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Whaam!|マップデザインの基礎

ポップアートにインスパイアされたマップスタイル

ポップアートの画家「アンディ・ウォーホル」や「ジェームズ・ローゼンクイスト」、「ロイ・リキテンシュタイン」からインスピレーションを受けたデザイナーズマップスタイル「Whaam!」を作成しました。

ポップアーティストは、機械で作られたものを自身の手で模倣した作品を制作していました。
実際、リキテンシュタイン自身、自分の作品を「アメリカ絵画ではなく、実は工業絵画である」と特徴づけています。

このポップアートの気ままさを表現するために、マップスタイルを以下の特徴でデザインしました。

  • 限定された鮮やかなカラーパレット

  • 太い黒のライン

  • 「ベンデイドット」*のテクスチャー

  • 表情豊かなフォントや星形の表現

*ベンデイドット:地図にマンガのような雰囲気を与える小さな色の丸のことです。初期のコミック出版社が、緑、紫、オレンジ、肌色などの陰影や二次色を安価に作成するために使用しました。

▲ロイ・リキテンシュタイン「Whaam! 」


▲ロイ・リキテンシュタイン、ニューズウィーク誌表紙 1966年

デザインの背景

このデザインを生かしたのは、繊細なテクスチャーです。薄いシアンの背景の上に、濃いシアンの小さなドットを間隔をあけて配置し、地図を拡大すると目の錯覚を起こすという、まさにポップアート的な手法で表現しています。
CMYKの原色と二色を使い分けることで、伝統的な印刷のバリエーションを表現し、鮮やかで遊び心のあるビジュアルに仕上げました。
街並みに合わせて、道路は自動車道から裏通りまで、黒のラインで太さと不透明度を階層ごとに変えています。
主要都市のラベルには鮮やかな赤の手書き風表示フォントを、高速道路のシールドにはロイヤルブルーのカスタムベクターの星形を使用し、気まぐれなタッチを表現しています。

スタイルをインポートする

Mapbox StudioのアカウントWhaam! をインポートし、レイヤーをカスタマイズして自分だけの作品を作りましょう。
ぜひ以下の応用をお試しください。

  • 書体とカラーパレットを変更してみる

  • 独自のカスタムベクターパターンを作成し、ここで使用した水や陸のパターンに置き換える

  • 星条旗をあなた自身のベクターシールドに置き換える

「Whaam!」以外の作品もぜひお試しください。Standardは20世紀初頭の自動車マップをベースにしたレトロな雰囲気のマップです。
Moonlightは、ミニマルなパレット背景とモダンな書体が組み合わされ、ブランディングに最適です。
North Starは、クラシックな航海地図を再解釈したもので、海をテーマにしたデータを表示するのに最適です。

*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です。

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