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二元のゲームについて(4)#WBC

WBC ご覧になられましたか?
ホントいいものを見せていただきました✨

私は残念ながら
決勝はリアタイでは
見れなかったのですが(苦笑)

非常に感動し、揺さぶられました。

今回 侍ジャパンが得た結果と
今回のテーマがとてもよく表れているので
関連付けて綴りたいと思います。

彼らがなぜ、
このような素晴らしい
結果を得たのか!

それは
その場、その一瞬に
どれだけ力、氣を注いでいるかです。

ベンチの雰囲気、
短期間でのチームの絆づくり、
信頼関係、
これが 結果的に
優勝という結果と結びが起きたのです。

正直、
皆さんの方が詳しいと思いますが、
選手のレベル、技術的においても
どのチームが優勝しても
おかしくない程、
どのチームも本当に素晴らしいです✨👏

しかし、どんな差があって
この結果の違いは
起きてくるのでしょうか?

それは
発したエネルギーの差です。

もちろん
目に見える
行動、技術もエネルギーの一つです。

しかし、それだけではないのが
この現実の面白いところです。

だから、やり方だけマネをしても
同じ結果は得られないのです。

宗教も道徳も教育も
社会現象においては
これは全部に言えることです。

基本、行動は 何をしててもいいのです。
行動が無意味なのではありません。
口先、小手先だけの行動では
影響力が在り方より小さいだけで、
無意味ではありません。

例えるなら
口先、小手先の奉仕は
口先、小手先だけの「ありがとう」
が返ってくるだけのこと。

自分が出した
エネルギー、意志、本音に
沿って現実が創造されます。

本音と行動が一致してないのは
アクセルとブレーキを同時に踏み、
より影響力が強い方の現実が体験されます。
しかも行動は抽象度が低いので
相当の努力をしなければ
本音の影響力には及ばないのです。

なので 理想の本音にそった行動をすると
理想の現実創造のスピードは加速する

身口意が一体化することにより加速します。
空海はそれを体現された方の一人でしょう。

そして このたびの
侍ジャパンの在り方
まさにそうです。

発したエネルギーが
返ってきてるだけ。
つまり、
どんな結果も
願いは叶っている状態です。

どのチームも優勝を
目指されていたと思いますが、
このエネルギーの抽象度の差で
結ばれる結果が異なったのです。

恐らく多くの方が
村上選手の準決勝での
最後の打席の逆転タイムリーのあの瞬間に
優勝も確信したことでしょう。

その奇跡的な勝利からの流れなので
優勝はあの時点では必然なのです。

しかし、
沢山あった分かれ道の中でも
一番大きかったのは
決勝ではなく

準決勝の9回裏
村上選手打席に立つまでの瞬間でした。

不振が続く村上選手を
根拠がなくても
村上選手を信じるということは
監督、選手、見守る応援する家族、応援の人
そして村上選手本人が
一人 ひとり 自分を自分の世界を
信頼し委ね、一致した瞬間でもあるのです。

それがほんの僅か
相手チームよりも信頼が
上回ったのです。

更に
これは勝ち負けという二元の世界を
超えた試合でもあるのです。

対戦相手のメキシコのベンジー・ギル監督
のコメントでもそれが汲み取れます。
「Japan advances, but the world of baseball won tonight.
(日本が勝った。しかし、今夜の試合は野球界そのものの勝利だ)」

彼の言葉に私は震えました。

試合では勝負はついたのかもしれません。

しかし、お互いその場で悔いなくエネルギーを
注ぎ合ったからこそ、
真剣に向き合ったからこそ、
その場、試合そのものにリスペクトが
生まれたのです。
事実上 自他不敗 です。

抽象度の高い部分でみんなは繋がっているのです。
常に自分も他人も物も場も一つに繋がり
その場を創り、表現しているのです。

全ての存在そのものを引き受けた瞬間です。

これが二元を超えるということです。
勝負という二元を超えたことを示しています。

さらに面白いのが
大谷選手が高校3年生のときに書いた
今後の人生を描く『人生設計ノート』には、
『27才でWBC MVP』
といった言葉が並んでいるというのです!

一年のズレはあったものの
宣言できるというのは
自分と自分の世界を
無条件に信頼している証なのです。
根拠に頼ってないのです。

練習したから、
才能あるから、
努力するから、
勝負の結果など
これらは全ては 
実は現象というおまけです。

信頼した分だけ
色々な形、表現で
確信、本音に沿って
現象化されていくのです

現象だけに拘ってしまうと
現象という狭く
小さな循環の世界のみで
抵抗を受けながらの世界になります。

それを超えた世界を垣間見せてくれた
本当に本当に素晴らしい大会でした✨
感謝が溢れてきます。

これだから 人間やめられないのです(笑)

(5)に続きます。

最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございます。













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