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1回目の転院と優しい先生とフーナーテスト【これまでの記録7】

こんにちは。引き続き不妊治療の通院休暇中です。先日まであった流産後の生理、痛みと量が大きく、結局一週間ほど続きました。生理終了後は気圧の影響か頭痛に見舞われ、ようやく体調落ち着いてきた感じです。
通院はお休み中ですが、サプリ(ビタミンDと葉酸・ラクトフェリン)と漢方薬を飲み、起きた直後に体温を測ることは続けています。
今回の過去記録は前回のnoteの続きで、1回目の転院をした時の話を書きます。「1回目の転院」なので今の病院の前に通っていた病院の話です。

★ここから過去の記録です。

2018年10月。
ファミワンからの病院紹介後、早速ネットで初診予約した。転院先はコンクリート打ちっぱなしのこじんまりとしたクリニックだった。
診察室に入ると、ニコニコした笑顔の優しそうな院長先生がいた。「こんにちは、初めまして」と挨拶してくれた。
私「ファミワンさんからの紹介できました」
院長先生「そうか~。それは責任重大だな。さて・・・これから、この病院でやってみたいこととかある?体外受精とかは考えてる?」
「体外受精」という言葉が出てきて、私も夫も固まってしまった。これまで人工授精2回しかやってないので、まだ遠い話だったからだ。なので、まだ体外受精は考えてないことを伝えた。
院長先生「そうか~でも折角転院したから色々やってみよう。まずはフーナーテストとか受けてみる?」
フーナーテストとは、検査前日に性交して、検査日に子宮頚管の粘液を採取、その中に精子が何個いるかみることで精子の運動具合を見る検査だった。精子の運動性が悪いと卵管まで泳いでいけないので、精子がどんな動きをしているかも観察するようだ。
早速1週間後、検査を受けた。内診をして、綿棒のようなもので粘液を採取する流れだった。
「こんにちは、まりんごさん。元気?」
内診をする時にカーテンの向こう側から少し顔をのぞかせて、先生が明るく挨拶してくれた。いきなり内診棒をいれてくる前病院では、考えられない事だった。内診自体は正直少し痛かったが、先生の明るい気遣いに私は安心することができ、少し泣きそうになった。
あまりにも嬉しくて検査の後の診察で「前の病院では挨拶が全く無かったので、先生の挨拶にとても安心しました」と伝えると「そっか~。必ず挨拶はしてるけどな。挨拶は大事なものだと思うけどね」と笑顔で話してくれた。
院長先生「妊活は楽しく過ごすことが大事!まずは夫婦で仲良く!『ラブラブファクター』が大事だよ。いっぱい遊んで仲良くしてね!」
先生は明るく気持ちを持っていれば、妊娠に繋がることをいつも話してくれた。診察室を出る時、私も夫も笑顔になることが多かった。

さてフーナーテストの結果だが、顕微鏡下400倍1視野あたりの運動精子数が
優  15個以上 妊娠率が高い
良  10~14個 妊娠が期待できる
可   5~ 9個 妊娠がやや期待できる
不良  4個以下 妊娠率が低い
なのだそうだが、検査結果は2個で「不良」だった。仕事後に病院に寄り、一緒に結果をきいた夫はがっくりと落ち込んでいた。

その後、院長先生と治療方針を相談し、3回目の人工授精にトライしてみることになった。クラミジアなどの感染症検査や高温期のホルモン検査などの為に血液検査を幾つかした後、人工授精の約1週間前に通水検査をすることになった。
この通水検査が、採卵なども含めた全ての処置の中で一番の激痛だった。

そんな通水検査と人工授精については次回以降の記録で書こうと思います。最後まで読んで頂いてありがとうございました!ではまた!

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