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わたしのこころの相談室

2023年3月、大学受験に落ちた。
二次試験の手ごたえがまったくと言っていいほど無かったため、なんとなく不合格になる覚悟はできていた。しかし、いざ合格発表の日、探しても探しても自分の受験番号が見つからなかったときは涙が止まらなかった。高校3年間必死に頑張って積み上げてきたものが一気に崩れた気がした。たくさん泣いてたくさん悩んで浪人の道を選んだ。

4月浪人生活が始まった。最初は順調だったものの6月下旬ごろから漠然とした不安に襲われるようになった。周りの友達が大学生活を送っている中、一人机に向かって高校の復習をしているのが情けなかった。このころから気を抜くと涙があふれてくることが増えていった。

そんな時に出会ったのがJO1と與那城奨くんの歌声だった。

勉強に身が入らず部屋でひとりぼけーっと座り込んだり、意味もなくテレビを垂れ流す日々が続いた。そんなある日、ぼーっとしながらTikTokをスクロールしていた時に流れてきたのが奨くんが「千鳥の鬼レンチャン」に出演した時の切り抜きだった。

「JO1」というグループ名も奨くんの存在も知っていた。だけど名前以外は何も知らなくてこの時初めて歌声を聴いた。一曲目の「あなたへ」から涙が止まらなくなった。

誰かの歌を聴いて涙が出たのは初めてだった。

奨くんの歌声は、頑張らなきゃいけないのに頑張れない自分に嫌気がさし、精神的にもネガティブになっていたときに差し込んでくれた唯一の光だった。
この一本の動画の中にはそっと寄り添ってくれるような優しい歌声も、思いっきり背中を押してくれるような力強い歌声も、奨くんの持ついろんな歌声がたくさん詰まっていた。気づけばこの人の歌をもっと聴きたい、この人のことをもっと知りたい、と思うようになっていた。

もともとTwitterの住人だったのですぐに「與那城奨 カバー」とかなんとか検索してSoundCloudや、デビュー前にお友達と歌っている映像など聴けるものは全部聴いて見れるものは全部見た。
(SoundCloudに関しては本人が意図的に残してるのかアカウントが消せなくなっちゃったのか分からないけど、オーディションをリアタイしてなくて途中からJAMになった私からしたらすごくすごくありがたくて大切で残っててくれてありがとうの気持ち。今でも眠れない夜とかに聴いてるよたくさん助けられてるよ泣)

そこでふとこの歌うまお兄さんが所属するJO1って何者?となりJO1のコンテンツも色々見るようになった。Triggerのライブ映像があまりにも衝撃すぎて開いた口がふさがらなくなったり、購買ダッシュとかいう神企画で大笑いしたり、サンリオさんとのコラボキャラを生み出すために一生懸命ラフ画を描く姿に愛おしさを感じたり、11人の素敵な部分にたくさん触れて大好きになって今に至る。

あなたにとって奨くんの歌声とは?と聞かれたら私は迷わず「こころの相談室」と答えると思う。

こころの中が負の感情でいっぱいになってしまったとき、理由もわからず涙があふれてしまいそうになる夜、わたしが逃げ込む先は決まっていつも奨くんの歌声だ。奨くんの歌声を聴いてこころの中を浄化させたり、力をもらってもう少し頑張ってみようかなー、なんて思ったりしてる。

すごいよね泣、歌声だけでこころのモヤモヤ全部晴れさせて明日も頑張ろうって思わせてくれるんだから。

How wonderful life is while you're in the world (Your song-Elton John)
真っ暗だった私の人生に現れてくれてありがとう。
これからもたくさん大好きな歌を歌っててほしいです。

あなたがマイクを置くその日まで、あなたの歌声を頼りにさせてください。
あなたの歌声に縋らせてください。

わたしのだいすきな奨くんの歌声がこれからもたくさんの人に届きますように。




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