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40代歯列矯正レポ #1|なぜ今さら?〈前編〉|嚙み合わせが歯周病の原因に?
お金のかかる歯列矯正
どうせやるならならもっと早く(若いうちに)
やればよかったのに、なぜ今さら?
それには、美醜の問題ではない、
切実な事情がありまして…
以前通っていた歯科医院をやめ、
新しい所に通うことにした時のこと。そこは、
最初に入念な検査をする歯科医院でした。
「歯周ポケットの深さが7mmのところが
ありますね、歯周病が進行してます」
…え? わたし、歯周病なの?
以前の歯科医院では指摘されなかったし、
通うのを辞めた後も、歯石取りだけは、クリーニング専門のクリニックで続けていたのに…
「どんなに歯磨きを頑張っても、
歯周病の進行を防げないことがあるんですよ」
歯周病とは
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。
〈歯周病はこう進む!〉
①歯磨きが不十分などの理由で
歯垢(プラーク)が残る
②歯垢(プラーク)の中の細菌が
歯肉に炎症を引き起こす
③やがては歯を支えている骨を溶かしていく
④結果的に歯を失う原因に…
歯垢(プラーク)が残って硬くなったものが歯石です。歯石ができると、歯石の中や周囲にさらに細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けるとのこと(怖っ!)。
歯石になってしまうとブラッシングでは取り除くことができず、歯科医院でのクリーニングが必要になります。
歯周病は治せるの?
以前は「不治の病」とさえ言われていたようですが、現在では歯周治療は急速な進歩を遂げ、
予防も治療もできるようになっているそうです。(よかった涙)
実際、私は、歯周病治療として、歯ぐきの深いところの歯石取りをしてもらいました。
結果、歯ぐきの炎症は収まり、歯ぐきが引き締まって、歯周病は現在改善しています。
歯周病の直接的な原因は歯垢(プラーク)なので、日常的な歯磨きと、歯科衛生士さんによる専門的なクリーニングを定期的に行えば、本来、
歯周病は予防・治療できるはず、なのですが…
どんなに歯磨きやクリーニングを頑張っても、
噛み合わせの悪さで歯周病が進行してしまうことがある、そして、私にはそのリスクがあると言うのです。
噛み合わせの悪さが歯周病を進行させる?
歯周病は、歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気。歯槽骨が溶けることを骨吸収と言います。
骨吸収は、歯周病だけでなく、噛む力が強いことでも進行してしまうとのこと。普段の食事で硬いものを噛む程度の力は気にしなくてもいいそうですが、問題は無意識の就寝中にする歯ぎしり・くいしばり・かみしめ。この時は、体重の2~5倍(人によっては~1,000kg)もの荷重が顎にかかっており、これが骨吸収を進めてしまうかもしれないのです。
まとめ|歯周病を防ぐための歯科矯正は必要?
正直、歯科矯正の案内をされた時は、
歯科医院のセールスだと思いました。
ホラーストーリで歯列矯正の必要性を説いてるんだろうな、と。
やるべきかどうか悩み、
いろいろなサイトを調べていたところ…
「このままだと私は80歳までに20本の歯を
残せる可能性が0.0%らしい」
という情報に行きついたことで、
歯列矯正を決断します。
この続きは「#2 なぜ今さら?〈後編〉」で!