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Love Letter - 1st draft

どうしたら今のこの思いを過不足なく言葉にできるのか、ずっと考えていた。散々頭を悩ませて書いては消しを繰り返したけど、結局のところ、完全に伝えるのなんて無理なのだと思った。
だからまず、不完全第一号として、この手紙を書きたいと思う。
手紙という形式にしておきながら、送り先に語りかけていたりいなかったりするのも、そんな不完全の一部として見ていただきたい。

※以下、2023年5月30日 日本デビュー5周年に合わせて書いたnoteをベースに書き直したものです

SEVENTEEN、そしてディノさんへ。とびきりの愛と感謝を込めて。

1.SEVENTEENとわたし

私がSEVENTEENのことを知ったのは、今から半年前の、2022年11月28日。その日は、一人旅から帰る日でした。
それまでK-POPには一切興味が無かったのに、一人きりで退屈な新幹線の車内で、その日に限ってなぜか、知り合いが好きだと言っていたSEVENTEENの曲を聴いてみようと思い、アプリを開きました。
とりあえず最初から、と17CARATを流し、1曲目のShining Diamondを聴いた瞬間、夢中になりました。

イヤホン越しに聞こえてくる歌声は、何を言っているのか一ミリも分からないのに、なぜだか私の心を動かしました。
いわゆる”沼落ち”の、最初の瞬間でした。

そして、それからの日々はまず、顔を覚えることに必死でした。
毎日毎日、先輩CARATたちが作ってくれた顔と名前を覚えるための動画や、MV、パフォーマンス動画を見る日々。
でもそれが全然負担じゃなくて、むしろ何度も何度も動画を見るものだからどんどん好きになって。顔と名前を覚えるたびにメンバーひとりひとりが輝いていって。2週間が経って全員の顔と名前を覚えた時には、完全に魅力にハマって抜け出せなくなっていました。

ここで、突然ですが、私にはもう一人好きなアイドルがいます。春川宙という男の子です。
彼は、3人組アイドルユニット”Switch”のメンバーなのですが、自分がユニットメンバーと一緒にいる理由について、こう語ります。

出会ったからです!それで好きになったからです!他に理由が必要ですか?
夜空にお星さまを見つけて、綺麗だなって思って手をのばすのは!ちっとも、『何で?』じゃないな〜?

あんさんぶるスターズ!プレアデスの夜 星に名前を/第十一話

私が今、CARATである理由も、そうなんだと思います。好きになる深い理由はどこにもなくて、ただ出会って、綺麗だと思って手を伸ばして、私はSEVENTEENを好きになりました。

2.ディノさんとわたし

そんな中でも私の目に一際輝いて映ったのが燦、という燦々と輝く名前を持ったSEVENTEENのマンネ、ディノさんでした。

彼を目で追うようになった一番最初のきっかけは、このSnap Shoot でした。
ソロパートでの幸せそうな笑顔と、くるくる変わる表情、楽しそうに踊る姿に、気がつくと夢中になり、目で追うようになっていました。

そして完全にディノペンになったのが、12月9日、BE THE SUNオーラスのディレイビューイングでした。
12月4日はまだ全員の顔と名前が一致してなかったために流したのですが、その後ディレイビューイングがあると知り、一般発売当日、目を光らせて地元の映画館のチケットをゲットしました。

そしてそんなコンサートの一曲目、HOTのラスサビ、長い溜めの後に力強く踊り出したあなたに一気に目を奪われて、離せなくなりました。スナシュやオフの時のかわいらしい表情からは想像もできないような、力強い目つき。それを目の当たりにして、私は完全にあなたの虜になりました。


それからずっと、二番目も曖昧なまま、あなたを“一番”として追い続け、5月28日でSEVENTEENを知ってから半年になりました。
そしてこの日は、奇しくも私が初めてSEVENTEENを会場で見た日にもなりました。JAPAN FAN MEETING “LOVE”の最終日でした。

そんな私にとっての初めての現場であったペンミは、本当に楽しくて楽しくて。広い会場の端の端まで笑顔で手を振っていたあなたの姿も、思いっきり叫んだことも、思いっきり笑ったことも、思いっきり歌ったことも、何一つ忘れたくないくらい幸せな時間でした。

3.ディノさんへ

そんなこの半年で知ったあなたの好きなところはいくらでも出てくるから怖いくらいです。

笑顔がかわいいところ。いい感じのことを喋っても何となくカッコつかなくてぽやぽやになるところ。なのにパフォーマンスのスイッチが入ると会場を喰らい尽くすくらいかっこよくなるところ。1秒ごとに表情が変わるところ。マンネなのに時折一番落ち着いたような態度をとるところ。本当は繊細で、努力家で、色んなことを心に秘めているのに、CARATの前では笑顔とかっこいい姿だけを見せようとしてくれるところ。
話し始めると夜が明けそうなくらいです。

それに、まだ見たことのない昔の映像もあります。まだ見たことのない未来のあなたもいます。ということはまだまだあなたの魅力を知れるということですね。それが凄く楽しみです。


ここで、少しだけ個人的な話をすると、私はSEVENTEENに出会うまで、何かを深く好きになったことがありませんでした。
好きなものはいくつもあったけど、“広く浅く”といった感じで、どれもそこまで夢中にはなりませんでした。
でも今は、毎日あなたの写真を見て、YouTubeを見て、SEVENTEENの音楽を聴いて、本当に楽しくて幸せな毎日を過ごしています。誰かを好きだと大声で言えることが、こんなに幸せなことだとは思ってもいませんでした。


ただ、それが
この半年でここまで深くあなたを好きになったことが、幸せでもあり、同時に、どんな形であれいつかやってくるあなたとの別れを思うと、時々怖くなります。
誰かと離れるのが怖いなんて、今まで思ったことがありませんでした。

永遠なんて無いのに、この幸せなSEVENTEEN-CARATの時間が永遠に続いて欲しいと思ってしまうから不思議です。

そして、8年を過ぎて、アイドルとして叶えたい目標はほとんど叶えたようなあなたたちSEVENTEENに、なんでもっと早く出会わなかったのだろうと、あなたたちが走ってきた“ここまで”を知らないことを、少しだけ悔やむこともあります。

でもきっと、あなたたちにとってはいつCARATになったかはそんなに重要じゃなくて。
今、そしてこれから先ずっと、自分たちを好きでいてくれることの方が重要なんじゃないかなと思うから。

だから、難しいことは考えないようにしました。

今、この一瞬、あなたを照らすCARATとして
精一杯、笑顔で、遠くにいても会場にいても声援を届けます。
少しの間あなたに会えない時が来ても、時間に追われても忘れません。
息が切れるまで追い続けるし、息が切れても少し休んで、また追いかけます。絶対に。

就職活動も本当はしたくないし、今でもまだ霧の中で毎日心が折れそうになっているけど、SEVENTEENに胸を張って笑顔で会いに行くために、SEVENTEENの音楽に背中を押されてゆっくりでも足を止めずに走っています。

あなたたちが、CARATが誇りに思うようなアイドルになろうとしてくれているように
あなたたちが誇りに思うようなCARATになります。
あなたの存在の理由であり続けます。

いつも元気で、幸せでいてください。
それが私からあなたたちへのただ一つの願いです。

この半年、一緒に走ってくれて、笑顔にしてくれて。本当にありがとう。
また会える日を楽しみにしています。

大好きです。


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