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Mapbox Japan設立3周年!

3年前、ソフトバンクとMapboxは、日本における地図の変革を目指し、共同事業を行うことを発表しました。今年の3月に創業3周年を迎えましたが、この記事では、日本チームの思い出をご紹介します。

▲3周年を祝う美味しい記念お菓子

3周年のストーリーを伝えるために、日本を拠点とする二名のMapboxerにインタビューしました。 シニアディレクター、テクニカルアカウントマネージャーの矢澤 良紀さんと、広報・マーケティングの山家 千晶さんです。

矢澤さんは、日本における最初の社員です。入社当初はどのようなことに注力されていたのでしょうか?
最初のミッションは、お客様のヤフー株式会社様のMapboxプラットフォームへの移行でした。強いコミュニケーションを確立するために、私はアメリカのエンジニアとヤフー様をつなぎましたが、異なる言語と文化圏で行わなければならない難しい二つの挑戦がありました。一つはデータの移行、もう一つはヤフー様のニーズに合わせたMapbox Tiling Service (MTS)の使用方法について協力することです。この二つの変更は、日本でのサービスの基本になり、ヤフー様の30以上のサービスを移行することに成功しました。

▲丸の内北の最初のMapbox Japanオフィス

日本支社の開設に尽力されましたね。このオフィス開設の意思決定プロセスと役割について教えてください。
WeWorkは、Mapboxのような企業が日本でオフィスを開設する際に役立つサービスを提供しているので、そのサービスを利用して、アメリカのチームの助けを借りながら、東京駅の目の前にオフィスを開設しました。

▲現在の虎ノ門オフィス

最初の2ヶ月間は、現地人は私一人でしたが、アメリカやシンガポールのオフィスから、毎週のようにたくさんの人が訪ねてきてくれました。日本にいるのは私一人なのに、一度に15人以上の人が訪れてくれました!現在、Mapbox Japanチームは虎ノ門に新しいオフィスがあり、東京で50人以上のフルタイム従業員を雇用しています。

▲2022年、ピーター・シロタ(Mapbox Inc. CEO)と高田徹(Mapbox JapanのCEO)によるAll Handsでの日本オフィスチーム写真
▲ピーターが対面で日本のAll Handsでプレゼンを行っている様子

この3年間で、一番好きな思い出や成果は何ですか?
一番の思い出は、Mapboxのチーム、パートナー、お客様と一緒にたくさんのディナーを開催したことです。お互いのことをより深く知ることができますし、日本文化を世界中の仲間と共有できるのはとても楽しいことです。

▲名古屋でのAnder de OliveiraさんとBruno Abinaderさん

Mapboxに入社した理由のひとつに、位置情報ゲームにとても興味があったことが挙げられます。初期の位置情報ゲームでは、地図がゲームを面白くする重要な要素であることに気づきました。
サンフランシスコでYoung Hahnに初めて会ったとき、実は会社のパーティーでゲーム業界にアタックすることを非公式に提案したんです。何年もかけてこの市場を理解した後、この夢を現実のものとし、2022年にMapboxに最初のゲーム顧客をもたらす手助けをしたことが、私の一番の成果です!

山家さんは、広報・マーケティングチームでの仕事を通じて、Mapbox Japanにエキサイティングな出来事をもたらしてきました。これまでで一番好きな思い出を聞かせてください。
一番好きな思い出は、2022年9月に開催された「ツール・ド・東北 2022」です。ツール・ド・東北は、ヤフー株式会社と河北新報社が主催する自転車イベントで、2013年から、東日本大震災の復興支援と、震災の記憶を未来に残すことを目的に開催されているイベントです。

Mapbox Japanはゴールドパートナーとしてイベントに協賛し、イベントを盛り上げるためのリアルタイムマップを制作しました。Mapboxのエンジニアをはじめとしたチームメンバーが協力してこのマップを作り上げ、当日もイベントの観客に大好評でした。このプロジェクトを通して、部門を超えてMapbox Japanのチームワークを深めることができたと思います。

2023年もツール・ド・東北に協賛するため、より多くの社員を巻き込む予定です。今年はツール・ド・東北の第10回目ということで、より一層盛り上げたいと思います!

これまで手がけたチームの大きなマイルストーンは何ですか?
私が携わった大きなプロジェクトとしては、2021年8月に開催された「マップアドネットワーク記者発表会」です。この発表会は、Mapbox広告プラットフォームに関連する、他の地図事業者7社とのコラボレーションの集大成でした。また、広告製品のβ版を初めて一般公開したのもこの発表会の場でした。私は、このプロジェクトの準備と調整を担当したので、Mapbox Japanが初めてメディアで紹介されたときは、とても感動しました!

お話を聞かせていただきありがとうございました。Mapboxに入社したいと思っている方に向けて、なぜMapboxにいるのか、教えてもらえますか?
山家:Mapboxの製品は、業界を問わず柔軟に使えるため、どんなビジネスでもサポートできますし、その可能性の広さが、Mapboxの最大の特徴だと思っています。
そんなMapboxは、積極的にあらゆるタイプの新しい仕事にチャレンジできる場であり、自分自身を成長させることができる、素晴らしい場所だと思っています。

矢澤:私は、Webやデジタルコンテンツの管理会社で、ビジネスロジックを構築するためのコンサルティングを行うプロフェッショナルサービス出身です。ですから、地図とは全く関係のない経歴でしたが、趣味はNianticのINGRESSなどの位置情報ゲームでした。今、Mapboxは、約3年半前に想像していた通り、ゲーム業界にも参入しています。
初日から、Mapboxの人々と一緒に仕事をするのがとても魅力的でした。Mapbox Japanは、当初は小さな会社でしたが、現在では50人以上のフルタイム従業員が働いており、このチームとロケーションビジネスの成長は、非常にモチベーションの高いものです。

▲2021年の忘年会

Mapboxでの仕事に興味がある方は、採用情報ページでご確認ください。

*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です。

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