掛けていたと思います。あまりにも自分史におけるファインプレー。正直、テーマ曲があるなんて知らなかったので、見つけるまで地味に時間がかかった気もしますが、「そんな曲じゃねえ!」を繰り返し、気付いたらえのぐを見つけていました。

 これ以上でもこれ以下でもありません。間違いがあるとすれば、当時本当に体調が悪かったので、球場での業務中だったか、社内での業務中だったかはっきり覚えていません。記憶には、クソみたいにジリジリ照らしてくる日差しと音楽がセットになっているし、球場の方がなんかドラマチックなので、たぶん球場の方が正しいです。(こなみ)


おわりに

 なんか長くなりそうだし、一生書き終わらずにモチベも上がらなさそうなので、記事を分割して出すことにしました。ちなみに次に書くであろうパートでは、自分がバーチャルで活動する人たち≒Vtuberをきっと避けてしまっていたこと、知らないうちに身体を蝕んでいた病気で死にかけていたことについて書こうと思います。(誰得情報?)

なんもえのぐの話してねえじゃねえか!本当に申し訳ありません。おそらく続きます。だって本題の話なにもしてないもん。

文字だけの記事なのに、ここまで読んでいただいた方、本当にありがとう。



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