ヨガを伝えるのは愛次第
彼女からまた別のお誘いがきた
絶賛子連れの私たちは彼女のお家でヨガをしていても、もちろん子どもがおりますねん
『託児付きヨガ行かへん?』
バスに乗りワクワクしながら向かったあの日
『今日は託児の先生が急遽お休みで..』
すると、彼女が
『うち、託児するからまおちゃんヨガして‼︎』
えっ?
何言ってるんだこの人...
絶対自分もヨガしたいはずやん...
託児すんのー⁈
申し訳ない気持ちを抱えたまま
思いっきり甘えさせてもらい
わたしは1人の時間のヨガを初めて経験する
感想...
最高やないかー‼︎‼︎‼︎
ものすごく贅沢だった
こどもは可愛い
こどもは愛しい
だけど自分がどんどん薄くなってたんやね
わたし
集中してヨガしたら
気づいちゃったんだよね
わたしの存在に
わたしの感覚に
レッスンが終わり
キラッキラの彼女がこう言った
どうしても私に
託児ありの場所で
ヨガをしてほしかったと
ここに来るまで私たちはこの日を楽しみにしていたし
バスに乗って子供を連れて向かった先の
アクシデント
彼女は嫌な顔なんてしなかった
【喜んで託児をする】を選んだ
あれから10年は経ったかな
今やっと
彼女のような行動を迷わず取れる自分になれた気がする
ヨガの良さを実感したヨギーは
自分の得となることよりも
そこに見合うものを得ることよりも
1人でもヨガの道を知り
1人でもヨガで救われ
1人でもヨガでワクワクしてほしいと
あの時から彼女は
GODだった